高校生ワークショップ「こども基本条例前文検討ワークショップ」を開催しました!

こどもの権利

    こどものみんなが安心して育つことのできるまちを目指し、前橋市では、こどもの権利を守るための条例の制定に向けて取り組んでいます。

    高校生も対象となるこの条例に、皆さんの意見や想いを反映するため、条例の前文を高校生と一緒に考えるワークショップを開催しました。

    ワークショップには、市内在住・在学の高校生18名が参加し、約1か月に渡り、こどもの権利について学ぶとともに、条例の前文に含める内容について、真剣に話し合ってくれました。

    参加者アンケートでは、「とても貴重な経験ができた。前橋市がこどものまちとして広められるよう、今後も様々な経験をさせてほしい。」、「自分たちで考えた意見が条例の前文に反映されることはすごいことだと思った。とても楽しかったし、やりがいを感じた。」といった感想が寄せられました。

 

グループワーク
発表
集合写真

概要

日時
    第1回    令和7年5月24日(土曜日)    16時〜18時
    第2回    令和7年5月31日(土曜日)    16時〜18時
    第3回    令和7年6月  7日(土曜日)    16時〜18時
    第4回    令和7年6月14日(土曜日)    16時〜18時

場所
    前橋プラザ元気21    5階    502学習室

対象
    市内在住または在学の高校生世代    20名程度

ワークショップの内容

第1回(5月24日)

  • 基礎ワーク(こどもの権利、こども基本条例とは)
  • グループワーク(こどもの望む社会)

第2回(5月31日)

  • グループワーク(こどもの望む社会)
  • グループワーク(自分たちにできること、大人に伝えたいこと)

第3回(6月7日)

  • グループワーク(前文案作成)
  • グループワーク(事務局案への意見)

第4回(6月14日)

  • グループワーク(仕上げ)
  • 発表(グループ、全体)
  • 講評(小川市長から)

各グループの検討案

Aグループ

私たちこどもは、自分の個性や強みを見つけて夢や希望を持って大人になれる社会を望んでいます。そのために、私たちは様々なチャレンジの中で意見を主張したり他者と話したりして、自分への理解を深める必要があります。そして大人は、私たちが挑戦することを最大限に応援して、私たちこどもの憧れの存在になってください。

Bグループ

私たちこどもはやりたいことになんでも挑戦する気持ちを持っています。大人は私たちを常に否定せずに周りの大人に応援されたいです。また、私たちが安心できるような社会をつくってほしいです。

Cグループ

私たちこどもは「困っているこどもが安心できる社会」を望みます。そのために、私たちは互いに寄り添い助け合います。そして大人には、こどもの権利が守られる社会体制を整えてほしいです。

Dグループ

私たちこどもたちは、生まれながらに愛され、自分の意見を伝える権利を持っています。また、私たちこどもたちは地域の人たちとコミュニケーションをとり、この社会で成長し、明るい前橋市となることを願っています。そして、私たちこどもはこの条例や込められた思いを深く理解し、私たち自身から、おとなたちと共に行動していくことを望みます。

高校生による統合案

私たちこどもは、自分の個性や強みを見つけ、夢や希望を持って大人になるために、全てのこどもが安心できる社会を望みます。
そのため、私たちはやりたいことになんでも挑戦する中で、様々な人と互いに助け合い、意見を伝え合います。
大人は私たちの挑戦を見守り応援して、ときには助けてほしいと考えています。
私たちこどもは、生まれたその時から、明るい前橋市の一員として、愛され成長していくことを強く願います。
そしてこの条例について、またそれにこめられた思いについて深く理解し、私たち自身から大人たちとともに行動します。

今後の予定

高校生による統合案を前文に反映させ、こども基本条例の素案をまとめます。
その後、パブリックコメント(意見募集)を行い、その結果を更に反映させて条例案を完成させ、今年度内に市議会に条例議案として提出する予定です。

募集チラシ

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こども未来部 こども政策課 こども政策係

電話:027-212-0883 ファクス:027-243-6474
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更新日:2025年06月19日