前橋市内で「セアカゴケグモ」が確認されました【令和2年6月23日】

前橋市元総社地区の民家において、特定外来生物「セアカゴケグモ」が1匹確認されました。前橋市内では初めての確認ですが、県内では、平成17年8月以降散発的に確認されており、今回で8例目です。（高崎市2例、伊勢崎市2例、みどり市1例、玉村町2例）

なお同日、発見場所及びその周辺において生息状況を調査しましたが、新たな個体等は確認されませんでした。

1. 令和2年6月21日（日曜日）
   セアカゴケグモと疑われるクモ1匹を家人が発見し、踏みつぶして駆除。
    
2. 令和2年6月22日（月曜日）
   発見者が電子メールにて、県立ぐんま昆虫の森へ連絡。
    
3. 令和2年6月23日（火曜日）
   県立ぐんま昆虫の森職員によりセアカゴケグモであることを確認。同日、前橋市職員及び群馬県自然環境課職員により、発見場所等の生息調査を実施し、新たな個体の確認はなかったが発見場所等に殺虫剤を散布。

発見場所及びその周辺における生息の可能性を完全には排除できないため、引き続き前橋市及び群馬県で情報収集を行います。

• オーストラリア原産。体長1センチメートル程度の黒いクモです。メスは腹部背面に赤色の帯状の模様があり、毒を持っています。
• 本来日本には生息しないクモですが、海外からの貨物等に付着して各地へ侵入してきたと考えられています。
•  基本的にはおとなしく攻撃性はありませんが、素手で触らないでください。
• 駆除する場合は、市販の殺虫剤の噴霧、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の方法があります。
• 万が一咬まれてしまったときは、すみやかに医療機関を受診してください。

詳細は、以下のリンク先ページをご確認ください。