動画紹介【文化国際課】

アーツカウンシル前橋

第6回文化芸術市民会議

ACM第6回文化芸術市民会議

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第6回アーツカウンシル前橋 文化芸術市民会議

リモート開催 Microsoft Teams

日時:令和3年2月20日(土曜日)午後2時~3時30分

会場:前橋シネマハウス

講演 「前橋に再び映画文化を根づかせるために」

(友岡統括責任者×前橋シネマハウス支配人・日沼大樹)

(友岡統括責任者)

日沼さんが前橋シネマハウス支配人になった経緯・運営のコンセプトはどんなものか。

(日沼支配人)

・前橋映画サークル会長をしていた祖父が「群馬映画社」を設立。家業とも言える映画に携わる仕事を終わりにしたくなかった。

・新しい映画の方向性や伝え方を考えて行こうと思い、映画業界へ戻った。そんな時、前橋市より「前橋まちなかのにぎわい創出のために運営して欲しい」と依頼を受けた。

・心を動かされる映画に出会い、自分が「伝えたい」と思うことを映画が代弁する力に気づいた。映画館を運営して行けたら、もっといろいろな人に届くのではと思い支配人を引き受けた。

・宣伝が大きくなくても人に伝えたくなるような映画がたくさんある。そんな映画を上映するにも、前橋シネマハウスのようなミニシアターが必要とされている。

(友岡統括責任者)

・制作者と映画館の距離が近くなり、生身の人間に伝わる状況は芸術の成熟。コロナ禍により、作り手と観客、映画館が同じ場を作りにくくなり、共有できないのは残念。

・オンラインによる動画配信サービスなどで映像が溢れていることについてはどう思うか。

(日沼支配人)

・コロナ禍では感染リスク回避からネット配信先行になってしまう。これには危機を感じる。

・今まで映画館に来ていない方に来て欲しいと思っている。そのような方がオンラインによる動画配信サービスなどに慣れてしまわないか危惧している。

・海外と比べ、日本の映画館では1本映画を観る単価が高い。それも影響している。

(友岡統括責任者)

・映画館文化が根付いている年代はその価値を知っているが、それを経験しない世代の事を考えると映画館に足を運ぼうとする若者が減るのは止められない状況がある。

・時間と空間による拘束のハードルがあるが、そのハードルを超えるからこそ「映画館で観て良かった。」という経験が得られる。

(日沼支配人)

・映画館の空間は特別。不特定多数の人と感情を共有しながら、非日常の中で観られる映画館というものはとても良いものだと思っている。

(友岡統括責任者)

・一番身近にありすぐにアクセスできるが、簡単に非日常に入れる。それが映画館の魅力なのではないか。そういった空間を残していくことは、地方都市のためにも必要。

    ・若者を振り向かせるために取り組んだ事はあるか。

(日沼支配人)

前橋で制作し前橋が舞台の映画を上映したところ、地元の若者が中心になり自発的に活動をしてくれた。

(友岡統括責任者)

若い人達との繋がりは、小さい映画館だからこそ独特の関係が出来上がる。

(日沼支配人)

いろいろな団体に声がけをして作品を上映している。それにより地域との繋がりもできる。

(友岡統括責任者)

作品に対する“愛”を感じる。文化を支える人間には必要な事だと強く感じた。

(日沼支配人)

「こういうことを知ってもらおう」「こういった事を世の中に出して行こう」と、皆さんにも感じてもらえるような映画選択をしている。

(友岡統括責任者)

芸術の世界は儲かっているのはほんの一握り。商業的とは言えないが、そうではない所に良質な表現はたくさんある。それを何とかして多くの人に目をつけていただきたい。そういう作品をセレクトしていただき、ありがたい。

 

 

更新日:2021年03月10日