城南の文化財を訪ねて
「城南地区の文化財めぐり」の一部を掲載しています。詳細は下のパンフレットをご覧下さい。
古代、群馬の大豪族「上毛野君」のふるさとの伝承をもつ城南地区には、古墳を始めとして、次のような文化財があります。
納曽利面(県重文)・梵鐘(市重文)・絵馬(市重文)・宝塔(市重文)・社地(市史跡)・式三番叟附伝授書(市有民文)
納曽利面
二之宮町886 二宮赤城神社
竜の面といわれる舞楽面です。外に出すと雨が降るといわれています。裏の朱書から享徳2年(1453)に造られたことがわかります(梵鐘・絵馬・宝塔・社地・式三番叟附伝授書については、パンフレット参照)
小島田の供養碑(市重文)
小島田の供養碑
小島田町大門跡530
阿弥陀如来坐像が浮き彫りにされたこの碑には、仁治元年(1240)橘清重が、亡くなった子どもの霊をとむらうために建てたことが記されています。
本殿幣殿拝殿神門及び境内地(県重文)・八稜鏡(市重文)太々神楽(市無文)
産泰神社八稜鏡
下大屋町569 産泰神社
これは瑞花双鳳鏡とよばれるもので、二羽の鳳凰が相対して飛びかい、その間に2本の花が対称に描かれています。銅製で、周囲を八つの花の形でふちどり、径16.6センチメートルのものです。(本殿幣殿拝殿神門及び境内地・太々神楽については、パンフレット参照)
女堀(国史跡)
女堀
富田町、今井町、荒口町、二之宮町、飯土井町他
赤城山麓、標高95メートル前後のところを西から東へ約13キロメートルにわたって造られている用水路跡です。幅25メートル、深さ3メートル前後の巨大なものです。12世紀前半頃、淵名荘への用水路として造られたものですが、通水されることなく未完に終わっています。
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更新日:2019年02月01日