令和4年度第3回前橋市公民館運営審議会
審議会名
前橋市公民館運営審議会
会議名
令和4年度第3回前橋市公民館運営審議会
日時
令和5年2月18日(土曜日)午後3時~午後4時20分
場所
芳賀公民館 ホール・講義室
出席者
(審議会委員:7人)
森谷委員長、持田副委員長、須藤委員、高橋(博)委員、廣川委員、青木委員、田口委員、
(事務局 :6人)
都所指導担当次長、関口生涯学習課長、関沼副参事、西澤中央公民館長、野島主任兼指導主事、春原副主幹
(報告者:3人)
共愛学園前橋国際大学 地域共生研究センター 野口教授
芳賀公民館 鎌塚館長、中尾副主幹
議題
1 公民館事業視察
芳賀公民館・共愛学園前橋国際大学共催
共愛地域連携講座「上毛を学ぶ」~芳賀地区の戦国時代を学ぶ~
2 議事
「地域と学校を結ぶ公民館」について
(1)共愛学園前橋国際大学からの報告
(2)芳賀公民館からの報告
(3)意見交換・質問
会議の内容
1 公民館事業視察 市内在住・在勤の方を対象にした、専門家の視点で基礎から学べる歴史学習、芳賀公民館・共愛学園前橋国際大学共催の共愛地域連携講座「上毛を学ぶ」~芳賀地区の戦国時代を学ぶ~を視察した。講師は、群馬県立歴史博物館:森田真一学芸員。 2 議事 第1回目の審議会で承認された「地域と学校を結ぶ公民館」の諮問をテーマに、事前調査を行った共愛学園前橋国際大学地域共生研究センターと芳賀公民館から資料に基づき報告をいただき、その後、森谷委員長の進行により意見交換を行った。 令和4年度の審議会については今回で終了。令和5年度の審議会は3回を予定。 答申書の作成を、令和5年度に行い、来年度末に市へ提出される予定 第3回委員会日程は、来年2月を予定。内容は地域と学校との連携事業の現場視察を予定している。 |
主な意見
(森谷委員長)
本日、視察した事業と諮問「地域と学校を結ぶ公民館」について事前に共愛学園前橋国際大学と芳賀公民館に確認させていただきましたので、その報告と補足説明をお願いしたいと思います。
2「地域と学校を結ぶ公民館」について
(1)共愛学園前橋国際大学からの報告
(野口教授)
本学から近い永明公民館での話になるが、大学が提供したいコンテンツは多々あるが、公民館のニーズがいまいち掴みきれない。この芳賀公民館との連携講座も本学が話を押しかける形で実施している。なかなか難しいと思いますが、公民館のニーズと大学が提供できるコンテンツのマッチングができると良いなと思っている。なんでそういうことを申し上げるかというと、以前に永明公民館と共愛学園前橋国際大学の連携事業で、高齢者向けのパソコン講座を行っていました。運営は公民館がやり、講師は学生がやり、パソコンの提供は大学が用意するという役割で行っていましたが、それが新型コロナウィルスの影響が大きいと思いますが、大学に関係者以外は入れない時期もあったので、そこで頓挫してしまった。それ以降、実施していない状況です。事業をやれないのか、やりたくないのか、どっちなんだろうと大学の方で話になり、個人的に話を伺わせてもらったところ、やれるなら是非やりたいとお返事いただいた。公民館の方では、大学に入れないと思っていたみたいで頓挫していた。マッチングが悪かったのかなと感じる。今は人が頼りになっていると思うので、人と人とのつながりが大事なのも勿論あると思いますが、同じ講座が継続的に行われないというのもそこにかかっていると感じる。もちろん、継続的にやるべきじゃない講座もあるかもしれないですけど、楽しみにされている方がいて、それが無くなってしまうのもどうなのかなと思う。それが継続すべき講座だったらもったいないと思う。特に今、新型コロナウィルスで制限されていた行動が、徐々に元の状況に戻りつつある中で、コロナ前の運営方法も忘れてしまうこともあると思う、そこをどうやって前の状況に、関係も戻し、今まで以上の関係にするのかとか、マッチングがあったら良いなって言うふうに思っています。
(森谷委員長)
はい、ありがとうございました。質問はあると思いますが、公民館の報告の後、まとめて受けたいと思います。
(2)芳賀公民館から報告
(鎌塚館長)
既に資料については、見ていただいているということなので補足説明になります。
2(1)になりますが、公民館とすると地元に小中学校があり、芳賀地区には高校、大学もありませんが、求めるものとすると小中学校であれば、公民館や自治会が開催する行事に参加していただき、今はコロナ禍であり、行事等々開催できていませんが、大学との連携となると専門教育機関ですので、専門知識をわかりやすく教えていただければと思っております。資料には記載はしていませんが、芳賀公民館と大学との連携では、令和4年12月に共愛学園前橋国際大学の上原先生に『ちょっと気になるこのサポート講座』というテーマで講演をいただいた。また同12月にも群馬大学フィルハーモニックオーケストラリア部さんにクリスマスコンサートを開催して演奏いただき、大変好評をいただきました。
また、資料裏面に記載しましたが、中学生から人権の標語をいただいた。今日もまだロビーで展示しておりますので、是非ご覧になっていただければと思います。
(森谷委員長)
資料は、事前に配布されましたので目を通していただいているかと思います。色々と聞きたいことがあるかと思います。口火を切るような感じになってしまいますが、お伺いします。今日事業視察しました地域連携講座ですが、文部科学省からお金が出ているのか。
(野口教授)
お金は出ていない。
(森谷委員長)
共愛地域連携講座という事業名称がついていますが、チラシを見ると先週は、県立女子大学の先生で、今回は別の先生に来ていただいている。これはつまり共愛学園前橋国際大学が県内のいろいろな専門家達をコーディネートすることが趣旨の講座と考えていいのでしょうか。
(野口教授)
基本的には、そのように考えていただいて結構です。この講座は、始まって10年~15年ぐらい経ちますが、始まって10年ぐらいは、1人は、本学から講師をさせていただいておりましたので、そういった意味合いで共愛地域連携講座にさせていただいていた。ここ3、4年は、コーディネートがメインになっている。大学との連携という意味では、本来は、本学の誰かしらが、関わった方が良いと考えています。
(森谷委員長)
逆に共愛学園前橋国際大学は、県内外の先生をコーディネートする力をもっているので、それはそれで良いのではないかと思います。
(野口教授)
そう言っていただけると嬉しいです。本学の人材にも限りがあるので、とくに専門性のある先生をお呼びできたらなと思っております。
(森谷委員長)
今回の共愛地域連携講座は、公民館の方から共愛学園前橋国際大学へのアプローチだったのでしょうか。
(鎌塚館長)
共愛学園前橋国際大学からお話いただいております。
(持田副委員長)
今回のような講座を公民館が企画する時に、共愛学園前橋国際大学を通さないでも講師を設定することは可能ではないのかと感じた。共愛学園前橋国際大学が連携する必要性を聞きたい。講師を共愛学園前橋国際大学の先生に依頼するということであればわかるが共愛以外の先生をコーディネートするというのは、もちろん悪いことではないが、あえて共愛学園前橋国際大学と連携して行うというところが疑問である。また、実際に公民館で出す謝礼よりも多く、大学が出しているんでしょうか。
(野口教授)
今回の戦国期を考えるという講座に関しては、こちらからやりませんか?って言うのがありきだと思っていて、本学は地域と連携していきたいという気持ちがあるので、ベクトルとしてはこちらからというのが強いかなと思います。
私は以前に公民館運営審議会の委員をやっていたのでわかりますが、公民館は、小中学校との連携が強く、子育て広場だったら未就学児というように中学生以下の子どもとのかかわりはありますが、間がすごく抜けるということが問題になっていたというのが前提にあるが、大学生や若い方達が公民館を利用していないという現状があるとするなら、せっかく地域にWi-Fiも使えて、勉強するスペースがある公民館っていう施設があるのに、大学生は大学を使うのかもしれませんけれども、居場所として公民館があってもいいのかなと私個人的に思っている。本学の近くにある永明公民館とか城南公民館との連携も、もう少し可能性があるのではないかなと思っている。そういう時に、こちらにも提供できるものに限りがあるので、いちがいには言えないとは思いますが、お互いにもう少し連携し合えるところを模索できればと思っている。
もう一つの最後の話は、上乗せではなくて、仕事として分担させてもらっている。公民館には、会場を貸していただき、本学は講師を斡旋、コーディネートして謝礼を出すということで、仕事として分けているという感じになります。
(鎌塚館長)
今回の講座は共愛さんからお話をいただいたという形です。先ほど説明させていただきました、共愛学園短期大学部の上原先生に、発達障害の関係の講演会をしていただいたきっかけは、公民館から共愛さんにいきなり電話したと言う訳ではなく、こういう企画やりたいと関係機関に相談をしたところ、その関係機関のつてで、共愛の上原先生と繋がったという経緯になります。
そしてもう一つの群大のクリスマスファミリーコンサートは、群馬大学フィルハーモニックオーケストラ部が、芳賀公民館のホールを練習でよく利用していて、お話する機会があり、コロナ禍で演奏を発表する機会が無いということだったので、公民館の方からどうですかとアプローチさせていただいたところ、是非ということで連携させていただき、演奏会を開いて非常に好評いただいたというような形です。今回の講座とは、違うアプローチの仕方で、今年度2つ連携事業をやらせていただきました。
(森谷委員長)
いろいろ形で話がまとまるんですね。
(田口委員)
2点質問させていただきたい。先ほどお話があったとおり、共愛の近くの永明公民館とかなり連携されながらやられていると思いますが、今回芳賀公民館と連携したという点で地区を飛び越えていますが、なんで今回は芳賀公民館だったのかというところを教えてほしい。
もう1点は、担当者の変更についてですね。本学も東公民館が近くなので、連携した時に担当者の熱意で物事の運びが変わると思うが、その辺で工夫されていることがあれば教えていただきたい。
(野口教授)
1点目は、答えになるかわかりませんが、この講座を10年以上やっているという話をさせてもらいましたが、立ち上げの時は、前橋学という名前でスタートしていて、前橋市のことを学ぼうという講座だった。そのため前橋の公民館や市立図書館を1年に一つずつ回る形でやっていた。絶対全部やんなきゃいけないっていうルールがあるわけじゃないですけれども、できたらいろいろな地域に本学を知って欲しいという意味もあり、地域の拠点である公民館と連携することに意味があるのではないかと思っている。
2点目は、担当者のことですが、先ほど鎌塚館長の話を聞き、やっぱり人と人とのかかわりがすごく大事だなと感じた。そこから群大の学生さんとのすばらしい講座ができて、そういった繋がり方は一番理想的だなと感じた。そういう機会を作り出したい。もう少し連携することによって、そういう機会が多く生まれれば、こういった講座につながっていくのかなと思う。全然連携しないよりも、連携していくことが人と人とのつながり、それが公民館と大学との繋がりにもなっていくなと思っている、その難点は担当者によって温度差があるのは確かなので、私が永明公民館でやっている講座は、7年くらい毎年やっていますが、それは引き継ぎの方が熱心にやってくれたというのは大きくて、大学もバタバタしているので、声掛けされなければ講座はしないかな。言っていることが矛盾しているんですけども、声掛けいただければければ大学もやれないかなと。そこで、なんかマッチングするような、こう間に入ってくれるようなものがあればいいのかなと。本当に具体的でなくて申し訳ないが、そういう風に思っている。連携は、他の大学もそうだと思うんですけど、多分したいと思っている。どちらかというと、より積極的に地域貢献っていうのを今大学は、求められているので、かなり地域との連携をしたいんじゃないかなと思う。さきほどのパソコン教室の件も誰かが言い出さないと、このままなくなってしまう。今は人の力に頼っているところがあるので、そこの部分を何か組織、システムでなんとかならないかなと思っている。
(森谷委員長)
マッチング、コーディネート、組織化、属人的にならないようにという部分。すごくよくわかります。
(持田副委員長)
例えば、公民館が小中学校の児童と共愛の学生を連携させて行うような事業を企画した時、そういった事業ができる可能性はあるんでしょうか。
(野口教授)
以前、中央公民館で、Mキッズというものをやっていた。町探検をして小学生が町の地図を作ったり、どういうお店があるかなどの探検し、そのサポートを本学の学生がやっていた。それはすごく良い取り組みで、中央公民館に壁新聞みたいな形で張り出されたりしていた。なんで無くなったかは不明だが、今はやっていない。それが一つと、Mチェンジ、中学生に公民館で勉強を教える、そのサポートで大学生が入っている。それは今もやっている。伊勢崎市では、伊勢崎市の小学生の国際交流、共生、異文化理解ということで、大学や公民館で実施している。
(森谷委員長)
できることはできるということです。共愛だけではなく、いろいろな大学でできると思います。その時に、大学で提供できるもの、公民館が求めるものがすれ違うことが多くて、それをどうやってマッチングしていくか。1つの大学では、まかないきれないもの、コーディネートできないものをどうしていくかということに繋がっていくのかなと。
(須藤委員)
この資料を見るとお互いにやっぱり人のことがやっぱり随分出て来ます。そう思うと、今コロナの関係もありますけれども、やっぱり日本人は特にそうですけど、なかなかコミュニケーションが得意じゃないから、事業一つするのにも、多分頭の中だけで思っているけど、隣の人と話しもしないっていうこともあると思う。それが学校もそうだし、公民館もそうなんじゃないかなというふうに思うと、もう少し世の中、好転すればもっといいですが、お互いにそういう情報を出し合うっていうことが大事かなと言う風に思いました。
そして、今はコミュニケーションをどうするかっていうことがずっと問われています。SDGsとかいろいろ言っていますけれども、その結果は、コミュニケーションに繋がっているということになっていると思う。そうすると、それを育てていくっていうのは、やっぱりこういう公民館事業とかそういうことがとても大切だと思う。学校と公民館をマッチングするのにシステムを構築するとか、担当の熱量を高めるということが大事だと思いますが、それに向けて何かお考えがあれば教えてほしい。
(野口教授)
こうだっていう答えがないから、さっきからうだうだ言っているところもあるんですけども、今、人にばかり言うのではなくて、話を聞いてる中で、こちら側は、やっぱり発信しないと伝わらないんだなって思った。こういうことや、こういうことができますとか、そういうことを発信する必要があるのかなと、発信し合わないと連携が生まれないのかなと思っていうふうに、ちょっと反省をしながら聞いていた。
もう一つ最初におっしゃったことに関して、答えてないと思いますが、大学っていう立場から申し上げると。公民館にくると多分、違う世代、子供かもしれないし、大人かもしれないし、そういう色んな世代の人と話す機会になるのかなっていうふうに思うんですね。それは教育としてはすごく重要なことで、さっきコミュニケーションが薄いっていうような、コロナでさらに薄くなっているのかもしれませんが、私たちの学校では、特に私が所属するところでは、コミュニケーションを重視しているので、いろんな人とお話をすることは、自分にとってもプラスになるよと教えている。なので、公民館と連携させてもらうということは、大学を知ってもらうという意味もありますが、学生がそういう講師になったり、例えば、公民館でも大学でもやっているフラダンスだったら、一緒に何かをやるとか、そういうことが考えられれば、学校側としても教育的にも良いし、その後も何かやりたいとか、そういうことにも繋がるのかなっていうふうに思った。とにかくこの公民館という素敵な場所を使っていろんな世代がまじりあうことが理想なのかなと思った。多分、委員の皆さんもそう思って活動されているんだと思いますが、そこに大学生も入り込めていけたらといつも思っています。
(鎌塚館長)
我々職員は、4月に人事異動があり、全く公民館の経験のない職員が担当になることも往々にしてあります。そうすると4月に来たばかりで、本当に何もわからない状態で、講座開催と言われても、なかなか難しいところもあります。確かにシステムっていうのが大事なのかなとも思いますが、小中学校、地区の関係団体、自治会にしてもそうですが、コミュニケーションは大切だと感じている。
(高橋(博)委員)
東地区ですが、おかげさまで、群馬医療福祉大学の関係者の皆さん、学生も含めていろいろ提案していただいたりして、東公民館の方で一緒にやらせてもらっている。東地区はうまくいっているのかなっていうふうに感じています。東地区内には、育英短大もあり、大学生も結構いるので、コロナ前は、東公民館だけではなく地区内の町の公民館で、フラダンスやってもらったり、そういう交流がかなりあったが、コロナの関係でそういう交流がプッツリと切れてしまった、その辺を今後どうやって繋いでいくのかっていうのが一つあります。
それと東地区の事例ですが、生涯学習奨励委員の委員長が、学校の先生だった方で歴史が専門の方だったのですが、地区内の石碑を調べ上げて、自治会でお金出して、そういった史跡に碑を毎年一つずつ立てている。石碑を立てたところを地図に落として、小学生向けにチャレンジウォーキングとして、史跡をまわり、その場所でクイズに答えて回ってくると記念品をもらえるというものですが、コロナの影響もあり、1年休んでいましたが、育成会の皆さんがやり方を工夫して、一斉にやるのではなく、町ごとに時期を区切って実施した。
学生の皆さんとの交流も途切れましたけど、令和5年度は徐々に復活していくかなと思います。
(森谷委員長)
今、話を聞いていて、その史跡巡りウォーキングで、その時に大学側からすると、これだと歴史の先生行けるかなとか、民俗学の先生行けるかなとか、ウォーキングやるんだったら体育関係の先生かなと考えます。だけど、その時に公民館の方がどの先生に来て欲しいのかっていうのが、大学側からすると分からない、公民館側からするとどういう先生がいるのかも分からない。そこをどうやってマッチングしていくのか、すり合わせていくのか大学も悩んでいるという現状でございます。
(廣川委員)
先ほどのクリスマスコンサートの件で、学生さんが公民館を利用していた時に、公民館の方からお話をしたというアプローチだったと思いますが、逆に全く繋がりがない段階で、学生側から公民館にこういう企画をしたいというふうに相談した場合、どういうふうに審議されるのかお聞きしたい。
(鎌塚館長)
群大の場合は、部屋の鍵を借りに窓口に来た際に、話す機会があり、発表会の話がとんとん拍子に進んだという形だったんですけど。学生からの提案には、お話を聞いた上で地域として連携できるものか等検討していく形になるのだと思います。
(廣川委員)
地区を超えての提案であっても、内容によっては可能性があるということですね。
(鎌塚館長)
内容によってというところはありますが、もちろん可能性はあります。
(森谷委員長)
公民館の範囲ですけど、地区の中になくても問題ないということですが、例えば、芳賀の近くに大学があって、そこの学生さんが個人的に話をもってくるんだったら、話を聞くこともあると思いますが、とんでもないところに住んでいる学生で、たまたま芳賀公民館に話を持ってきたという場合も同じように話を聞いていただけるのでしょうか。
(鎌塚館長)
この地区内には大学は、ありませんので、近くの共愛、群大などの大学であれば、こちらも斜に構えることもないかと思いますが、県外の方だとか、たまたま芳賀に話をもってきたとなれば、こちらも斜に構えるわけではありませんが、慎重に審議させていただくところはあるかなと思います。
(森谷委員長)
それは逆に公民館側から見ると、うちの公民館の地区に大学がないから繋ぐことができないという形ではなくて、地区にないけど、近くに大学はある訳で、そこから話があれば連携できる姿勢でいるということでよろしいですね。
(鎌塚館長)
今回の講座もそうですが、地区にある大学ではありませんが、こういう形で講座を開いていただいて、講座の内容が、地元の内容をお話しいただいているので、参加者からすれば愛着ある話、聞いていてわかる話であるのでそういう意味では、良いのかなと。
(森谷委員長)
来てくださる方の興味が湧くようなものであり、開催するに妥当なものであれば可能ということですね。
(鎌塚館長)
そうですね。
(青木委員)
読み聞かせグループ連絡協議会の代表として来ていますが、読み聞かせグループは市内23団体で協議会を作っています。大学とか公民館の数とスケールが違うと思いますが、双方の事情、ニーズなどを、どこか一元的に把握できる地域連携コーディネーターみたいなものができればいいのかなと思います。
(森谷委員長)
そういう仕組みを作って欲しいですね。たしか、共愛は、市と地域包括連携協定を結んでいませんでしたか。
(野口教授)
結んでいます。それでもなかな難しいのかなって。地域連携コーディネーターもいますが、なかなか公民館と連携という形にはなっていない。そこは我々も意識した方がいいのかなと思っています。
(森谷委員長)
今回の意見交換で、マッチング、コーディネート、擦り合わせ、コミュニケーションが取れる仕組みとか、今後のキーワードになりそうなものが多く出たと思います。
今回は、大学との連携事業を視察させていただきましたが、次回は、小中学校との連携事業を視察させていただき、話を聞ければ良いかなと思います。
配布資料
学校と公民館との連携事業等について≪学校≫ (PDFファイル: 588.7KB)
学校と公民館との連携事業について≪公民館≫ (PDFファイル: 638.3KB)
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更新日:2022年11月19日