あなたもゲートキーパーに~大切な人の悩みに気づく、支える
ゲートキーパー研修 youtube 配信しています
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「ゲートキーパー」になるには~役割は「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」
ゲートキーパーの役割とは、心理、社会的問題や生活上の問題、健康上の問題を抱えている人など、自殺の危険を抱えた人々に気づき適切にかかわることですが、そのために必要となる特別な資格はありません。地域のかかりつけの医師や保健師などをはじめ、行政や関係機関などの相談窓口、民生委員・児童委員や保健推進委員、ボランティア、家族や同僚、友人といった様々な立場の人たちがゲートキーパーの役割を担うことが期待されています。各々の領域によって求められる役割は異なりますが、ポイントとなる主な要素は「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」です(下記参照)。
ゲートキーパーの役割
気づき
家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
(声かけの例)
•眠れてますか? (2週間以上続く不眠はうつのサイン)
•どうしたの?何だか辛そうだけど・・・
•何か悩んでる?よかったら、話して。
•なんか元気ないけど、大丈夫?
•何か力になれることはない?
傾聴
本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
(ポイント)
•話せる環境づくり
•心配していることを伝える
•悩みを真剣な態度で受け止め
•誠実に、尊重して相手の感情を否定しない
•話を聞いたら、ねぎらいの言葉を
つなぎ
早めに専門家に相談するよう促す
(ポイント)
•紹介にあたっては相談者に丁寧な情報提供を
•相談窓口に確実につながるように、可能な限り家族や友人など周囲の連携先に直接連絡を取り、相談場所や日時を具体的に設定、相談者へ伝えること(相談者の了承を得た上で)
•(一緒に連携先に出向くのが難しい場合)地図やパンフレットといったアクセスなどの情報提供を
見守り
温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
(連携後も、必要があれば相談に乗ることを伝える)
また、ゲートキーパーとしての心がけも参考までにご紹介します。
ゲートキーパーの心がけ
•自ら相手とかかわるための心の準備をしましょう
•温かみのある対応をしましょう
•真剣に聴いているという姿勢を相手に伝えましょう
•相手の話を否定せず、しっかりと聴きましょう
•相手のこれまでの苦労をねぎらいましょう
•心配していることを伝えましょう
•分かりやすく、かつゆっくりと
•一緒に考えることが支援です
•準備やスキルアップも大切です
自分が相談にのって困ったときのつなぎ先(相談窓口など)を知っておきましょう
ゲートキーパー自身の健康管理、悩み相談も大切です
今、悩みを抱えている方へ
眠れない、食欲が出ない、疲れがとれないなど、いつもと違う心身の不調を感じたり、学校や仕事、家族、健康のことなどで不安があったりしていませんか。
そのようなときは、決して一人だけで悩みを抱えず、まずは誰かに話してみてください。あなたの周りにいるたくさんの人が、あなたの支えになりたいと思っています。話す人が思い浮かばないときは、下記へ気軽にご連絡ください。
※政府広報オンライン「あなたもゲートキーパーに!大切な人の悩みに気付く、支える」より抜粋
この記事に関する
お問い合わせ先
健康部 保健予防課 こころの健康係
電話:027-220-5787 ファクス:027-223-8856
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号(保健所1階)
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更新日:2024年12月03日