大胡城・牧野氏まつり

大胡城・牧野氏まつりとは

“常に戦場にあるの心を持って生き、ことに処す―”「常在戦場」を家訓とし、初代大胡藩主として大胡地区の町割りの基礎を築いた牧野康成公。その牧野康成公の功績を称えるとともに、かつての居城であり、大規模な城郭構造が残存する大胡城址を全国へ発信するため「大胡城・牧野氏まつり」を開催しています。

        火縄銃演武

 

イベント内容 ※令和元年度開催内容

雄大な大胡城址を舞台とした大迫力の演武をはじめ、勇壮な武者行列や牧野氏についての歴史講演など「城下町大胡」の魅力が詰まった様々なプログラムを行いました。

 

日時

令和元年7月27日(土曜日)午前10時~午後4時30分

会場

大胡シャンテ マルエホール、養林寺、大胡城址ほか

 

プログラム

大胡牧野氏歴史観光ガイド

午前10時より前橋学市民学芸員の方々にガイド員を務めていただき、牧野氏ゆかりの大胡のまちをご案内しました。     

 

コース内容

養林寺~大胡城址~大胡神社~長善寺

前橋四公教養講座

講演会

午後2時から大胡シャンテマルエホールにて、東京大学史料編纂所の教授である本郷和人さんを講師に迎え、「徳川家臣・牧野氏と大胡城」と題した講演会を開催しました。

大胡武芸行列(養林寺~大胡城址)

午後2時30分に、大将役を務めた牧野家第18代・牧野忠慈さんの掛け声のもと、栃尾衆鉄砲隊や忍者集団靁凮刃(らいふうじん)、長岡米百俵まつりPR隊など牧野氏ゆかりの演武者たちが養林寺を出陣しました。行列には、地元「大胡城山道場」の子供たちも加わり、それぞれの衣装を身にまとい大胡城址を目指しました。

大胡城山道場       

 

            

 

大胡城演武絵巻

午後3時になり、上州風神太鼓保存会の演奏に合わせ、大胡城演武絵巻の出演者が入場しました。

手島 実優さん(女優) ~朗読~
手島実優

大胡城主・牧野康成公の正室・於虎に扮した手島さんが、牧野氏の歴史を朗読により色鮮やかに紹介しました。

栃尾衆鉄砲隊 ~火縄銃演武~

稲田隊長の説明とともに次々と発砲する「三段撃ち」や、隊員全員が同時に発砲する「一斉射撃」など、当時の技法を再現する迫力の演武が披露されました。

     

 

伊賀忍者集団 靁凮刄(らいふうじん) ~忍術演武~

忍者が実際に使用したとされている鎖鎌や手裏剣など、様々な武器の解説を交えながら、伊賀の忍術をアクロバティックに実演し、会場は大いに賑わいました。

       

 

長岡米百俵まつりPR隊 ~寸劇~

北越戊辰戦争に敗れ、焦土と化した長岡藩へ支藩から“米百俵”が送られてきます。当時の大参事・小林虎三郎は「人材育成こそが復興にとって肝要である」とその米を藩士に分け与えず、売却し、学校創立の費用に充てました。この「米百俵の精神」は大胡のあとに牧野氏が治めた長岡の地の気風として根付いており、当日は寸劇でその逸話が紹介されました。

       

 

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更新日:2019年12月04日