令和4年度 第1回粕川公民館運営推進委員会
審議会名
粕川公民館運営推進委員会
会議名
令和4年度第1回粕川公民館運営推進委員会
日時
令和4年7月29日(金曜日)
午後2時30分から午後3時54分まで
場所
粕川公民館 多目的ホール
出席者
白石美雄委員、根岸俊之委員、松島慎一委員、松村好美委員、青木裕委員、原与志美委員、田村シズ江委員、小池ちず子委員、小池秀明委員
欠席者
大澤茂委員
事務局
須田館長、小峰副主幹
議題
- 粕川公民館の概要
- 令和4年度粕川公民館の基本的事項について
- 令和4年度粕川公民館事業概要について
- 令和4年度粕川公民館事業計画について
- コミュニティデザインについて
- 意見交換
会議の内容
館長あいさつ後、第1回粕川公民館運営推進委員会に入る。
次に公民館運営推進委員会関係法令の説明を行い、続いて令和4年度から委員となった委員5名の委嘱を行った。その後、委員の自己紹介及び公民館職員の紹介、事務分掌の説明を行った。
白石委員長あいさつの後、委員長の進行により次第に沿い議事に入る。
1 粕川公民館の概要について
(事務局)
令和3年度の利用者数は、粕川公民館、込皆戸集会所及び膳集会所の全てにおいて、前年度に比較し増加した。その要因としては、新型コロナウイルス感染症の感染が継続するものの、高齢者を中心にワクチン接種を3回実施したことにより徐々に新規感染者が減少することで、公民館、集会所の利用者数が増加に転じたものと考えられる。
2 令和4年度粕川公民館運営の基本的事項、事業概要及び事業計画について
(事務局)
粕川公民館の基本的事項、事業概要及び事業計画について説明。
資料に基づいて、粕川公民館の基本的事項、事業概要、事業計画について説明。公民館事業は、地域住民、利用団体等のニーズの把握に努め、新型コロナウイルス感染拡大防止のための対応を講じながら、事業実施に努める。また、主催事業を企画・立案するための情報収集に努め、新しい発想、創意工夫を行い、今年度はデジタル化に応える学習プログラムを展開できるよう努める。
(白石委員長)
Zoomを活用した双方向型オンライン講座とは具体的にどういものなのか。
(事務局)
双方向型オンライン講座は申込者が自宅にいながら受講できるものである。年度当初は新型コロナウイルス感染症の新規感染者が少なかったので、対面形式の講座を開催してきた。
(白石委員長)
今年度は無理で来年度に向けて検討するということか。
(事務局)
新型コロナウイルス感染症の拡大状況をみながら、今年度、来年度に向けて取り入れていこうと考えている。
(原委員)
粕川地区の小・中学校等との連携を図るとあるが、どのような連携をどのようになされているのか。
(事務局)
例えば、粕川地区子ども会育成団体連絡協議会と協働で6月に子ども会インリーダー研修を開催した。このように公民館では地域の団体と協働して子ども達に学習の機会を与えることで小中学校と連携している。
(小池ちず子委員)
粕川元気まつりについて、11月6日にステージ発表、11月7日から作品展示とあるが、展示作品はいつから搬入できるのか。
(事務局)
作品展示期間については資料記載が誤っている。正しくは作品展示についても11月6日から始まる。展示作品の搬入時期については、同月4日または5日からである。
3コミュニティデザインについて
(事務局)
コミュニティデザインとは、社会教育事業を推進していく中で、地区の特性や魅力について地域住民と共有するための資料の必要性が話題となり、平成28年に前橋市全地区の公民館長を中心に各地区の地域住民の意見を取り入れ作成し、平成29年から全公民館においてHP上で公表しているものである。コミュニティデザインについては、「出会い・発見編」、「願い・思い編」、「仕掛ける・つなぐ編」の3つ大きな柱で構成されている。
(松村委員)
「出会い・発見編」の中で「不動大滝」の表記に誤りがある。「不動の大滝」の「の」は不要である。
(事務局)
正しい表記である「不動大滝」に修正する。
(小池秀明委員)
スポーツクラブへの支援とあるが、どのような支援をしているのか。
(事務局)
粕川地区には粕川スポーツクラブという団体がある。その団体は同地区の体育協会の大澤会長が委員を務め、親子で軽スポーツを楽しんだり、学校の体育館等を利用して活動を継続してきた。資料に記載のある「スポーツクラブへの支援」の「スポーツクラブ」とは粕川スポーツクラブを指し、そのスポーツクラブの支援を行っている。粕川スポーツクラブの活動状況については、新型コロナウイルス感染症拡大のため、令和2年度から活動を休止しており、令和4年度も休止状態である。なお、特定、任意のスポーツクラブへの支援は行っていない。
(小池秀明委員)
中学校の部活動が来年度から3年かけて地域の方へ移行していくことになっている。どのように移行していこうかと悩んでいる。中学校では地域のクラブと言ってもどのようなクラブがあるのか全部を把握しているものではない。そういう中でどのように移行してよいのか考えている。現在、教育委員会からは具体的な指示がない。粕川地区の現状を確認した上でどのように移行ができるのか。3年間でそれをやっていかなければならない。今後、いろいろと相談させていただきたい。そういことでスポーツクラブへの支援について質問してみた。
(原委員)
小峰副主幹に質問したい。「文化協会活動の支援」とあるが、どのような支援をしているのか。
(事務局)
小峰副主幹の代わりに須田が回答する。文化協会粕川支部の担当者は小見専門員である。前橋市文化協会からの通知があれば、まずは原会長に連絡をしてその後の指示を仰いでいる。そのように主に事務局として支援している。
4意見交換
(根岸委員)
小池粕川中学校長に伺う。3年間かけて部活動を地域に移行していくことについてもう少し具体的に教えていただきたい。
(小池秀明委員)
部活動の地域への移行については、前橋市だけではなく全国的に四苦八苦している。職員の土日勤務について、土日を民間に委託できないか。職員の土日勤務を減らしていこうという話らしい。中には兼業申請をして地域のスポーツクラブに所属して、そのクラブから謝礼を受け取ることも可能らしい。ただ、地域に所属できるクラブがあるのかないのか。そもそも所属しても問題はないのか疑問点が多い。例えば、粕川地区には卓球クラブがあり非常にたくさん活動している。卓球については、もしかしたら地域への移行が早いかもしれない。卓球クラブに生徒全員が所属して土日についてはクラブ主体で指導にあたることで職員は休暇が取れる。バレーや体操については、中学校OBの方が現在も指導をしている。そういう方々がクラブを立ち上げるということも考えられる。文科省がどこまで認めるかははっきりしていない。クラブに入るとなるとお金がかかる。その費用を個人で負担するのか。全員がクラブに移行できれば、職員の土日出勤がなくなり、その手当をクラブに還元できる可能性もある。但し、全員がクラブに入会するとは限らないので保護者の間で不公平ではないかとの議論になりかねない。どこから手をつけてよいのか悩みどころだ。今年4月にどういうクラブをつくればよいのか教育委員会に質問したが基準がはっきりしていないと言われた。また、こういう手順で進めるようにということも提示されていない現状なので足踏み状態だ。
(白石委員長)
教育委員会等からまだ、情報が出ていないということなので、今後、情報が出たらよく中学校で検討してもらえばと思う。粕川町のスポーツクラブについては、粕川地区の体育協会に尋ねてみるのも一つだと考える。
(原委員)
粕川中学校の生徒は何名在籍か。併せて男女の割合を知りたい。
(小池秀明委員)
粕川中学校生徒数は260人前後である。男女比は半々である。
(小池ちず子委員)
昨年度、ロビーで自主学習グループの活動状況を動画で流した。とても好評だった。今年度の粕川元気まつりの時に流してみたらどうか。とてもよく構成されていた。
(白石委員長)
それは昨年度のロビー発表会の話か。
(小池ちず子委員)
そうだ。活動の内容がわかり企画がとても良かった。昨年11月末に2週間動画を流した。
(事務局)
了解した。その動画を作製した松村主任に確認してみる。
(原委員)
昨年、2年前とコロナ関係で中止している。今回は11月6日に元気まつりが行われる予定なので、それを目指して頑張って行く予定である。昨日、おとといと群馬県の新規感染者数をご存知だと思うが、私も毎日その点を注視している。山本知事が4日前にテレビのインタビューで予定していた事業ができないので非常に困ったという話が出ていた。11月6日に元気まつりが無事できるよう祈っている。
(白石委員長)
公民館に対して、意見、要望はあるのか。
(原委員)
個人的にはない。今まで私は公民館を支え、公民館にも支えてもらってきた。
(白石委員長)
公民館については現状のままで良いということか。
(原委員)
結構だ。
(白石委員長)
込皆戸区の松島自治会長に聞く。込皆戸集会所について、公民館に対す意見はあるか。
(松島委員)
地元で込皆戸地区夏祭りの実施可否を協議した。実質的には今のコロナ感染状況を見るとできない。8月1日に広報と一緒に中止の回覧版を回す。10月中旬には子ども育成会の協力を得て、子ども達に地域の歴史、三番叟の歴史について、紙芝居にして勉強する機会を設けられないか検討しているところだ。子ども達に歴史を学ばせることで郷土愛の醸成を図りたい。
(白石委員長)
公民館ができることがあれば相談していただきたい。
(白石委員長)
松村委員さんへ膳集会所について、公民館に対して意見はあるか。
(松村委員)
公民館を借りる際の申請日付について、借りる3日前までに申請するように言われている。
(事務局)
公民館利用の申請の受付期限は、原則として、公民館を利用する日が午前の場合は前日までであるが、やむを得ない事情があれば当日でも構わない。
(白石委員長)
申請の現状に合わせて申請していただきたい。
(白石委員長)
小池粕川中学校校長へ。粕川中学校をはじめ月田小、粕川小を合わせて公民館に対する意見はあるか。
(小池秀明委員)
公民館の部屋を借りて粕川地域寺子屋と吹奏楽部のコンサートを開催している。小学校では地域の人を通して公民館と連携している。今後も継続して公民館を借用できればと考えている。
5その他
(事務局)
全国をはじめ県内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が過去最高値を更新している状況下にあるため、粕川公民館においてはより一層、細心の注意を払って新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を講じる等して粕川地区住民の健康を守りたい。
(事務局)
白石委員長さん議事進行ありがとうございました。本日、委員の皆様からいただいた貴重な意見については予算等の制約があるが、可能な限り今後の公民館運営に取り入れた上で地域に根ざした、そして開かれた公民館運営に心掛けていく。事務連絡です。公民館運営推進委員会の会議は年間2回の開催を予定しており、次回の開会は来年3月頃を予定している。来年、案内文書を送付するので出席を賜りたい。
(白石委員長)
他に意見等がないことを確認し、会議を閉会する。
この記事に関する
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電話:027-285-3311
〒371‐0217 群馬県前橋市粕川町西田面194-4
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更新日:2022年09月16日