外来種「アメリカシロヒトリ」について

外来種であるアメリカシロヒトリの幼虫(毛虫)は、クワなど樹木の葉を食べつくすため、発生により周辺の自然環境に影響を及ぼす可能性があります。被害の拡大を防ぐためには早期発見、早期駆除が重要です。
駆除や防除は発生樹木を所有・管理する方の責任となります。個人で駆除していただくか専門業者へ依頼し駆除の対応をお願いします。

アメリカシロヒトリの特徴

アメリカシロヒトリの幼虫

アメリカシロヒトリの幼虫

アメリカシロヒトリの基本情報
名称 アメリカシロヒトリ
原産地 北アメリカ
特徴・生態

・成虫は白い小型の蛾(体長約1cm)で、葉裏に産卵し、幼虫は5月~7月、8月~9月の年2回発生します。
・繁殖力が強く、1匹で多い場合は1000個ほど産卵します。
・幼虫は体長最大約3cm、白い長毛でおおわれています。
・ふ化したばりの幼虫は「巣網」内で集団をつくり、約1週間その中に留まり、葉脈以外の葉肉の部分を食害します。
・その後分散して樹木全体の葉を食害します。

被害樹木 クワ、ミズキ、サクラ、トウカエデ、プラタナスなど
主な被害

・幼虫による葉脈以外の葉肉部分の食害。
・樹木の周囲が糞で汚されるなど。
・幼虫(毛虫)に毒針毛は無く人体への直接の影響はありませんが、アレルギー反応を示すことがあります。

 

食害を受けた被害木の様子

食害を受けた被害木の様子

この記事に関する
お問い合わせ先

環境部 環境政策課 GX戦略係

電話:027-898-6292 ファクス:027-223-8524
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
お問い合わせはこちらから

更新日:2025年08月18日