前橋市地域ケア会議に関する取り組み

地域ケア会議は、多職種や地域との連携により、個別事例の検討を始点として、個別課題を積み重ねることで、地域課題を発見し、その課題の分析と検討を通じて、政策形成へつなげていくことを目指しています。

また、本市における地域ケア会議は、（1）地域ケア推進会議（推進会議）、（2) 地域ケア調整会議（調整会議）、（3） 地域ケア実務担当者会議（実務担当者会議）、（4）地域ケア個別会議（個別ケース会議）、（5）地域ケア個別会議（自立支援型地域ケア個別会議）で構成され、各会議は、関係者の理解と協力を得ながら進めており、地域包括ケアシステムの構築に向けた連携の強化の一端を担っています。（以下、図のとおり）

本報告書は、本市における地域ケア会議の実施状況を整理し、地域課題を把握することを目的として、各会議の開始年度から令和2年度までの実施状況や現状評価と課題及び今後の取り組みを中心にまとめています。

本報告書を地域包括ケアに関する様々な取り組みに活用いただき、すべての高齢者が住み慣れた地域で「いきいきと暮らせる高齢社会」の実現へ向け、本市における「地域包括ケアシステム」がさらに深化・充実するよう、引き続き、関係する皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。