【地域社会のDX推進】宮城地区での時層写真ワークショップ

時層写真ワークショップって?

時層写真とは、昔の写真を現在の風景に重ね合わせて撮る写真です。

【ワークショップ概要】
日時 2023年2月19日(土曜日)13:00-15:30
場所 宮城地区(鼻毛石地区)
内容
・地元の方から昔の風景や出来事についてレクチャー
・昔の写真をヒントに、そこに映る風景が現在のどこにあたるのか、を探しながらまちあるき
・時層写真の撮影
・撮影した写真をWeb地図(Google earth)へマッピング

時層写真の一例(宮城小学校の鉄棒)

ワークショップの目的

ワークショップの目的は大きく4つです。
1.地域アーカイブ
地域資産(昔の写真と今の写真)を可視化し、保存します。地域の魅力を発信したり、歴史や文化を次の世代に継承することを狙います。
2.多世代交流
ワークショップを通じて、子どもから大人まで、世代を超えた交流を促します。共同作業という自然な交わりによって、顔の見える関係性作りを狙います。
3.シビックプライド醸成
学ぶことを通じて、まちに対する愛着(シビックプライド)を醸成します。地域づくりに関わる人とのつながりや育成を狙います。
4.住民主体
地域づくりの主役である住民自身が、ワークショップを企画・運営します。一連の過程を試行することで、知識や知恵の獲得を狙います。

地域ならではのお話しをみんなで聞きました

子どものタブレットで多世代交流

時層写真の撮影へレッツゴー!

地域の写真集や地元の皆さんにご提供いただいた昔の写真を頼りにまちあるき。
さぁ撮影、とそう簡単にはいきません。
まずは場所を見つけるのが一苦労・・・。地元の方にとっては普段見慣れている景色ですが、昔の写真を現在の場所に照らし合わせるのは意外と難しい。
場所を見つけ、みんなで喜んでいたのも束の間。続いては、今の風景と画角・立ち位置を「ぴったり重ねて撮る」というのがとっても難しい!
集中しているうちに、1時間というまちあるきの時間はあっという間に過ぎていきました。
 

宮城小学校

宮城小学校校舎

撮影風景

宮城支所前のバス停

撮った写真はマッピングするところまで

このワークショップのもう一つのポイントが、地図へのマッピング。これによって、当日の参加者だけでなく、地域内外の皆さんに地域のことを知っていただくことができます。これからの地図の充実や公開などは、地元の方々と一緒に考えていきます。

地図上へのマッピング(出典:Google earth)

地域ワークショップ運営ガイド

ワークショップ実施に至るまでの一連の過程をガイドブックとしてまとめました。類似する地域事業の企画・運営を検討する際の参考になれば幸いです。
 

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更新日:2023年05月01日