平成27年国勢調査結果

平成27年国勢調査結果(小地域集計、移動人口の男女・年齢等集計)

人口減少の流れへ転換 進む世帯数増加

 本市では平成22年から27年にかけて人口減少・世帯数増加となっているのが下表より読み取れます(表1)

表1 男女、総人口、総世帯数の一覧表 各10月1日現在 (年齢不詳除く)
  平成22年 平成27年 増減数
(平成22年から平成27年)
増減率
(平成22年から平成27年)
166,043 164,136 -1,907 -1.2
174,248 172,018 -2,230 -1.3
総数 340,291 336,154 -4,137 -1.2
世帯数 133,322 136,900 3,578 2.7

 はじめに27年の市内人口について見てみます。男女別で5歳階級の「人口ピラミッド」で示しました(図1)
1番多い階級は「65~69歳」であり、この世代だけで人口の約7.7%を占めており高齢都市ということがわかります。
次いで多いのは「40~44歳」。この流れから「40~44歳」世代のこども世代である「15~19歳」が多いと推測されますが、
実際は約4.8%と低い割合あり少子化が進んでいることがわかります。

人口ピラミッドのグラフ画像

図1 平成27年10月1日現在

65歳以上人口の割合が過去最高の約27% 女性は約30%を超える

 人口割合を「0~14歳」「15~64歳」「65歳以上」の年齢3区分別で示したのが以下のグラフです。(図2)
ここで高齢化率についてですが、一般的には「総人口に対して65歳以上の高齢者人口が占める割合」です。
65歳以上割合が7%を超えた社会を「高齢化社会」、14%越えが「高齢社会」、21%越えは「超高齢社会」といいます。
本市は21%を超える約28%となっており、「超高齢社会」となっております。

年齢3区分別人口割合の円グラフの画像

図2(年齢不詳除く) 平成27年10月1日現在

 次に、高齢化がどのように進んできたかを見てみましょう。 年齢3区分別人口の推移を男女別で示しました。(図3) 男女ともに平成17年から27年まで「15歳未満」及び「15~64歳」割合は減少していますが、「65歳以上」 割合だけは増加しています。特に注目すべき個所は27年女性の「65歳以上」割合です。 男性の「65歳以上」割合は24.88%ですが、女性は平均の27.7%を超える30.35%で「65歳以上」割合を大きく引き上げています。

年齢3区分別人口の推移の棒グラフの画像

図3(年齢不詳除く) 平成27年10月1日現在  

 超高齢社会である本市は県内12市の中ではどのような位置づけなのでしょうか。県内12市では真ん中の位置づけであり、「65歳以上」割合が1番低いのは伊勢崎市の23.8%。高いのは桐生市の33.3%でした(図4)

3

図4(年齢不詳除く) 平成27年10月1日現在  

市内の世帯数・総人口の増加数は上大島町が最高 増加率は大手町二丁目

 公表された小地域集計から把握できる平成22年から27年にかけての世帯数及び総人口の増減数・増減率についてまとめました(図5)
(注意)区画整理地域等である川原町・荒牧町と関根町・大渡町を除きます

平成27年世帯数と総人口及び22年から27年への増減率のグラフの画像

図5(年齢不詳除く) 平成27年10月1日現在 

 市内の世帯数・総人口増加数を見ると上大島町が、世帯増減率及び人口増加率も高い値となっており、2番目に大手町二丁目と続きます。
(問屋町一丁目は老人施設建設による増加のため考慮しない)

世帯数などの増加傾向の要因

  1. アパート・分譲住宅の建設
    ⇒ 上大島町・樋越町・富士見町時沢など
  2. マンションの竣工
    ⇒ 大手町二丁目・国領二丁目
  3. 大型商業施設の近辺
    ⇒ 新堀町

地区別集計結果

今後の国勢調査結果公表予定

今後の国勢調査結果公表予定の一覧表
  公表日 結果内容
1 平成29年6月 従業地・通学地による人口・就業状態等集計
2 平成29年7月 移動人口の就業状態等集計
3 平成29年9月 世帯構造等基本集計
4 平成29年12月 抽出詳細集計
5 平成29年12月 従業地・通学地による抽出詳細集計

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更新日:2019年09月20日