令和7年度第3回前橋市公民館運営審議会
審議会名
公民館運営審議会
会議名
令和7年度第3回前橋市公民館運営審議会
日時
令和8年2月27日(金曜日) 午後1時30~2時15分
場所
中央公民館 505学習室
出席者
(審議会委員:10人)
持田副委員長、宮崎委員、三上委員、須藤委員、林委員、井上委員、生方委員、天宮委員、池田委員、羽鳥委員
(事務局 :6人)
宇次生涯学習課長、関口副参事、新保副参事、大渕補佐、船津中央公民館長、新井副主幹
議題
「地域学校協働活動と公民館」への答申書(案)について
会議の内容
概要
事前に令和6年度・令和7年度前橋市公民館運営審議会答申書(案)を委員に送付のため、委員から意見を聴取した。
(持田副委員長)
事前にメールにて送付した答申書(案)について、委員の皆さんから意見や質問などを伺いたい。また、答申書(案)が委員の皆さんの考えと一致しているか、内容に加筆や削除する箇所はあるか。それらを踏まえて、委員の皆さんから順番に、率直な意見などをお聞かせください。
(須藤委員)
答申書(案)の資料5について、この審議会で調査したのか、それとも審議会とは別に調査した資料なのかを確認したい。それから、答申書(案)7ページの3評価(1)の1行目で、「これまでの事業視察で認識するに至った」という文言について、何を認識したのか明記されていないので、詳細を記載した方が良い。
それから11ページの中に「持続可能」いう言葉が出てくるが、この協働という考え方のもとは、国連やユネスコなどのSDGsに基づいて協働という考え方が出てきた。現状でも既にこども達と地域の担い手の方々との接点を作ることが協働なのだとこの審議会で勉強させていただいた。そういう意味で、その「持続可能」というようなことが出てくると思う。今時の言葉SDGsという言葉が全然ないので、そこをもう少し明記した方が良いと思う。
(新井副主幹)
まず、資料5については今回の審議会のための調査として、各公民館に現状調査を依頼した結果になるので、答申書(案)4ページの1 令和6年度・7年度の審議と事業視察の概要の令和7年度第2回の中に調査を行った経緯を明記したい。また、7ページの「認識」及び11ページの「持続可能」についても文章を修正したい。
(持田副委員長)
答申書(案)の資料5を見ると公民館によっては若干捉え方の違いがありつつも、どういう関係性があるかというのは判断できたと思う。他にあるか。
(天宮委員)
今回答申書(案)では、公民館の役割が構造的に示された点ではとても大きな意義を感じた。また、現場の実態を踏まえ丁寧なまとめになっていると思う。その上で協働というのは、事業実施に留まらず、何をやるとか何をするということだけではなく、今後それがどんな学びを生み出して行くかという視点を意識的に共有して行くことが大切だと思う。やはり公民館は調整役でもあるが、同時にこの地域の学びを身につける存在であり、地域の学びを結び付ける専門機関だと思うので、その視点がさらに明確になっていくと良い。その積み重ねが、やがて子どもがその地域の担い手になっていく流れにつながると思う。今後、様々な活動が行われたことにより、その活動が子どもにとってどのような価値を持つのかということを言語化していくことで、公民館の専門性が明確になると思う。そして協働で終わるのではなく、地域の教育力を育て続けていくことがとても大事だと感じる。
(持田副委員長)
学校との共通認識で、共にやることはもちろんだが、お互いに認識することがとても大事だと思う。実際、学校現場はますます忙しく、働き方改革と言われ、学校も地域と共に何かするというのはものすごく厳しい雰囲気を感じる。やはり子どもの成長の部分で地域と学校の繋がりが必要ということを理解しながら、協働していくことはとても大事だと思った。
他になければ、この答申書(案)について、先ほどの意見を含め修正したいと思う。
それでは、この2年間皆さんが公民館運営審議会に参加する中で、感じたことなど色々あると思うので、1人ずつ感想も含め意見を聞きたいと思う。
(宮崎委員)
先程の働き方改革について現在、都道府県によっては教員試験の倍率が1倍切っている地域まであるので、やはり働き方改革が必要なのかなとも思う。また、少子化に伴い登校班や育成会を解散する地域が増え、そういった中で地域づくりというのはすごく難しいと思うが、子どもたちにとって地域や社会との結びつきがとても大事だと思う。しかし、学校はしっかり授業を行い、こどもたちの学力をつけることが一番であり、一方で公民館も学校と連携ということが重視されているが、そこは主の業務ではないので、その交わりをしっかりしていくためにどうすればいいのかという新たな課題を感じた。
(三上委員)
今、中学校は部活動の地域展開ということで、部活動を地域の方にお渡しする動きが起きている。ただ、生徒数の減少により地域クラブを立ち上げたとしても、子どもの人数が揃わないので、もっと広い範囲の中で活動の場を作ることが必要になってきている現状を感じている。また、審議会に参加して一番強く感じたのは、公民館の職員数の少ない割に仕事の多さを感じた。宮崎委員からの意見もあるが、学校が本来担うべき事、公民館が本来やるべきことその一番端の部分を取り合って、地域学校協働活動を作り上げていこうとするから難しさがあると感じている。もともと地域学校協働活動は、前橋で言えば地域寺子屋という地域のボランティアの方に力を借りながら、中学生は放課後勉強する場所を提供してもらい、小学校では読み聞かせなどしていただいているが、手軽にできることを継続して行うことが地域学校協働活動の中で大事なことになるとこの2年間で感じた。
(須藤委員)
今、少子化の話が続いたが、現在出生率がすごく低く、学校もこれからもどんどん少なくなっていくと思う。審議会でも担い手づくりについて協議したが、先日出席した会議でもあったが、現在AI化が進んでおり、学校の中で何を教えるか新しい段階にきている。その中で人づくりをどうするかということを考えていかなければならい。前にアメリカでも同じようなことが言われたが、AIによって新しい考え方の人たちが、AIをコーディネートし、地域や国を支えていくので、それに合わせた人づくりをしていかなければならないということを少し意識した方が良い。
(林委員)
委員期間が短く、審議会の参加が少ないが、地区の学校運営協議会などに出席していると、学校が何を希望しているか明確ではない。また、学校の先生は学校で出来ることは学校でやりたいというような考え方が多いと感じる。例えば、小学校の植物を育てる授業で現在携わっている地域の方が高齢になり、次の地域の方と交代したいと学校に言うと、今後は学校で出来ることは学校でやりたいという回答がきた。その後も地域に担い手の依頼がない状況である。それから、公民館の職員は人手不足だと思うがよくやってくれている。
(井上委員)
この2年間で地域学校協働活動について理解ができたと思う。そして、子どもは地域の宝であり、その宝の子どもたちを地域や学校で支えていくことが一番大切であると感じる。そこに公民館があることがとても理想的なことだと思う。しかし現実的には、公民館の職員も本当に大変だと思うので、公民館を核として地域全体で動いていくことがとても良いと思う。そういう意味でも、今までの審議会を踏まえたこの答申書(案)は、よくまとまっていると感じた。
(生方委員)
私は公民館に根ざした地域の読み聞かせなどのボランティア活動を30年近くやってきているが、来年度の小学校の時間割が大幅に変更することにより、朝活がなくなるような話を聞いた。朝活がなくなるということは、朝活の時間にやっている読み聞かせもなくなるので、市内の様々な学校の現状を確認した。学校によっては、朝活は完全になくなるわけではないし、読み聞かせについても校長先生の考えによると残したいということだが、大幅に回数は減るような話を聞いた。それに伴って下校時間が少し早まるようだが、やはり働いている保護者がこれからすごく大変になると思うので、今こそ地域の力が必要だと感じる。そして、公民館がそういう子どもたちの受け皿になる居場所づくりが大事になってくると感じる。
(天宮委員)
先程話をさせていただいたので、質問になるが、来年度から朝活はなくなるのか。
(宮崎委員)
学校が持つ文化も違うので、各学校の判断になると思う。朝活をなくして、少し時間を繰り上げることによって、先生方の放課後の事務時間を取ることが狙いである。先生方は8時15分前後から4時45分前後が本来の勤務時間だが、4時45分で帰れる先生はほとんどいなく6時過ぎまで勤務している先生の方が多いのが現状である。その繰り上げた時間にその日のテストの丸つけや次の日も授業の準備の時間に充てるわけだが、校長として子どもの下校時間が早くなることにより家庭の状況が心配になる。
(天宮委員)
私も実際にこれから幼稚園や保育園、小学校の先生を目指す学生に、「思い出の絵本は何か」と聞くと、結構な割合で小学校の読み聞かせのせボランティアの人が読んでくれた絵本と書く学生が多い。もちろん幼稚園や保育園の先生が読んでくれた絵本もあるが、小学校1年から6年までの朝の読み聞かせの時間が、18・19歳になってもずっと記憶に残っていることを認識すると、読み聞かせの機会が本当に地域の人と学校との大きな一つの協働だなと思う。
(宮崎委員)
前の学校では週1回朝の打ち合わせ会議を行う際に、読み聞かせのボランティアの方に教室任せて、打ち合わせ時間を確保していたが、そのやり方はとてもいいと思う。
(天宮委員)
以前、学校の職員会議の際にワークショップを行ったが、子どもたちは出来上がったものを先生たち見せたくて会議中の先生を呼んでくることもあったが、そのような活動も良いと思う。
(池田委員)
私は2つ市民団体を持っており、1つはNPO法人で荻窪公園のホタルの生息地を管理しており、年に1回親子を対象とした「ホタル学習教室」を開催している。しかし、なかなか集客につながらない時に公民館の方と知り合いになり、そこから周知することができ、つながりの大切さをすごく感じた。もう1つは少子化対策として、婚活を前橋市と一緒に協働している。現代の若者は人とのコミュニケーションが少なく、コロナ禍もあり対面で話すことがすごく難しくなっている世代だと思う。そのため、なるべく多くの参加者とコミュニケーションを取りながら開催している。また、前橋市は親子一緒に楽しめる講座を公民館が開催しており、子育てしやすい環境になっていると思う。
(羽鳥委員)
先生方の働き方改革があまり進んでいなように感じる。また、公民館職員を含め残業や土日出勤も多く、前橋市として見直しが必要である。それから、地域によっては、老人会や育成会が解散するなど組織活動ができない地区がある。その辺りも公民館を含め地域で支えていければと思う。また、一人暮らしの高齢者が多く、携帯電話も使用できない状況の中、そういう方々も地域で支援できたらと感じている。
(持田副委員長)
ありがとうございました。皆さんの話で、少子高齢化やコミュニティ崩壊、担い手不足など様々な課題の中で公民館の使命が見えたような気がした。
先程の答申書(案)に関しては、ご意見いただいた部分を修正して、事務局に提出するが、再度会議を開くのではなく、委員長・副委員長をはじめ事務局に一任という形でよいか。
(各委員)
同意
(持田副委員長)
以上で令和7年度第3回公民館運営審議会を終了とする。
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更新日:2026年03月31日