小中学生ワークショップ「みんなで考えよう!こどもの権利」を開催しました!

こどもたちみんなが安心して育つことのできるまちを目指し、前橋市では、こどもの権利に関する条例の制定に向けて取り組んでいます。
この条例にこどもたちの意見や想いを反映するため「こどもの権利」について学び、考え、話し合うためのワークショップを開催しました。
ワークショップには、市内在住の小中学生19名が参加しました。
「こどもの権利」という難しいテーマでしたが、こどものまち前橋若者委員の大学生の協力もあり、終始和やかなワークショップとなりました。
参加者アンケートでは、「みんなと楽しくワークショップができてよかった」、「とても楽しくこどもの権利を知れたのでよかった」といった感想が寄せられました。



ワークショップ内容
1.こどもの権利について説明。
2.普段の生活における行動などが、どういう権利に紐づいて保障されているか考える。
3.特に大切だと思う権利や今後どうしていきたいかなど、グループごとに発表。
こどもから出た意見
小学生
Aグループ
1.大切だと思う権利
生きる権利、育つ権利
2.そうなんだ、と思ったこと
当たり前のことが実は権利だった。
3.疑問に感じたこと
義務と権利って何が違うのか。
4.これからどうしたいか
・差別をしない。
・もらっている環境を大切にする。
Bグループ
1.大切だと思う権利
生きる権利、育つ権利
2.なるほど、と思ったこと
「着替えること」が守られる権利と生きる権利に意見が分かれたが、お互いの意見を聞いてなるほど、と思った。
3.その他の感想や意見
話し合いの中で、学校へ安全に行くことは「守られる権利」という意見になった。
中学生
Cグループ
1.大切だと思う権利
育つ権利:いろいろな経験をして成長できる。将来に関わる。
2.その他の感想や意見
・当たり前にできていることを実感した。
・他の人に守られているからこそ日常生活を送れる。
・権利についてあまり意識していなかった。
・人権、権利があるからこそ当たり前だと思っていた生活ができる。
・全部が守られているうえで、他の権利が成り立っている。
Dグループ
1.大切だと思う権利
守られる権利:生きる権利も、育つ権利も守られているからできることが多い。
2.疑問に思ったこと
守られる権利が大切だと考えたが、紐づく行動は少なかった。
→日常生活では気付きづらい。
3.今後どうしていきたいか
・権利について考えながら生活したい。(特に生きる権利、守られる権利)
・その他、話し合いの中で助ける、助けられる権利という言葉も出てきた。
概要
日時
令和6年8月25日(日曜日) 9時~12時
場所
前橋市保健センター 4階会議室
対象
市内在住の小学5年生~中学3年生

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更新日:2024年09月26日