薬剤散布について

バラは病気や害虫の被害を受けやすく、花の鑑賞ができなくなったり、時には枯れてしまうこともあります。

バラを元気で花をきれいに保っていくために、薬剤散布は欠かすことのできない作業の一つになります。薬剤散布について当ばら園では以下のことに取り組んでいます。 

 

◯減農薬の取り組み 

・不要な枝を取り除く手入れを生育期間中繰り返し行うことで、株内の風通しを良くし病害虫の発生を低減しています。 

・肥料や手入れ方法を工夫し、バラ自体の耐病性の向上に努めています。 

・常に観察することで、病害虫発生初期に被害拡大を抑える対処を行っています。 

・上記の取り組みにより、一般的には生育期間中7~10日に1回薬剤散布が行われますが、当園では2週間に1回を基本とし、散布回数を抑制しています。 

 

◯周辺環境や来園者への配慮 

・人や動物などへの影響が疑われている薬剤の使用を控えています。 

・薬剤の吐出量を最小限に抑え株ごとに個別散布することで、防除の効率を上げながら薬 剤の飛散防止に取り組んでいます。 

・人の動きが少なく、バラへの負荷が少ない早朝に散布しています。(午前5時〜7時) 

・春、秋の主な開花期間中は来園者への配慮から薬剤散布を行っていません。 

・散布日時使用薬剤を、散布1週間前に施設に掲示し周知しています。 

・年間スケジュールを定め、風や雨などの天候を見極めながら散布を行っています。

 

 

令和7年度 薬剤散布予定表 (4月30日現在)
  散布予定日 薬剤(希釈率)
1 4月16日(水曜日)

殺菌剤:ジマンダイセン(600倍) 

殺虫剤:スカウト(3000倍) 

展着剤:スカッシュ(2000倍)

2 5月1日(木曜日)

殺菌剤:フルピカ(2000倍) 

殺虫剤:コルト(4000倍) 

展着剤:アプローチ(1000倍)

3 5月27日(火曜日)

殺菌剤:トップジンM(1500倍) 

殺虫剤:サンヨール(500倍) 

展着剤:アプローチ(1000倍) 

4 6月10日(火曜日)

殺菌剤︰オーソサイド(600倍) 

殺虫剤:スカウト(2000倍) 

展着剤:アプローチ(1000倍)

5 6月24日(火曜日)

殺菌剤:サプロール(1000倍) 

殺虫剤:マブリック(2000倍) 

展着剤:アプローチ(1000倍) 

6 7月8日(火曜日)

殺菌剤:フルピカ(2000倍) 

殺虫剤:アファーム(1000倍) 

展着剤:アプローチ(1000倍) 

7 7月22日(火曜日)

殺菌剤:ベンレート(2000倍) 

殺虫剤:サンヨール(500倍) 

展着剤:スカッシュ(1000倍)

8 8月5日(火曜日)

殺菌剤:サプロール(1000倍) 

殺虫剤:マブリック(2000倍) 

展着剤:スカッシュ(1000倍) 

9 8月19日(火曜日)

殺菌剤:フルピカ(2000倍) 

殺虫剤:コルト(4000倍) 

展着剤:スカッシュ(1000倍) 

10 9月2日(火曜日)

殺菌剤:トップジンM(1500倍) 

殺虫剤:スカウト(2000倍) 

展着剤:アプローチ(1000倍)

11 9月16日(火曜日)

殺菌剤:サプロール(1000倍) 

殺虫剤:コルト(4000倍) 

展着剤:アプローチ(1000倍) 

12 9月30日(火曜日)

殺菌剤:ベンレート(2000倍) 

殺虫剤:アファーム(1000倍) 

展着剤:スカッシュ(1000倍) 

13 10月14日(火曜日)

殺菌剤:フルピカ(2000倍) 

殺虫剤:アファーム(1000倍) 

展着剤:スカッシュ(1000倍)

14 11月11日(火曜日)

殺菌剤:サプロール(1000倍) 

殺虫剤:スカウト(2000倍) 

展着剤:アプローチ(1000倍)

○散布時間は午前4時30分から7時まで。 

○天候により日程が前後する場合があります。 

○病害虫の発生状況等により、薬剤の組合せが変更になる場合があります。 

変更になった場合は、上記表を修正します。 

○上記日程以外で部分的に臨時散布する場合があります。 

○上記以外の薬剤の使用予定はありません。  

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更新日:2025年04月30日