食中毒の事案発生について (令和4年4月26日(火曜日)発生)

前橋市内の医療機関から、「寮生活をしている7人が、今朝から腹痛、下痢の症状を発症して当院を受診した。発症時間及び症状から、寮で提供されている食事が原因の食中毒ではないかと疑っている。」との電話連絡があり、調査しました。
その結果、当該施設で提供された食品を原因とする、ウエルシュ菌による食中毒と断定しました。
事件の概要は以下のとおりです。

概要

原因施設

市内給食施設

違反内容

食品衛生法第6条違反

(不衛生食品の調理提供による食中毒発生)

調査結果

原因施設が令和4年4月25日から27日の間に夕食として調理・提供した食品を食べた234人中43人が食中毒症状を呈していることを確認し、以下のことが判明しました。

  • 発症者の共通食は原因施設で調理・提供された食品のみでした。
  • 発症者の症状はウエルシュ菌による症状に合致していました。
  • 発症者の便からウエルシュ菌が検出されました。
  • 発症者を診察した医師から、食中毒発生届が提出されました。
  • 施設内での感染症を疑うエピソードはありませんでした。

以上により、当該施設が調理・提供した食品による食中毒事件と断定しました。

施設の措置

営業停止命令3日間(令和4年5月1日(日曜日)から令和4年5月3日(火曜日))

指導内容

施設の衛生確認及び営業者への衛生指導

ウエルシュ菌

ウエルシュ菌は人や動物の腸管内、土壌、水中など自然界に広く分布しています。自然界に分布する菌は熱に弱いものが多いですが、食中毒を発生させる菌は、熱に強い芽胞を作り、エンテロトキシン(毒)を産生して、下痢などを起こします。

 

主な原因食品

カレー、シチュー、煮物、大量に調理した食品

発病までの時間、及び主な症状

感染後、6~18時間(平均10時間)で発症し、腹痛、下痢が主な症状で、比較的軽いことが多い。

予防・対策

  • 前日調理はせず、加熱調理したものはできるだけ早く食べる。
  • 一度に大量の食品を加熱調理しない。
  • 加熱した食品は、小分けするなど工夫して速やかに冷却する。

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健康部 衛生検査課 食品衛生係

電話:027-220-5778 ファクス:027-223-8835
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更新日:2022年05月15日