総社古墳群二子山古墳の追加指定について

文化庁文化審議会は令和8年6月19日(金曜日)、総社古墳群二子山古墳の条件の整った箇所を追加指定するよう文部科学大臣に答申しました。総社古墳群二子山古墳の周堀のうち、前方部南西の箇所が追加指定されます。 

指定の概要

名 称

総社古墳群(遠見山古墳・二子山古墳・愛宕山古墳・宝塔山古墳・蛇穴山古墳) 

所在地

遠見山古墳:前橋市総社町総社字給人城川1410番1ほか 

二子山古墳:前橋市総社町植野字二タ子山368番ほか 

愛宕山古墳:前橋市総社町総社字大屋敷愛宕山1763番1ほか 

宝塔山古墳:前橋市総社町総社字町屋敷南1606番ほか 

蛇穴山古墳:前橋市総社町総社字町屋敷南1587番2ほか 

所有者

前橋市、寺社、個人 

年 代

遠見山古墳(5世紀後半) 

二子山古墳(6世紀後半) 

愛宕山古墳(7世紀前半) 

宝塔山古墳(7世紀中葉~後半) 

蛇穴山古墳(7世紀後半) 

指定の経緯

これまで実施した範囲内容確認調査の結果をもとに所有者と協議を行い、同意を得ることができた箇所について、令和8年2月に文部科学大臣あてに史跡の追加指定について手続きを行いました。今回追加指定される二子山古墳は総社古墳群で最後に築造された前方後円墳です。 

総社古墳群について

現利根川の右岸の台地上に所在し、南北約4kmの範囲に分布する古墳群で、現在6基の大型古墳が残っています。南西1kmほどの場所には7世紀後半の創建と考えられる史跡山王廃寺が位置し、奈良時代には南2kmほどの場所に上野国府や史跡上野国分僧寺・尼寺が築かれるなど、古代上野国の政治・文化の中心地域にあります。 

総社古墳群は5世紀後半から7世紀後半にかけて造られた大型古墳によって構成され、前方後円墳から方墳への変化や古墳の築造停止など、畿内とほぼ同時期に埋葬方法が移りかわる様子を知ることができる東日本有数の古墳群です。 

長期間にわたって地域の首長墳が築かれ続けた意義は大きく、首長層の墓制の変遷を把握できる貴重な古墳群です。各古墳の様相からは、ヤマト王権との深い関連をうかがうことができます。 

令和6年2月21日に既指定の二子山古墳、宝塔山古墳、蛇穴山古墳を統合するとともに、遠見山古墳、愛宕山古墳が追加指定され、名称が総社古墳群へと変更されました。 

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更新日:2026年06月19日