GAP(農業生産工程管理)に取り組みませんか

GAP

 「Good Agricultural Practice(良い農業の実践)」の略称で、生産者が農産物を生産する中で守らなければならない当たり前のルールを活用し、安全な農産物の生産、品質向上、環境と調和した農業、作業の安全性を目的として生産工程全体を通じ、適切な農業生産を実践する取り組みのことです。
 例えば、下記にあげた項目です。

  • 登録農薬を使用基準どおり使用したか。
  • 作業用具、機械は定期的なメンテナンスと清掃を実施したか。

 最近では、2020年の東京オリンピック、パラリンピックの食材提供基準にもなり、GAPに注目が集まっていますので、今後ますます食品の安全・安心を求める声は大きくなると予想されます。

 前橋市としては、2017年度から、GAP認証を取得する生産者に対する支援策として、GAP認証の取得費用等を補助しています。しかし、まだまだGAPの認知度は低い状況にあります。そこで、GAPを周知するため、2017年度、農政課の職員がJGAPの指導員資格を取得しました。認証を目指す生産者の農場確認や指導だけではなく、GAPに関するさまざまな相談を受けたいと思います。

オンライン研修「これから始めるGAP」

 2018年6月、農林水産省のホームページに、これからGAPに取り組む方に対して、GAPの基礎を学べるオンライン研修「これから始めるGAP」が開設されました。オンライン研修は、解説ページと理解度確認テストで構成されており、GAPに関する内容が分かりやすく掲載されています。どなたでも受講可能ですので、ぜひ取り組んでみてください。

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更新日:2019年02月01日