令和2年度第1回前橋市学校給食運営委員会会議録

審議会名

前橋市学校給食運営委員会

会議名

令和2年度第1回前橋市学校給食運営委員会

日時

令和2年7月8日(水曜日) 午後3時00分~午後4時15分

場所

中央公民館 5階 506学習室

出席者

委員

早乙女委員、都所委員、上原委員、荒瀬委員、遠藤委員、宮崎委員、高橋委員、中川委員、川上委員、丹羽委員

事務局

吉川教育長、高橋教育次長、片貝総務課長、廣嶋学校給食係長、横山共同調理場長会長、北爪共同調理場長会副会長、渡邉副主幹、吉澤主任、小川主任、桐生主任、高橋準常勤職員

議題

(1)報告事項

1. 学校給食運営委員会について

2. 前橋市の学校給食について

3. 前橋市学校給食東部共同調理場の業務委託業者の選定について

4. 学校給食費の収納状況と取り組みについて

5. 学校給食における地産地消の取り組みについて

6. 学校給食用食材の放射性物質の検査について

(2)審議事項

1. 学校給食用食材の放射性物質の検査の見直しについて

会議の内容

〇会議に先立ち、委嘱状交付式を執り行った。

 

1 開会(司会:片貝総務課長)

 

2 教育長挨拶

委員の皆さま、こんにちは。この度は委員をお引き受けいただきまして本当にありがとうございます。3月から続いております、新型コロナウィルス感染症への対応でそれぞれに大変お忙しい中かと思いますが、お集まりをいただいたことに心から感謝申し上げます。3月の突然の休校から4月初めの再開をはさみながら、約3か月にわたり学校が休業になるという、思いもしない状況が続きました。6月1日から分散登校、そして6月15日から通常登校となり、食事の仕方や献立などにまだまだ制約はあるものの、子どもたちが久しぶりにお友達や先生と食べる給食を楽しんでいると聞いております。子どもたちばかりでなく、長期にわたる休業の間、保護者の皆さんからも改めて学校給食のありがたさを感じるという声が多数寄せられました。そして私自身としましては、メニュー作り・食材調達・調理・配食まで、実に多くの関係者のご協力をいただき、学校給食が成り立っているものと新たに認識をいたしました。私が申し上げるまでもなく、学校給食は生涯にわたる食習慣の基礎を培う非常に重要な役割を果たしています。栄養や食習慣の面ばかりでなく、作ってくださる方、食べ物への感謝の心を育てたり、みんなで一緒に食事をすることで社交性を養ったり、学校給食は食を通じて子どもたちの育ちをサポートしています。教育委員会としても、学校給食が持つ意義をたくさんの皆さんと共有しながらこれからも子どもたちの健全な育成に取り組んでまいりたいと思います。また今年の夏は、授業の振替により学校給食をいただく期間が長くなっております。その点、関係者の皆さまのご負担もあるかと思いますが、本日は学校給食事業の安定的な運営や安全・安心な学校給食の提供などについて、忌憚のないご意見をいただけたらと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

3 委員自己紹介

 

4 委員長、副委員長の選出

早乙女委員長、都所副委員長が選出された。

 

5 議事(議長:早乙女委員長)

 

(早乙女委員長)

それでは、早速、次第に基づき議事を進めさせていただきます。

議事の(1)報告事項の1.「学校給食運営委員会について」事務局から説明をお願いいたします。

 

<資料1に基づき事務局から説明>

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。学校給食運営委員会について説明がありました。このことについてご意見・ご質問などありましたらお願いします。

 

(遠藤委員)

昨年度から修正した事項はありますか。

 

(事務局)

特にありません。

 

(早乙女委員長)

昨年度までと同じということですね。他、どうでしょうか。

 

<意見・質問なし>

 

(早乙女委員長)

意見がないようでしたら、次の議事に移りたいと思います。

議事(1)2.「前橋市の学校給食について」事務局から説明をお願いいたします。

 

<資料2に基づき事務局から説明>

 

(早乙女委員長)

ありがとうございました。コロナ対応も含めてとても丁寧に説明いただきました。ただいまの説明について、ご意見・ご質問などありましたらお願いいたします。学校給食費についてはなかなかやりくりが厳しいという話がありました。先ほどの説明を聞いていますと、1月の会議の時に給食費については具体的に話が出るのでしょうかね。給食費の納入についてもこのあと資料4で説明いたします。それを見越しながら、何か質問等あればお願いします。宮?委員さんどうですか?

 

(宮崎委員)

私のところは小学生2人と幼稚園児1人子どもがいるので、学校給食にはいつもお世話になっています。大変な状況の中でもいろいろ考えてやりくりしてくれているのだと聞いて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

 

(早乙女委員長)

今年は休校中に家庭でお昼ご飯などやりくりすることが多かったので、特に給食のありがたさを感じましたよね。

 

(宮崎委員)

本当にありがたいですね、栄養面も配慮いただいているので。家だと簡単に済ませてしまうこともあったので、とてもありがたく感じています。

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。他に何かありますか。

 

<意見・質問なし>

 

(早乙女委員長)

意見がないようでしたら、次の議事に移りたいと思います。

議事(1)3.「前橋市学校給食東部共同調理場の業務委託業者の選定について」事務局より説明をお願いします。

 

<資料3に基づき事務局から説明>

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。平成20年度から南部共同調理場で始まった業務委託が、今は西部共同調理場まで広がって、来年度から3つになるという計画でしたけれども、この説明について、ご意見・ご質問がありましたらお願いします。

 

(遠藤委員)

コスト削減ということですけれども、長期的に見て、実際に削減につながっているのでしょうか。あと、説明の中で「市が責任を持つ」とありましたが、具体的にどのようなことなのでしょうか。

 

(事務局)

コスト削減につきましては、人件費等を含め1,150万円ほど削減を見込んでおります。「市が責任を持つ」ことにつきましては、献立は調理場にいる栄養士が作成して、食材の調達は栄養士と教育委員会が連携して行います。また配送業務については、市で雇用している職員が学校まで配送をさせていただくということになります。

 

(遠藤委員)

主なコストダウンが人件費ということですと、つまり民間に委託した方が業務も効率的で人の数も少なくて済むということなのでしょうか。それとも非正規の方が多いだとか他の理由でしょうか。

 

(総務課長)

コストダウンについてですが、調理技士など業務職の採用が途絶えていた時期がございまして、そのことによって市の職員の年齢層が上がっているという現状があります。そういった意味では民間の方が比較的若い調理技士さんがいますので、それだけでコストに差が出ます。そういった事情もあるということです。

 

(早乙女委員長)

遠藤委員さん、よろしいでしょうか。

 

(遠藤委員)

いろいろと大変そうですね。それぞれ事情があってうまくいかないことも多いのでしょうね。ありがとうございました。

 

(早乙女委員長)

献立作成であるとか、食材調達であるとか、そういったことは今までどおり市が責任持って行うということですね。そのことにつきまして、栄養士さんの方から何かありますか。

 

(高橋委員)

献立作成する時には、地域で収穫されている地場産物を使用することを中心に考えています。今後、献立を作成するにあたっても、変更なく、子どもたちに良い食材を使った前橋市独自のものを提供したいなと思っております。

 

(早乙女委員長)

地産地消を考えながら、今までどおり栄養価も考えて献立を作るということですね。ありがとうございます。他、よろしいでしょうか。

 

<意見・質問なし>

 

(早乙女委員長)

それでは議事(1)4.になります「学校給食費の収納状況と取り組みについて」事務局から説明をお願いします。

 

<資料4に基づき事務局から説明>

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。公会計化の前と後での変化ですとか、徴収の取り組みについて説明いただきました。このことについて何かご意見・ご質問がありましたらお願いします。この数字を見ると、いろいろとご苦労されていることが分かりますけれども、上原委員さんどうでしょうか。

 

(上原委員)

私はちょうど公会計になる前となった後を経験しているのですが、本当に給食費の滞納については学校も頭を悩ませていたことなので、それを給食係さんにやってもらっていることで学校の負担が軽くなり大変ありがたく思っています。随分とご苦労されているのだろうと思いますが、引き続きやっていただければ助かります。お世話になるばかりで申し訳ないのですが。

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。この取り組みにより収納率が年々上がっているというのがデータに出ていますよね。他、どうでしょうか。

 

(遠藤委員)

ひとつよろしいですか。児童手当からの徴収という説明がありましたけれども、どういうものなのでしょうか。

 

(事務局)

児童手当からの徴収についてですが、保護者から申し出があった場合には、年に3回支給される児童手当から給食費を徴収しても良いと児童手当法第21条第1項に規定されています。この規定に基づいて、保護者から同意書をいただいたうえで、児童手当を支給している子育て支援課から直接給食費をいただいております。この方法ですと、確実に給食費が徴収できるため、未納の解消に効果をあげています。

 

(遠藤委員)

それは、そもそも口座の登録がないからということですか。

 

(事務局)

例え口座が登録されていたとしても、残高不足などで引き落としできずに未納になってしまう場合があります。自主的に支払うのが難しい場合は、児童手当からの徴収に同意していただいております。

 

(教育次長)

システム的なことをお話しますと、児童手当は保護者の口座へ支給されるわけですが、そこから徴収できるものが法律に明記されておりまして、例えば給食費や保育料ですとか、そういったものが児童手当法に規定されております。そこから本人の同意をいただいて、児童手当から直接引き去りをして給食費などに充てさせていただいております。

 

(遠藤委員)

つまり児童手当を口座に入れられてしまうと困るということですか。本来であれば、いったん口座に入った児童手当から給食費を納めれば良いと思うのですが。口座に入れられてしまうと、そこから払えなくなるということがあるのですか。

 

(事務局)

口座へ児童手当が支給されて、それをもって給食費を納めていただけるのであれば、それが一番ありがたいのですが、なかなかそうではない保護者の方もいます。給食費以外の支払いに充ててしまうとか、様々な理由があると思いますが、そういう方もいらっしゃいますので、口座へ支給される前に徴収させていただいております。

 

(教育次長)

ある程度限定されてしまいますけれども、主旨的には児童手当はお子さんのための支払いに使っていきましょうという形になっています。しかし、場合によっては家賃や光熱費などの生活費に充てられてしまうということがあります。

 

(早乙女委員長)

あとは、悪質な滞納者に対して法的措置の実施を検討すると書かれていますが、これはまだ実際に行ってはいないのですか。

 

(事務局)

はい、検討を行っている段階です。ただ法的措置の実績が前橋市にはまだ無いので、他の市町村の状況を確認させていただきながら、実施していきたいと考えております。

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。他はどうでしょうか。

 

(遠藤委員)

市は何をもって悪質と判断するのですか。例えば、所得があるのに支払わないとかですか。

 

(事務局)

基本的には、支払う能力はあるのに支払いの意思がない場合などです。連絡しても着信拒否されたり、訪問しても居留守を使われたりといった場合があたります。

 

(早乙女委員長)

大変な中、いろいろ検討していただけるということですね。ありがとうございます。この説明については、よろしいでしょうか。

 

<意見・質問なし>

 

(早乙女委員長)

それでは議事(1)5.「学校給食における地産地消の取り組みについて」事務局から説明をお願いします。

 

<資料5に基づき事務局から説明>

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。これにつきまして、ご意見・ご質問等ありましたらお願いします。

 

(都所副委員長)

芳賀小学校に勤務していた頃に、生産者の方が実際に給食を食べに来てくれるという活動がありまして、非常に子どもたちが喜んでいた記憶があります。そういった取り組みや、前橋市の給食に地場産のものがいろいろ使われているということが、当時の新聞記事で紹介されました。今も給食の献立の中で紹介されていますよね。引き続きお願いできたら大変ありがたいなと思います。それから、私は社会科の教員なのですが、昨年度と一昨年度に前橋市の小学校の社会科で使う「わたしたちの前橋」の改定をしまして、私もその場に携わっていました。その中に産地調べという活動があるのですが、そこで自分たちが食べているものは実は前橋のものが非常に多いのだと知ることによって、地元に対しての愛が高まっていくのではないかと感じました。今の資料を見させていただくと、前橋の地産地消率はすごいですね。これを子どもたちにどんどんアピールしていただいて、もっと前橋のすごさを学んでほしいと思います。また今、私の学校では学習と身近な生活の仕方や生活の知識など、そういうものをつなげながら勉強させていこうとしています。実は勉強と給食がつながっているということが分かれば、子どもたちの学習意欲が高まりますし、給食を大切にするのではないかと思います。私自身も前橋に長くお世話になっておりまして、もう昭和時代から前橋の給食を食べています。前橋は本当にいいところだなと思っております。引き続き皆さんにはお世話になりますけれども、どうぞよろしくお願いします。

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。給食が子どもたちの学習にリンクしていて、非常に大事なことだと思います。生産者の方と一緒に食べることも、とても良い勉強になるのではないかと思います。給食主任さんは子どもたちが給食を食べている様子を見ていると思いますが、その中で地産地消など含め何かございますか。

 

(川上委員)

放送委員の子が、いつも調理場からいただく放送資料を給食の時間に読んでいるのですが、その日の献立にまつわる話など、しっかり聞きながら食べています。今日は冬瓜のスープが出たので、冬瓜の役割を3択クイズで出してくれました。今日の野菜は前橋産だという話が出ると、前橋の食べ物は美味しいねと改めて感じてくれる児童も多いです。8月からは、また野菜が食べられるということで非常に嬉しいです。おうちでは食べられないようなものもあるので、本当に楽しみにしている児童が多く、最近は野菜がなくて残念という意見もあったので、8月からの副菜は大変感謝しております。ありがとうございます。

 

(早乙女委員長)

8月から副菜が出るということで、非常にありがたいですね。また、給食の時に放送で地場産の食材などの紹介もしてくださっているのを子どもたちもしっかり聞いてくれているのですね。丹羽委員さんどうですか。

 

(丹羽委員)

今はコロナの関係で、給食の時間は黙って前を向いて食べていて、子どもたちにも申し訳ない気持ちがあるのですが、本校にいる西部調理場の栄養教諭の先生が、そういう静かな給食の時間に何か放送できることがあったら行きますよと言ってくださったことがありました。今は放送室が密になってしまうため給食委員に放送はさせていないので、代わりに栄養教諭の先生が来た日の給食の材料について細かく話をしてくださいまして、その日はたまねぎが元総社の地域で作られたものだという話でした。その時に他のクラスはどんな感じで聞いているのかなと思って廊下歩いていたら、1年生のクラスから大歓声が上がっていて、子どもたちも興味を持っているのだと思いました。献立表にも地場産の野菜には線を引いてもらってあるので、よく分かるのですが、そんなに献立表を意識して見たりしていない子もいるので、例えば献立表を拡大して地場産のところに印をつけたりして、何が前橋産の野菜なのか意識して給食を食べてもらうのも面白いかなと感じました。あとひとつ疑問に思ったことがあるのですが、よろしいでしょうか。前橋市が豚肉を推しているのは子どもたちよく知っているのですよね。私は4年生の社会を担当していて、地域の話題などたくさん授業で扱いたいと思っているのですが、この資料見ていて一部前橋産というところが意外だなと思いました。供給量の問題という説明がありましたが、前橋産が一部になってしまうのが残念で、もしどうにかなったら嬉しいなと感じました。供給量の問題とはどういったことなのか気になったので、子どもたちから質問があったときのためにも簡単で良いので教えていただけると助かります。

 

(事務局)

基本的に業者の方には、前橋産のものをお願いしているのですが、業者の取引状況によって群馬県産になってしまう場合があるということです。

 

(丹羽委員)

分かりました。ありがとうございました

 

(遠藤委員)

ちょっとよろしいですか。先ほど給食費について非常に大変だという話がありましたけれども、これは例えば前橋産にこだわらないで他の地域の食材を使ったら下げられるとか、そういったことはありますか。

 

(総務課長)

そうですね。これは本当にバランスだと思います。給食費を上げない努力をする一方で、基本的には前橋産をベースにしながら、それぞれの業者さんの状況を見て、これくらいだったら前橋産を取り入れられるなど考えながらやっています。特に野菜は日本全国で生産しておりますので、例えばじゃがいもは北海道だったり、季節的にさまざまな地域で安くて良いものが採れますよね。時期によって変わりますが、そういったものと前橋産のものを比べて、バランスを見ながらやっているといったところです。

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。地産地消の取り組みについては、よろしいでしょうか。

 

<意見・質問なし>

 

(早乙女委員長)

それでは、議事(1)6.「学校給食用食材の放射性物質の検査について」事務局から説明をお願いします。

 

<資料6に基づき事務局から説明>

 

(早乙女委員長)

ありがとうございました。食材の放射性物質の検査について報告していただきました。このことについてご意見等ありますでしょうか。難しい内容ですけれども、荒瀬委員さんどうですか。

 

(荒瀬委員)

私が小学校に勤めていた頃は、子どもに牛乳を飲ませないでくれという保護者がいまして、本当に神経質になっていた問題でありましたが、市の皆さんの取り組みのおかげで、今はそういう保護者は、少なくともうちの園にはおりません。しっかりと検査して、こんなにたくさんの回数やっていただいて、ありがたいなと思っております。ちょっと聞いておきたいのですが、ホームページに載せてくださっているということですが、市民の方のアクセスはどのくらいあるのでしょうか。皆さんまだ関心を持っているのでしょうか。

 

(事務局)

今のホームページシステムはアクセス数が自所属で確認できないものですから、現状は把握していないのですが、放射性物質の検査に対して市民から問い合わせはない状況にありますので、開始当時ほど反応はないです。

 

(荒瀬委員)

ありがとうございます。皆さんの努力のおかげで安心して給食を食べられると思います。今後もお世話になります。

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。牛乳飲ませないでくれとか、前はありましたよね。地道に検査してきたことで今、安心して食べられているというのがよく分かります。中川委員さん聞いてもよろしいですか。このことについて何かございますか。

 

(中川委員)

地場産物を調理場に納品してもらう前に検査することを始めたことは大きいです。八百屋さんが市場から持ってくるような野菜はもともと検査されているので心配ないのですが、地場産物を直接となるとそのへんがどうなのかなと不安もあったので、それを検査するようになってからは安心して使えますし、その点については良かったなと思います。ただ検査には時間がかかるので、場長さんを含め、検査する方は大変かなと思います。

 

(早乙女委員長)

検査と一言で言ってしまえば簡単ですけれども、実際は時間がかかって大変なことなのですね。地場産物は直接入ってくるわけだから、そこに検査の手が入るということはすごいことですよね。他、よろしいですか。

 

<意見・質問なし>

 

(早乙女委員長)

報告事項については、以上となります。

続きまして、議事(2)審議事項1.「学校給食用食材の放射性物質の検査の見直しについて」事務局から説明をお願いします。

 

<資料7に基づき事務局から説明>

 

(早乙女委員長)

丁寧に説明していただきました。東日本大震災から10年経過するということで、国の方針も変わってきていることを含めて本市の状況も見て、このように見直していきたいということでしたが、何かご意見・ご質問等ありますでしょうか。

 

(遠藤委員)

これは前橋市独自の検査ですか。他の市町村はやっていないのですか。

 

(事務局)

他の市町村は、調査方法が異なっておりまして、前橋市のような全品目検査ではなく、調理後の給食をまるまる検査している市町村もあります。やり方については前橋市独自の方法になります。

 

(遠藤委員)

前橋市が一番厳しくやっているのでしょうか。

 

(事務局)

そうですね。他の市町村だと、調理後の食材を全部混ぜて検査をするというものがメインで、以前は前橋市でも実施していました。ただ、そうなると児童が食べた後の検査になってしまうこともあり、今は実施していないのですが、この検査をしている自治体が多いです。あとは高崎市では抽出して検査を行っています。

 

(遠藤委員)

検査機器などのメンテナンスで大きい金額がかかるということもあるのでしょうか。

 

(事務局)

機械のメンテナンスもそうですけれども、今は専属で1名放射能検査員を雇っておりますので、その面で変わってきます。

 

(遠藤委員)

かなりの金額が変わってくるということですね。

 

(事務局)

そうですね。機械につきましては、すでにあるものを使用していますので、メンテナンス代や維持費などはかかるのですが、検査数が減れば、専属の職員を雇わなくても対応できるようになります。

 

(遠藤委員)

そこは他の職員で対応できるのですね。じゃあもう雇わなくても大丈夫だということですね。

 

(総務課長)

もしくは、他の仕事に回っていただいたりできますね。

 

(早乙女委員長)

他、どうでしょうか。意見がないようでしたら、学校給食用食材の放射性物質の検査の見直しについて、承認ということでよろしいでしょうか。

 

<異議なし>

 

(早乙女委員長)

ありがとうございます。その他、議題を含め、何かございますか。

特にないようでしたら、以上で本日の議題は全て終了いたしましたので、会議の進行を事務局にお戻しいたします。ご協力ありがとうございました。

 

6 閉会(司会:片貝総務課長)

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更新日:2021年08月02日