入浴施設におけるレジオネラ症予防対策について

レジオネラ症の発生を防止し、安心して市内の入浴施設を利用していただけるよう、「前橋市旅館業法等施行条例」及び「前橋市公衆浴場法施行条例」の中に、営業者の方に守っていただく必要のある基準が定められています。

営業者の皆さんは、条例及び規則に規定した事項を遵守して、「安全・安心」な入浴サービスの提供をお願いします。

レジオネラ属菌とは?

  • もともと土壌、河川、湖や沼に生息するグラム陰性桿(いんせいかん)(きん)
  • 水温25~42℃程度が好適
  • pH5~10の範囲では菌が増殖
  • 浴槽水の有機物の汚れを栄養分とする細菌の繁殖
    → アメーバーなどのレジオネラ属菌の宿主生物の繁殖
    レジオネラ汚染

 

感染経路は?

レジオネラ属菌を肺に吸い込むことにより感染

症状は?

  • レジオネラ肺炎
    潜伏期間:2~10日
    症状:悪寒・高熱・吐き気・意識障害 などの急性肺炎の症状
  • ポンティアック熱
    潜伏期間:1~2日
    症状:インフルエンザに似た熱性疾患

入浴施設におけるレジオネラ対策のポイント

付けない   (レジオネラ属菌の温床となる生物膜等を浴槽や循環系統に付着させない)

増やさない (増殖のための栄養源を除去する)

吸わせない (汚染の可能性の高い水粒を吸い込ませない)


入浴施設における浴室で使用する温水の管理方法、清掃等の維持管理、営業者自主管理の基準についてはこちらをご確認ください

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更新日:2019年06月27日