中心市街地活性化基本計画のフォローアップに関する報告書をまとめました。

中心市街地活性化基本計画のフォローアップ報告書

平成29年3月に策定した中心市街地活性化基本計画について、令和4年3月をもって計画期間が終了となるため、フォローアップ報告書を作成しました。フォローアップは、計画に記載された事業等の進捗状況や目標の達成状況等についてフォローアップ(自己評価)を実施するものです。詳細は下記「中心市街地活性化基本計画のフォローアップ報告書」をご覧ください。

中心市街地活性化基本計画に掲げる指標の達成状況

指標の達成状況

指標項目

基準値

目標値

最新値

達成状況

歩行者

二輪車

通行量

人力測定

12,942人
(H27)

15,000人
(H33(R3))

8,348人
(R3.5)

C

機械測定

2,786,871/年間
(H27)

3,200,000/年間
(H33(R3))

1,624,175/年間
(R3.3.31)

C

居住世帯数

1,836戸
(H27)

2,100戸
(H33(R3))

1,920戸
(R3.8.31)

B1

主要路線価格

86,600円
(H27)

93,000円
(H33(R3))

84,800円
(R3.7)

C

A(計画した事業は概ね予定どおり進捗・完了。さらに、最新の実績でも目標値を超えることができた。)
a(計画した事業は予定どおり進捗・完了しなかった。一方、最新の実績では目標値を超えることができた。)
B1(計画した事業は概ね予定どおり進捗・完了。また、最新の実績では目標値の80%を達成。)
B2(計画した事業は概ね予定どおり進捗・完了。一方、最新の実績では目標値の80%には及ばず。)
b1(計画した事業は予定どおり進捗・完了しなかった。一方、最新の実績では目標値の80%を達成。)
b2(計画した事業は予定どおり進捗・完了しなかった。また、最新の実績では目標値の80%には及ばず。)
C(計画した事業は概ね予定どおり進捗・完了。一方、最新の実績では目標値および基準値にも及ばなかった。)
c(計画した事業は予定どおり進捗・完了しなかった。また、最新の実績では目標値および基準値にも及ばなかった。)

※令和3年度の通行量や主要路線価格については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための人流、経済活動抑制策により、数値が減少している。

中心市街地活性化基本計画を取り巻く状況

行政主導のまちづくりから民間主体のまちづくりへの変革

平成30年及び平成31年に都市再生整備計画、立地適正化計画など「コンパクトシティプラスネットワーク」のまちづくりを目指して新たな計画を策定し、令和元年には官民協働でまちづくりを進める上での統一的な指針である「前橋市アーバンデザイン」を策定しました。また、まちづくりの中心的な役割を担い、事業の推進役として、「前橋市まちづくり公社」及び「前橋デザインコミッション」を都市再生推進法人に認定し、民間活力を最大限に活かした民間主体のまちづくりを進める体制が整ってきました。

公共交通網の整備の促進

平成30年3月に策定した前橋市地域交通網形成計画及び令和2年11月に同計画を一部修正して策定した前橋市地域公共交通計画により、持続可能な公共交通ネットワークの整備に向け、路線バスのパターンダイヤ化や運賃の定額制、自動運転バス及び前橋版MaaSなど、関係団体の協力により実装化に向けてまちづくりとともに、一体となり動きだしています。

今後のまちづくりについて

本計画は終了となるが、新しい価値を創出するまちづくりを将来目標像に掲げ進めてきた取組みを、更に加速させて進めていく必要がある。そのためにも、本計画と整合を図りながら策定した「立地適正化計画」や「都市再生整備計画」など、民間の活力を中心とした都市再生の取り組みを引き続き進めていく。加えて、前橋市アーバンデザインを一部具体化する「前橋市歴史的風致維持向上計画」の策定を進めるほか、行政だけではなく、当期間中に組織化された前橋市アーバンデザインを具現化する取組みを推進する新たな団体「前橋デザインコミッション」とまちなかで実施される各種イベントの支援や公共空間の活用促進などまちづくり事業を推進する団体「公益財団法人前橋市まちづくり公社」をハブとして、市民・民間事業者及び商工会議所をはじめ各種団体と連携しながら、民間主体のまちづくりを着実かつ活発化させ、持続的に推進できるよう長期的なまちづくりのビジョンとして前橋市アーバンデザインをもとに取り組んでいく。

関連ページ

活性化基本計画(令和4年3月まで)

1 計画の概要

「中心市街地の活性化に関する法律」(平成10年6月3日法律第92号)の立法趣旨に基づき、従前計画(平成23~28年度)に代わる新たな中心市街地活性化基本計画を策定しました。

(1)計画期間

平成29年4月~令和4年3月まで(5年間)

(2)将来の目標像

5年後の目標

多様な市民が自信と誇りをもって活躍できるまち

中長期の目標

世界中の人々から「暮らしてみたい」と選ばれるまち

(3)事業の組み立て

4つの基本方針-12の基本施策-109の個別事業で構成

(4)計画区域

  • 中心市街地 228ヘクタール
  • 活性化区域 68ヘクタール
  • 重点区域 25ヘクタール…詳細は本編8ページをご参照ください

(5)基本方針

 a)まちの文化芸術交流を高める
 b)まちの職住近接を高める
 c)まちの経済活力を高める
 d)まちのデザイン力を高める

(6)重点事業

 a)官民連携による都市再生整備計画事業の推進
 b)駅前けやき並木通りの活性化と本町二丁目交差点改良の促進
 c)広瀬川河畔地区まちづくり推進事業
 d)まちなか居住及びまちなか就労の推進

計画資料

 (注意)ファイルサイズが大きいため、表示に時間がかかる場合があります。

関連書類

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産業経済部 にぎわい商業課 商業振興係

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〒371-0023 群馬県前橋市本町二丁目12番地1号 前橋プラザ元気21 1階
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更新日:2022年03月31日