身近な地球温暖化対策

身近な地球温暖化対策について掲載しています。

温室効果ガス排出について

日本における温室効果ガスの排出量の内訳をみると、二酸化炭素がその約9割を占めています。二酸化炭素は、私たちが生活するために石油や石炭などの化石燃料を消費(燃焼)することによって大気中に排出されます。家庭での排出源としては照明・家電製品などが一番多く、次に自動車、暖房、給湯の順で多くなっています(2021年度実績)。地球温暖化を防止するためには、私たちの生活を見直し身近なところから二酸化炭素の排出量を減らすことが必要です。

家庭でできる温暖化対策

家庭でできる温暖化対策(電気代は31円/kWhで計算しています。)
取組みの例 一世帯当たりの年間
CO2削減効果
一世帯当たりの
年間節約効果
冷房を1日1時間、使用時間を減らす。 約9.2キログラム
(1年あたり)
約580円
(1年あたり)
暖房を1日1時間、使用時間を減らす。 約19.9キログラム
(1年あたり)
約1,260円
(1年あたり)
冷蔵庫にものを詰め込みすぎない。
(注意)開閉時間の短縮、適正な温度設定も有効です。
約21.4キログラム
(1年あたり)
約1,360円
(1年あたり)
白熱電球を電球型LEDランプに取り替える。 約43.9キログラム
(1年あたり)
約2,790円
(1年あたり)
シャワーを不必要に流したままにしない。 約28.7キログラム
(1年あたり)
約3,210円
(1年あたり)
お風呂に間隔をあけずに入浴する。

約85.7キログラム
(1年あたり)

約6,190円
(1年あたり)
電気ポットを長時間使用しないときはプラグを抜く。 約52.4キログラム
(1年あたり)
約3,330円
(1年あたり)
洗濯物をまとめて洗う 約2.9キログラム
(1年あたり)
約4,510円
(1年あたり)
温水洗浄便座を使わない時はフタを閉める。 約17キログラム
(1年あたり)

約1080円

(1年あたり)

1日1時間テレビを見る時間を減らす。 約8.2キログラム
(1年あたり)
約520円
(1年あたり)

賢い家電製品選定の方法

家電製品の省エネ性能は年々高まっています。
買換えの際に、省エネ型の製品を選択することで家庭の省エネに繋がります。
例)冷蔵庫:10年前と比較すると約40~47%の省エネ

省エネラベリング制度

省エネ法により定められた省エネ基準をどの程度達成しているかを表示する制度で平成12年に開始したJIS企画の制度です。省エネ基準を達成している製品には緑色のマークを、達成していない製品には橙色のマークを表示することができます。ラベルは、製品本体やカタログなどに製造事業者が表示するもので、消費者等が省エネ性能の高い製品を選ぶ際の目安になります。

省エネラベル

統一省エネラベル

平成18年の省エネ法改正により、小売事業者にも製品の省エネ性能に関する情報提供の努力義務が課され、「統一省エネルギーラベル」の表示による「小売事業者表示制度」が平成18年10月に開始されました。統一省エネルギーラベルは、省エネ性能を高い順に5.0~1.0までの41段階の星で表示した多段階評価、年間の目安電気料金などを組み合わせたもので、照明器具、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、電気便座、テレビ、電気温水機器、ガス・石油温水機器、エアコンが表示対象となっています。

統一省エネラベル

省エネ機器の選び方

家電等の製品を選ぶときに役立つ省エネ基準の詳細は、下記からご確認ください。

省エネ型製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」の活用

環境省では、省エネ型製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」において、現在使用している家電を最新の省エネ型家電に買換えた際の年間の省エネルギー効果や二酸化炭素排出量をグラフで分かりやすく表示、買換え効果を確認することができます。

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環境部 環境政策課

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更新日:2023年06月01日