白く濁った水が出るとき

白く濁った水が出るとき その1

原因

水の中に空気が入っていると考えられます。
水道水を勢いよく出したり、近隣で水道工事があると、蛇口や水道管内に空気が入り込み、細かい気泡となって水が白く濁ることがあります。この事例は、湯沸器のお湯においても多く見られます。

対応

コップに水を取って、下のほうから徐々に透明になれば、空気の混入であるため心配いりません。しばらく放置しても透明にならなければ、亜鉛等の溶出が考えられますので、この場合、浄水課までご連絡ください。

白く濁った水が出るとき その2

原因

水の中に亜鉛が溶出していると考えられます。
これは水の滞留時間が長い程発生しやすく、開栓直後の出し始めの水に多く見られる現象です。
また、この水を煮沸し、放置しておくと、水の表面に白い油膜状のものが形成されます。

対応

水道水が透明になるまで捨水してください。亜鉛の溶出が進行すると、鋼管が露出して赤水が発生しやすくなりますので、赤水が著しい場合は、給水管(本管から蛇口までの管)の取りえ等の検討も必要になります。

参考

亜鉛は人及びすべての生物にとって必須元素であります。成人の1日の必要量は概ね15ミリグラムとされています。亜鉛は毒性が比較的低いため、健康障害については、極めて多量に摂取したときを除き問題ありません。
水質基準は、1.0ミリグラム/リットル以下に設定されていますが、これは水への着色や、味に影響を及ぼさない観点から定められています。

参考資料

    

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水道局 浄水課 水質係

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更新日:2019年02月01日