壮年期の歯の「セルフケア」

壮年期(40~64歳頃)の「セルフケア」について

 普段何気なく歯を磨いていませんか?
 ただゴシゴシ磨くのでは意味がありません。しっかりとセルフケアを実践しましょう!

歯を磨く習慣をつけましょう

基本的には一日3回。毎食後には、フッ素入り歯磨剤を使ってブラッシングをしましょう。
 タイミングは食後30分くらいを目安に。
 寝る前には時間をかけて、一日の歯の汚れを落とすように丁寧に磨きましょう。

磨く順序を決めましょう

 磨き残しがあると、そこからむし歯や歯周病になってしまいます。
 磨き残しを防ぐ方法は、「磨く順序を決めること」です。

 磨き残しやすいところは、むし歯や歯周病の好発部位でもあります。
 歯の表面と歯ブラシを直角に当てるだけではなく、歯ブラシを傾けて、歯と歯肉の境目も磨くようにしてください。
 「歯周ポケット」に毛先が入ります。ポケット内の清掃、歯肉のマッサージ効果もあります。

歯ブラシを傾けて、歯と歯肉の境目も磨く方法のイラスト画像

歯周ポケット

歯と歯肉の間にできる溝のこと。
歯周ポケットができてしまうとプラーク(歯垢)や細菌がたまりやすくなり、歯周病を進行させてしまいます。

歯と歯の間の清掃をしましょう

 歯ブラシだけでは歯と歯の間のプラーク(歯垢)は落とせません。
 デンタルフロスや歯間ブラシを使って、一日1回、少なくとも週に1回は歯と歯の間も清掃しましょう。
 ブリッジがしてあるところは歯間ブラシを使って汚れを落としましょう。
 デンタルフロスや歯間ブラシの使い方は、必ず歯科医院で指導してもらいましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間を清掃する方法のイラスト画像

フロスの使い方

歯と歯の間を歯間ブラシを使って清掃する方法のイラスト画像

歯間ブラシの使い方

セルフケアの達人に

 プラーク(歯垢)をきちんと落とすためには、鏡を見ながらの歯磨きが有効です。
 ゴシゴシと大きく歯ブラシを動かさなくても、こちょこちょと小さく動かすだけで汚れはとれます。
 歯の表面だけではなく、歯と歯肉の境目にもしっかりと毛先をあて、プラーク(歯垢)の除去を行ってください。

 むし歯や歯周病だけではなく、口腔の異常が発生しやすい年代です。
 体の抵抗力が落ちたり、生活習慣病にかかると歯周病が悪化しやすくなります。
 口腔内清掃だけでなく、生活習慣も見直していきましょう。

かかりつけ歯科医を持ち、定期健診を受けましょう

 歯科医院での定期的な歯科健診も重要になります。
 一年に1回はかかりつけ歯科医院を受診し、お口の中をチェックしてもらいましょう。

  • 成人歯科健康診査は下記リンクをご覧ください。

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更新日:2019年02月01日