聴覚障害者への救急対応研修を実施しました（令和5年度）

令和5年10月27日（金曜日）、11月1日（水曜日）、24日（金曜日）、29日（水曜日）の4日間、救急隊員を対象に、コミュニケーションボードを活用した手話研修会を実施しました。

この研修会は、聴覚に障がいがある人にも安心して救急車を利用していただけるよう、救急活動時において筆談・手話に加えて、前橋市聴覚障害者福祉協会、前橋市手話通訳者協会、前橋手話サークル連絡会と共同で作成した同ボードを活用し、複数のコミュニケーション方法で聴覚に障がいがある人に寄り添った救急活動を行うことを目的として実施したものです。

このボードは、あまり馴染みのない救急用語を分かりやすい言葉に置き換えたほか、救急活動で必要となる情報を収集するだけではなく、聴覚に障がいがある人に少しでも安心していただけるよう工夫して作成しました。

今後も、前橋市消防局の全救急車に積載した同ボードを有効活用し、聴覚に障がいがある人に寄り添った救急活動を実施していきます。