生活困窮者自立支援制度について

平成27年4月から、生活困窮者自立支援制度が始まりました。
この制度は、生活保護に至る前の段階の自立支援策として、仕事や経済的に困窮する等の複合的な悩みや問題を抱える生活困窮者の方を対象として、専門の相談支援員が相談者の方の状況に合わせた支援方法を検討し、問題の解決に向けて様々な機関とも連携しながら、「就職のこと」、「住居のこと」、「家計のこと」、「子どもの学習のこと」等をサポートする制度です。

ご相談窓口「まえばし生活自立相談センター」

前橋市では、市役所1階の社会福祉課執務室内に相談窓口となる「まえばし生活自立相談センター」を設置しています。(前橋市社会福祉協議会に事業を委託しています。)
「生活に困っているので、仕事を探したい。」、「離職によって家賃が払えず、退去を求められている。」、「公共料金等の滞納や債務に悩んでいる。」、「病気で働けなくなってしまい、今後の生活が不安。」など、対象となる方からの様々な相談をお受けいたします。

まえばし生活自立相談センターへのお問い合わせ

  • ご連絡先 027-898-6890、6891、6892(ダイヤルイン)
  • 開所時間 平日・午前8時30分から午後5時15分まで(土曜、日曜、祝日、年末年始を除く)

お一人で悩まず、気軽にご相談ください。
料金は無料です。詳しくは、お電話等でお問合せください。

支援の内容

1 自立相談支援

専門の相談支援員が相談を受けて、どのような支援が必要かを相談者の方と一緒に考え、具体的な支援プランを作成し、寄り添いながら支援を行います。

2 住居確保給付金の支給

離職・廃業から2年以内または休業等により収入が減少し、離職等と同程度の常用にあり、住居を失った方又は失う恐れのある方に対し、就職に向けた活動をすること等を条件に、一定期間(原則3か月)の家賃相当額(住宅扶助基準額)を支給し、住居及び就労機会の確保に向けた支援を行っています。
※新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、要件が緩和されています。
(注意)一定の資産、収入等に関する要件を満たしている方が対象となります。

3 就労準備支援事業(チャレンジセンターまえばし)

チャレンジセンターまえばしでは、「社会との関わりに不安がある。」、「長期間働いていなかったため、すぐに働くことが難しい。」、「他の人とコミュニケーションがうまくとれない。」など直ちに就労することが困難な方に、一定期間、個別カウンセリングやセミナー、ボランティア活動、企業への就労体験等を通じて、就労に向けた段階的な支援・就労機会の提供を行っています。
(注意)一定の資産、収入等に関する要件を満たしている方が対象となります。

4 子どもの学習支援事業(まえばし学習支援事業:M-Change)

子どもの貧困の連鎖解消に向けた取組として、生活保護世帯及び生活困窮世帯の中学生を対象に、高等学校等進学に向けた学習支援を実施しています。

5 その他関連事業

  1. 生活福祉資金貸付事業及び生活一時資金貸付事業
    前橋市社会福祉協議会が、まえばし生活自立相談センターと併せて、社会福祉課内で事業を行っています。
  2. 前橋しごと相談コーナー(ハローワーク常設窓口)による職業紹介
    国との一体事業として、市役所社会福祉課内にハローワークの常設窓口となる「前橋しごと相談コーナー」が設置されています。
    就労による自立に向け、職業案内等を行っています。

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この記事に関する
お問い合わせ先

福祉部 社会福祉課 生活福祉係

電話:027-898-5845 ファクス:027-223-8325
群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
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更新日:2020年04月22日