令和4年度第2回前橋市食育推進会議

審議会名

前橋市食育推進会議

会議名

令和4年度第2回前橋市食育推進会議

日時

令和4年11月14日(月曜日) 午後1時30分 ~ 午後3時

場所

前橋市第二コミュニティセンター3階ホール

出席者

委員

大澤会長、高橋副会長、栗木委員、齊藤委員、角張委員、北爪委員、新井委員、林委員、持田委員、中瀬委員、生方委員、堀口委員、石坂委員、吉野委員、横田委員、城田委員、瀧澤委員

17人

事務局

膽熊健康部長、大西健康所長、樋口健康増進課長、吉田副参事、齊藤副主幹、沖津主任栄養士、石田管理栄養士、高坂管理栄養士

8人

傍聴者

0人

欠席者

関谷委員、大山委員

2人

議題

(1)第4次前橋市食育推進計画の骨子について
(2)第3次前橋市食育推進計画の総括について
(3)第4次前橋市食育推進計画の素案について
(4)その他

会議の内容

1 開会(司会:樋口健康増進課長)

2 前橋市健康部長あいさつ

3 会長あいさつ

4 委員自己紹介

5 議事(議長:大澤会長)

(1) 第4次食育推進計画の骨子について

(沖津主任栄養士から資料により、第4食育推進計画の骨子について説明)

<質問・意見への回答>
(大澤会長)
アンケートを集計した過程で前橋市の特徴的な部分があったか教えて欲しい。

(事務局)
栄養課題がいくつかみえた。次の議題(2)総括のところで栄養課題を踏まえて説明する。

(2) 第3次食育推進計画の総括について

(齊藤副主幹から資料により、第3次食育推進計画の総括について説明)

<質問・意見への回答>※事後の質問等も含む
(委員)
生野菜を使わなくなったと聞いたことがあるが、現在の生野菜の給食等の取扱いがどのようになっているか教えてほしい。

(事務局)
担当課に確認をし報告する。

(委員)
毎日給食を食べているが、生野菜は出ていない。

(委員)
毎日食べていると、家で食べているのと食感が変わってしまう。そのあたりの対応の仕方、食品の安全安心というのが一番の根底にあると思うが、その改善の仕方とか今のままでいいのかということを考えた時に、打開策などを考えているかという意味です。

(委員)
29頁の目標に「豊かなこころをはぐくむ」とあるが、今の現状として学校においても給食を食べるときに前を向いて黙食となっている。コロナ対策のために黙食となり、共に友達と楽しく食事をする風景が無いと思う。「豊かなこころをはぐくむ」というところは、今後どのように考えていくのか。地域のいろいろな集会、集まりで食事を作って食べることは現在できていない。このように掲げてあるが、それをどのように実践していくのか。

(大澤会長)
コロナの中で影響はあると思う。コロナの影響で第3次計画では5年間の半分以上がコロナが発生拡大した中で活動がかなり制限された状況。事務局ではどのような影響があったか具体的に教えてほしい。

(事務局)
今の状況だと共食は難しい状況である。国や県の計画でも共食の大切さは必ず入っている。誰かと一緒に食事をする、一人食べをしないということは大切な一つの取り組みである。家庭での食育というのが一番基本になるもので、家庭での食育を大切にして、それ以外で共食する場面があったら食べるときは黙食だが、前後で話やコミュニケーションを図ると考えてほしい。

(委員)
コロナの前までは、皆で楽しく共食をするということが基本だった。コロナ禍になってからは、できるだけ距離を保ちながら同じ方向を向いて食べるときは話さないというのが今の給食。食べ終わった後、マスクをして話をしている。現状では、話をしながら食べるのは難しい。生野菜についてだが、共同調理場では栄養士が配属されている。野菜サラダみたいなものも、できるだけ生野菜に近い食感でだされている。そんなに影響自体はないように思う。

(委員)
生野菜の件に関して、O-157が流行した時に生野菜は一番危険ということで全部加熱するようになったのだと思う。加熱したきゅうりを食べたが極端に食感が変わった記憶はない。

(高橋副会長)
集団調理ということで、現状では消毒や加熱調理は基本となる。一部の地域によっては地場産の野菜をそのまま食べて欲しいと、生で提供しているところもあるようだが、基本的には加熱したものになっている。

(委員)
勤めているところは児童養護施設50食弱の施設だが生野菜をだしている。集団給食では加熱野菜をだしている。

(高橋副会長)
「豊かなこころをはぐくむ」について、現状は黙食が基本になっている。食べながらのコミュニケーションは現状ではとれていないが、学校だけではなく家庭でも取り組むとマナーについても「豊かなこころをはぐくむ」ことに繋がる。家庭との連携も大切になっている。栄養教育についてもそのようなところも含めて教育をしていると聞いている。

(3)第4次食育推進計画の素案について

(石田管理栄養士から資料により、第4次前橋市食育推進計画の素案について説明)

<質問・意見への回答>※事後の質問等も含む
(委員)
30代、40代を通して重要なことが抜けていないかという印象をもった。減塩についてふれていないことが不思議に思う。健康寿命の延伸ということを望むからには、血管疾患の予防にも減塩をするだけでも効果が得られる。大人になってから減塩は難しい。子どものうちから食事のところが塩分の少ない状態になっていると子どもから家庭に浸透していく。

(事務局)
減塩という言葉がどこにも入っていないので今後検討する。

(委員)
30代、40代の親でもどのようなことが大事だということがなかなか理解されていない。親向けにも学ぶ機会が設けられると良いと思う。フードファディズム(科学が立証したことに関係なく食品や栄養が、健康や病気に与える影響を過大に評価したり信じたりすること)だとか、その辺に流れてしまう。

(事務局)
いろいろな情報が流れていてどれが正しいのか迷う部分も大いにある。偏りなく許容できる範囲の中で啓発し、いろいろな場面で発信できればと思っている。

(委員)
子どもを産んでから食に興味をもつ保護者が多いように感じている。偏った考え方ではなく穏やかに食事を提供してもいいという情報もあるとよいと思う。

(委員)
給食の時間が短いことで飲み込む食事になっており噛むことをしなくなっているのでないかと思う。黙食で食べているため、楽しく食事ができていなく子どもたちの食事が作業のようになっていないか気になる。食事の観点から教育委員会等と協議をしてほしい。以前は給食の試食会があった。学校行事という枠で親たちが給食を通して食を学ぶ機会となっていた。味付けの目安や食事の量などについて知る機会があったが、コロナでこのような行事が実施できなくなったことなども家庭の食事への影響としてあると思う。いろいろな家庭があるため、親たちの負担になるような計画やそれを評価するようなものではなく、いろいろな方の健康な未来のためにプラスになるものができると良いと思う。

(事務局)
コロナの影響で行政の事業も止まってしまうところもある。教育委員会と相談、連携を取りながら、また給食を知る機会をつくるなど、負担にならないような計画に配慮する。

(4)その他

今後のスケジュールについて

(事務局)
本日の会議における意見を反映し、12月1日~26日まで計画の素案についてパブリックコメント意見募集を実施する。現在、市のホームページ上にパブリックコメント実施の予告を掲載している。翌年1月にパブリックコメントで提出された意見を整理公表した後、計画原案を作成する。計画原案を庁内における推進会議、部長級の会議に提示し意見聴取した後、2月に3回目の食育推進会議を開催し意見を反映後、3月に計画策定となる。

6その他

以上

配布資料

この記事に関する
お問い合わせ先

健康部 健康増進課

電話:027-220-5783 ファクス:027-223-8849
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
お問い合わせはこちらから

更新日:2022年12月07日