スポーツ活動中における熱中症事故の防止について

令和元年8月1日

スポーツをする皆様へ

前橋市長 山本 龍

スポーツ活動中における熱中症事故の防止について

 このところ猛暑日が続く中、全国的にスポーツ活動中の熱中症による事故が多発しています。
 熱中症は、スポーツ活動前に適切な水分補給を行うとともに、必要に応じて水分や塩分の補給ができる環境を整え、活動中や終了後にも適宜補給を行うこと等の適切な措置を講ずれば十分防ぐことが可能です。
 また熱中症の疑いのある症状が見られた場合には、早期に水分・塩分補給、体温の冷却、病院への搬送等適切な処置を行うことが必要です。
 熱中症は、体が暑さに慣れていない時期に起こりやすいことを踏まえ、スポーツ活動中における熱中症事故の防止に取組んでください。

(文化スポーツ観光部スポーツ課)

熱中症を防ぐための5つのポイント

  1. 暑いとき、無理な運動は事故のもと
    気温が高いときほど、また同じ気温でも湿度が高いときほど、熱中症の危険性は高くなります。暑いときに無理な運動をしても効果はあがりません。環境条件に応じて運動強度を調整し、適宜休息をとり、適切な水分補給を心がけましょう。
  2. 急な暑さに要注意
    熱中症事故は、急に暑くなったときに多く発生しています。急に暑くなったら軽い運動にとどめ、暑さになれるまでの数日間は軽い短時間の運動から徐々に運動強度や量を増やしていくようにしましょう。
  3. 失われる水と塩分を取り戻そう
    暑いときには、こまめに水分を補給しましょう。汗からは水分と同時に塩分も失われます。スポーツドリンクなどを利用して、0.1~0.2%程度の塩分も補給するとよいでしょう。
  4. 薄着スタイルでさわやかに
    皮膚からの熱の出入りには衣服が関係します。暑いときには軽装にし、素材も吸湿性や通気性のよいものにしましょう。屋外で直射日光がある場合には帽子を着用しましょう。
  5. 体調不良は事故のもと
    体調が悪いと体温調整能力も低下し、熱中症につながります。疲労、睡眠不足、発熱、かぜ、下痢など、体調の悪いときには無理な運動をしないことです。

出典:公益財団法人日本スポーツ協会ホームページより

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更新日:2019年08月02日