定例記者会見概要版(令和7年1月24日開催)

令和7年1月24日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

令和7年1月24日( 金曜日)午後2時~3時15分

会場

市役所 4階 庁議室

動画配信(前橋市公式ユーチューブ)

1 案件説明

はじめに

(市長)

案件に入る前に、昨日県から発表がありましたが、本市において豚熱の発生が確認されました。現在、群馬県とともに全力をあげて蔓延防止と早期の鎮静化に向けて取り組んでいるところです。また、防疫措置にご協力いただいていますJA前橋をはじめ、建設業協会、他の全てみなさまに感謝を申し上げたいと思います。住民の皆様にはご心配をおかけしておりますが、防疫マニュアルに基づき迅速且つ的確に対応を進めているところです。今後、畜産業はもちろん、観光業や市民サービスへの影響が最小限に抑えられるよう市役所一丸となって努めてまいります。なお、被害にあわれた養豚農家、ならびにそのご家族に対する誹謗中傷や根拠のないうわさによって混乱することが無いように、市民の皆様にはご配慮をお願いしたいと思います。

(1)「市有施設の配電盤等へのデザインラッピング」を実施しました

(市長)

本市はクシダ工業株式会社の地域貢献への提案を受け、「本市施設の新しい価値の創造」をテーマとして、じょぶJOBジョブズ前橋こども公園及び総社公民館内配電盤筐体等へのラッピングを実施しました。

2つの施設に設置された配電盤などに統一感のあるデザインや親しみのわくマスコットキャラクターのデザインを施すことで施設の一体感を高め、より良い印象のもとに再び地域を訪れてもらえるようさらなる魅力発信に繋げます。

クシダ工業株式会社の串田代表取締役社長にお越しいただいておりますので一言いただきたいと思います。

(クシダ工業株式会社 串田代表取締役社長)

我々の扱う配電盤は、電気を受け入れる際に必ず必要となるものですが普段表に出ることはめったにないです。建物であれば、裏手や見えないところに隠してあります。電気を扱う際には必ず必要になってどこの建物にもあります。安全上の問題から見えないところに、なるべく目立たないように無機質にということで設置をしていますが、見えないところに置けない状況もあります。

今回はそういった事例に関するものですが、ちょっとした空間の中に無機質なものが存在するところに、少しアートやデザインのような工夫をし、空間に調和させ、空間への温かみを演出できたら良いと思い、ご提案させていただきました。

引き続き、このようなひと工夫を加えることで、地域の活性化や地域のまちづくりに貢献出来たらと思います。本日はありがとうございました。

(2) JR東日本体験型ふるさと納税返礼品の取り扱いを開始します

(市長)

1月27日(月曜日)から、JR東日本株式会社とのコラボ返礼品として、運転シミュレータを用いた乗務体験と車両説明会の取り扱いを開始します。

シミュレータを用いた乗務体験では、湘南新宿ラインや両毛線といった各種路線を自由に体験することができるほか、当シミュレータでのみ体験が可能な吾妻線の乗務体験を行うことができます。

また、車両撮影会では全国でも初めての実施となる矢絣柄車両の撮影を行います。返礼品の詳細については、JR東日本株式会社様からご説明をお願いいたします。

(JR東日本前橋統括センター 人見所長兼前橋駅長)

この度、前橋市と弊社の魅力を詰め込んだふるさと納税の返礼品を提供させていただく運びとなりましたので、ご紹介させていただきます。

まず、前橋市と弊社のふるさと納税に関する関係ですが、昨年6月より弊社が運営しておりますJREモールというWEBサイトに前橋市が納税先となるふるさと納税の返礼品をお取り扱いさせていただいています。弊社は地域に密着した地域ネットワークを最大限に活かした地域社会に発展に貢献することを掲げています。この度は、弊社ならではの視点で前橋の魅力を最大限に活かせるオリジナルの返礼品を考案しました。弊社の鉄道路線は17都県、約7,500キロの営業エリアを有しています。鉄道車両の車庫や運転手や車掌などの乗務員が所属する職場を有しているところは限られています。前橋はその双方を有しており、古くから上信越と両毛方面の分岐点として交通の要衝として必要な役割を果たしていたという証拠でもあります。前橋市における当社のアセットを最大限に活かした返礼品を2種類ご用意いたしましたのでご紹介します。

まずは「撮ろう211系!ふるさと納税特別企画 矢絣柄編成 撮影会」です。この近辺にお住いの方にはお馴染みの車両かと思いますが、こちらの211系電車は鉄道ファンから非常に人気の車両となっています。デビューは国鉄末期の1985年、デビュー当時は東海道本線、高崎線をはじめ本線で活躍したほか、名古屋地区など日本全国で約800両が活躍をしました。ただ、近年はその数を減らしています。そんな貴重な211系を車庫内で撮影できるプランを返礼品としてご用意させていただきました。

続いて、「前橋市ふるさと納税品 貸し切りシミュレータでGO!GO!~現役乗務員と鉄道体験~」です。普段、乗務員が訓練で使用している運転シミュレータを用いて、約40分間貸し切りで体験できるプランです。現役の運転手や車掌が専属でサポートします。先ほど、市長からもご説明がございましたが、高崎線や両毛線、吾妻線、上越線、信越線などの各線をリアルな環境で操縦体験ができる環境となっています。ぜひ運転手や車掌となった気分で体験をしていただけたらと思います。JR東日本からのふるさと納税返礼品のご紹介は以上となります。

(3)アーツ前橋と良品計画との共催で「うすい店」展を開催します

(市長)

1月25日(土曜日)から、アーツ前橋と良品計画との共催による「MUJI for Public Space in Maebashi〈うすい店〉展 ―無印良品とDDAA LABが考える、建築プロセスのハッカビリティー」を開催します。 

本展は、中心市街地のシャッターが下りた店舗や工事中の仮囲いなどの前に、軒先1mほどの奥行きの極薄建築を提案する展覧会となっています。 

再開発が計画されている中心市街地に焦点をあて、今後のまちづくりに関する可能性を提示するなど、本展を通じて皆さんに新たな視点や気づきを与えてくれることを期待しています。 

株式会社良品計画から群馬事業部 事業部長の中村和義さんとアーツ前橋の担当学芸員が来ておりますので、説明をしていただきたいと思います。 

(アーツ前橋 学芸員)

本日から関係者向けの内覧会を行っている美術館であるアーツ前橋と、良品計画という民間企業、そしてDDAA LABという建築事務所の3社共同で行っている展覧会です。 

展覧会の内容としては、今後、中心市街地の再開発で、まちが仮囲いで囲まれてしまう未来があるのですが、そうなった時ににぎわい始めたまちが滞ってしまうことも考えられるため、うすい店を作って商店街の皆さんに出店してもらうことで、再開発の間でもまちのにぎわいをキープするという提案をする、デザインと建築の内容となっています。 

見どころは、3社は2023年から協議を始めていて、MUJI for Public Space in Maebashiというワークショップを開催してまちの建築家や前橋工科大学の学生などに集ってもらい、まちで自分たちの工場空間を作るにはどのようなアイディアが考えられるのかを検討しました。 

模型のような形で実際に前橋のまちなかで、シャッターが下りている店舗に架空の敷地としてご協力いただき、ここにもしうすい店が立ったらという模型の展示をして実際に皆さんにお楽しみいただける内容になっています。 

開催期間中は3つイベントを開催します。そのうちの1つは藤本壮介さんにご登壇いただくイベントが2月8日(土曜日)に開催されますのでお楽しみください。 

(株式会社良品計画 群馬事業部 中村事業部長)

今まで前橋市とは様々な取り組みをしてきました。今回、晴れてアーツ前橋さんとの展覧会にこぎつけました。 

今までの経緯を説明します。今から約3年前に前橋市とココルンシティ前橋でCCR事業の連携協定に参画しました。また、約2年前に前橋市とまちなかの活性化に関する連携協定を締結しました。そこから、前橋市中央通り商店街に店舗のオープンや七夕まつりにも参画しました。また、いつでももしもキャラバンという防災を啓蒙する活動も行ってきました。 

今回、アーツ前橋は約20年前、無印良品が地下1階にあった西武WALK館の時代とも関係があると考えると感慨深いものがあります。店舗を開業してから商店街と一緒に様々な活動をしてきました。明日から約1か月強展覧会があるのでぜひお越しいただいて、どういった提案になるのかを体感いただけると幸いです。 

(4)ゾーン30プラス整備計画に基づき対策を実施しました【県内初】

(市長)

本市では、昨年度策定した「ゾーン30プラス」の整備計画に基づき、県内初の取り組みを行いました。

この「ゾーン30プラス」は、生活道路における人優先の安全安心な通行空間の整備を目的としており、自動車の最高速度30km/hの区域規制と物理的デバイスと呼ばれる速度抑制対策及び進入抑制対策の適切な組み合わせにより、交通安全の向上を図るものです。

「ゾーン30プラス」を実施した地区は、前橋南インターやIKEAなどの商業地が近くにある「下川町地区」と前橋市立東小学校を中心とした「東小学校地区」の2地区で実施しました。

まず、「下川町地区」についてですが、すでに指定されている「ゾーン30」に加え、道路幅を一部狭くする「狭さく」を主な対策としたほか、「路面のカラー化」などを実施しました。

次に、「東小学校地区」についてですが、30km/hの区域規制を新たに指定するとともに、横断歩道を盛り上げた「スムーズ横断歩道」を主な対策としたほか、「ハンプ」や「路面のカラー化」などを実施しました。

両地区とも「ゾーン30プラス」のエリアの入り口には看板と路面表示を設置し、道路利用者に周知を図っています。

今後は、設置した物理的デバイスの効果を確認するため、プローブデータと呼ばれる自動車走行データを用い効果検証を行い、必要に応じて追加での対策を検討していきたいと考えています。

(5)GunMaaSで新サービスを開始します

(市長)

GunMaaSで1月29日(水曜日)から始まる4つの新サービスをご紹介します。

1つ目は「バス定期券のオンライン販売」になります。これまではJR前橋駅構内にあるバス案内所などでしか購入できなかった市内共通定期券がスマホを使って、いつでも、どこでも、簡単に購入できるようになります。

2つ目は「時間制の中心市街地乗り放題券」を期間限定で販売します。JR前橋駅を中心とした200円区間のバス路線の乗り降りが一定時間自由となるフリーパスです。これまであった1日券に加え、3時間券、6時間券、12時間券という3種類の券が加わりますので、それぞれの目的に合わせた使い方ができるようになります。

3つ目は「パーク&バスライドサービス」を実施します。市内にある商業施設等の駐車場を活用したパーク&バスライドサービスの実証実験を行います。マイカーと公共交通の共創を図ることにより、協力いただく商業施設様と一緒になって、車依存社会からの脱却とスマートシティの実現を目指します。

4つ目は「cogbeフリーパス」の販売です。GunMaaS上でまえばしシェアサイクルcogbeを30分間・60分間利用できるcogbeフリーパスを販売します。また、GunMaaSではモバイルSuicaで事前決済もできますので、気軽にcogbeを利用できるようになります。

サービスの開始は1月29日(水曜日)からとなりますので、GunMaaSを利用したことがない方も、この機会にぜひご利用ください。

新サービスの詳細については担当課から説明いたします。

(交通政策課)

1月29日(水曜日)から始まる、GunMaaSの取り組みについて説明します。

まず1つ目はJR前橋駅を中心とした200円区間のバス路線が利用できる市内共通定期券です。今までは駅のバス停案内所等で対面販売をしていましたが、スマホでも買えるようになります。これまでの対面販売は現金のみでしたが、GunMaaSを利用すればクレジットカードも使えるようになりますので、利便性が向上します。また、市内共通定期券には通学定期券の販売がありましたが、今回、GunMaaSにマイナンバーカードをご登録いただくと窓口で学生証等を提示することなく、通学定期券と同じ金額で購入することが出来ます。ただし、こちらは学生の方全員というわけではなく購入にあたっては年齢制限がありますので詳細についてはチラシやHPをご覧ください。

続いて路線バス「時間制の中心市街地乗り放題券」です。今までもGunMaaS上で1日乗り放題券を販売していますが、今回新たにJR3時間券、6時間券、12時間券という3種類の券が加わります。3月31日までの期間限定の販売となります。

3つ目は「パーク&バスライドサービス」の実施です。市内にある商業施設等の駐車場を活用したパーク&バスライドサービスの実証実験を行い、マイカーと公共交通の共創を図ることにより、車依存社会からの脱却とスマートシティの実現を目指したいと考えています。公募した一般モニターを限定に2月の1か月間限定で実証実験を行い、今後に向けた課題の整理や新たなルール作りに役立てたいと考えています。

4つ目は「cogbeフリーパス」の販売です。GunMaaS上でまえばしシェアサイクルcogbeを30分間・60分間利用できるcogbeフリーパスを販売します。今までの料金体制は、使った分に応じて加算される方式形でしたが、新しい方式では料金は同じになりますが、モバイルSuicaで事前決済も可能となりますので、気軽にcogbeを利用できるようになります。

以上です。ありがとうございました。

(6)バニーズ群馬FCホワイトスターと包括連携協定を締結しました

(市長)

バニーズ群馬FCホワイトスターは、3月から開幕する「2025プレナスなでしこリーグ」に向けて体制を一新し、1部リーグへの復帰を目指しています。

それに伴い、バニーズ群馬FCホワイトスターの運営会社である一般社団法人BGFCと本市はスポーツを通じた市民の健康づくりに関する包括連携協定を締結しました。 

  これまでもバニーズ群馬FCホワイトスターとは、ホームゲームでの市民無料招待や公民館でのイベントの実施など地域貢献事業を実施していましたが、より多くの方へチームや女子サッカーの魅力を伝えたいと、バニーズ群馬FCホワイトスターから協定の申し出があり、本拠地である本市としてもチームを全面的に支援し、相互での連携を高めながら、市民のスポーツ振興及び健康増進を図るため、本協定を結ぶこととなりました。

本市は、ふるさと納税を活用して現在7つのプロスポーツクラブ等を支援、応援しています。今後もプロスポーツクラブ等を通して、多くのトップレベル競技が市民に身近に感じられる強み、魅力を活かして、スポーツ振興につなげていきたいと考えています。

(一般社団法人 BGFC 生方代表理事)

まずは前橋育英高校の全国制覇おめでとうございます。

バニーズ群馬は市内の小学校を訪問し、サッカーに親しみを持っていただけるような活動をしています。今後においては、新たに介護施設や公民館、学校等を訪問し、お子様からお年寄りまでを対象に、理学療法士による健康づくり教室を開催します。ストレッチや筋トレ、歩行指導等を行うことによって、皆様方のさらなる健康向上に努めていきたいと考えています。また、常に協定を結ばれているチームの方々とも連携を図って色々なイベントに参加していきたいと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。

(バニーズ群馬FCホワイトスター 野田監督)

実は私は3年前にもこのチームに在籍しており、3年ぶりに復帰しました。職業柄、全国津々浦々、点々としていますが戻ってきた土地は前橋が初めてです。とても良い印象があり、実際に住んでみて住みやすいまちだと感じました。出身は東京で、群馬ではありませんが、とても良い印象を抱いたまま戻ってまいりました。

今回、このような協定を結んでいただいたのも、私も同じ思いを抱いていました。女子サッカーのモデルケースとなり、地域に密着した活動を通じて、元気と夢を与えられるようなサッカーとチーム運営を目指したいと考えています。そして、地域とともに盛り上がり、その先陣を切る存在になりたいと思っています。サッカーももちろん頑張っていきますが、たくさんの活動をしていきたいと思いますのでみなさんぜひ応援よろしくお願いします。

(バニーズ群馬FCホワイトスター 大矢キャプテン)

今年は1年で1部リーグに戻ることを目指して、見ている人がワクワクするようなプレーや最後まで諦めない姿をチーム全員で目指して戦っていきますので、1人でも多くの方に試合会場に足を運んでいただき、応援していただければと思います。よろしくお願いいたします。

案件外

(1)子育て支援合同企業説明会を開催します

(市長)

これから就職を目指す子育て中の皆様を対象に、合同企業説明会「未来をはぐくむ」を2月20日(木曜日)12時30分から日本トーターグリーンドーム前橋サブイベントエリアで開催いたします。この説明会は、仕事と家庭の両立を応援する企業と直接お話しいただける機会として、働き方や職場の雰囲気について気軽に質問したり相談したりできる場となっています。

今回は、前回からさらに内容が充実しました。まず、参加企業数が大幅に増加し、前回の15社から25社となりました。より多くの選択肢の中から、自分に合った働き方や企業を見つけていただけることを期待しています。また、説明会の開催に加え、男女共同参画パネルを展示します。男性と女性の個性と能力を発揮できる職場になるよう、皆様に改めて考える機会としていただくものです。

会場内では職業訓練や就職活動、保育所入所に関する相談ブースも設置し、具体的なご質問にお答えできるような体制を整えております。事前予約制で無料の託児サービスもご利用いただけますので、小さなお子さんがいらっしゃる方も安心してご参加いただけます。

本市は、子育て中の皆さまが安心して働き、活躍できる環境づくりを進めています。この説明会が、新たな一歩を踏み出すお手伝いになれば幸いです。

質疑

(1)「市有施設の配電盤等へのデザインラッピング」を実施しました

(記者)

デザインラッピングを取り入れたことによる今後の効果はどのようにお考えですか。

(市長)

それぞれの施設にあったデザインを施してもらったので、児童文化センターであれば児童文化センターのキャラクターを描いていただき、総社公民館であれば歴史を感じられるようなデザインになっています。非常に施設全体の魅力が高まっていると感じています。配電盤は公共施設の色々なところに設置されていますが、特に多くの市民の皆様が訪れる場所やこどもたちの訪れる場所については、新しい価値が生まれるのだなと思いました。目に付くところに色が加わり、アートが加わることにより、全体の価値が深まることについては今後も広げていけたらと思います。引き続きご協力をお願いしたいと思っています。

(記者)

御社で公共施設の配電盤ラッピングは他にも事例がありますか。

(クシダ工業株式会社 串田代表取締役社長)

全面的に施すことは今回が初めてです。色や装飾はありましたが全面的に施したのは初めての経験でした。貴重な機会だったと思っています。

(記者)

事業費は御社負担ですか。

(クシダ工業株式会社 串田代表取締役社長)

詳しくはお問い合わせください。

(2)JR東日本体験型ふるさと納税返礼品の取り扱いを開始します

(記者)

ふたつの返礼品で特にPRされたいポイントはどこでしょうか。

(JR東日本前橋統括センター 人見所長兼前橋駅長)

特にPRしたいポイントはいくつかあります。まず、鉄道の体験事をふるさと納税の返礼品にしているケースは何か所かあります。中には駅長1日体験なども他の地区では行っています。群馬県を所管している高崎支社では、初めての取り組みとなります。こういったところで、群馬の皆様には非常に喜んでもらえるプランなのかと考えています。2つの返礼品がございますが、211系の撮影会については、群馬県のエリアは比較的お馴染みのデザインだと思いますが、この矢絣柄という変わった色の帯を付けている編成は1編成だけです。見るとラッキーと鉄道ファンの中ではささやかれています。その貴重な1編成だけのものが撮影会に参加するのは初めてということで、ぜひ鉄道好きの方、群馬の地域に住んでいる方には喜んでいただけるのかなと思います。また、運転シミュレータについては、それぞれの乗務員が乗務する線区の映像が収録されています。吾妻線を運転している乗務員は前橋市にある前橋統括センター前橋乗務ユニットが新前橋にありますがそちらのみになります。吾妻線の風光明媚な景色を眺めながら操縦体験できるのは唯一無二の体験になると思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。

(記者)

撮影会は矢絣柄のある外観もそうですが、車両の中に入って撮ることもできますか。

(高崎車両センター 田村さん)

今回の撮影会は外観のみです。

(記者)

JREモールのふるさと納税は県内で他に加盟されている市町村はありますか。

(JR高崎支社 植木さん)

県内の他の自治体様も参加しています。今年度は4つの自治体様が参画していただきました。オリジナル返礼品は前橋市が初となります。群馬県として初、高崎支社として初の試みとなっています。

(記者)

シミュレータは、以前JRさんのイベント時に15,000円くらいで行っていたと思いますが、今回は50,000円なのでその差額くらいが返礼品ですか。

(JR東日本前橋統括センター 人見所長兼前橋駅長)

価格設定については色々な条件がありますが、今回の1番の推しは40分間の長い時間を独占できるという点だと思います。これまでも、JREモールで販売している体験イベント等でも運転シミュレータをやっていただくというものは何回かありましたが、比較的短い時間で1日に複数名の方をお呼びして参加していただくという形でした。今回はかなり独占感のあるものになるので、このような価格設定にさせていただいております。

(記者)

参加資格などはありますか。

(JR東日本前橋統括センター 人見所長兼前橋駅長)

撮影会は18歳以上のお客様限定です。また、運転シミュレータについては小学生以上の方にさせていただいています。小学生の方に関しては18歳以上の保護者(納税者の方)の同伴を条件としています。

(3)アーツ前橋と良品計画との共催で「うすい店」展を開催します

(記者)

模型の縮尺と中央通り商店街のどのくらいの範囲での展示なのか教えてください。

(アーツ前橋 学芸員)

縮尺のサイズについては30分の1スケールです。

実は今日、プレス向けの内覧会を開催しており作家も参加しておりますので、もしよろしければこの後アーツ前橋にお立ち寄りください。

模型の範囲はシャッターが下りているお店を何店舗か使っています。シャッターが下りているお店5店舗と、中央通り広場です。その他でも、この展覧会の経緯や前橋ならではの風景を作るためになぜ薄い店が有効なのかを展示に関する物語が雑誌帳に壁面に展示されていますのでそちらもご注目ください。

(記者)

良品計画さんとしては前橋以外でも行ったことがあるのでしょうか。

(株式会社良品計画 群馬事業部 中村事業部長)

無印良品の銀座でアトリエMUJI銀座2022年12月2日から1回目の企画展を実施しています。2023年にアーツ前橋さんとDDAAさんと一緒に行ったのが2回目です。そちらの発展形が今行っているものになります。

(記者)

今回の模型の展示は中心市街地の再開発の時に実現させるという考えですか。

(アーツ前橋 学芸員)

この展示においてはあくまでも架空の提案なので、実際にここに作られるということはありません。展示を通してまちの人たちのご意見を聞きながら、この展示が実際にどのようにまちの人達に受け止められるのかを検討し、今後の方針を相談しながら決めていくことになっています。

(株式会社良品計画 群馬事業部 中村事業部長)

今、前橋中央通り商店街で前橋ブーストという取り組みがあり、実際に軒先を借りて物販を行えるという制度があります。そちらを活用することで、サービスを行うことはできるかと思います。今後は実際に仮囲いができて、商店街組合や皆様の意見を取り入れながら提案出来たら嬉しいと思っています。

(記者)

模型は実在する店舗をモデルにしているのですか。

(アーツ前橋 学芸員)

架空敷地協力というクレジットをしています。実際にある店舗でシャッターが下りているところのスケールでうすい店の模型を作って提案しています。

(記者)

どのようなお店があるのですか。

(アーツ前橋 学芸員)

うすいミュージックバーやカフェ、お花屋さんなどうすい形態でできる店舗が展覧会では提案されています。

(記者)

今回の展示は建設工事中の囲いの前でということだと思ったのですが、現状のシャッター街の活性化も意味として含まれますか。

(アーツ前橋 学芸員)

その通りです。うすい店には2つの提案があります。

1つ目はお伝えした通り、仮囲いになってしまうところがにぎわいをキープし続けるために、うすい店を開き続けるということです。

もう1つはまちがシャッターで下りてしまったときに、うすい空間を使ってお店を開くことでまちのにぎわいがキープできるのではないかという提案です。

(記者)

市長への質問になりますが、この提案についてどのようにお考えですか。

(市長)

まちなかのにぎわいの創出については再開発に関わらず、常に新しい取り組みをしています。色々な事業メニューでまちなかに出店する補助や支援も行っていますが、新しい形として参考にするような展示会だと思っています。

(4)ゾーン30プラス整備計画に基づき対策を実施しました【県内初】

(記者)

ゾーン30プラス整備計画は何年の計画で、来年度以降の展開を教えてください。

(道路建設課)

整備計画の期間は詳細には決まっておらず、効果がみられるようであればその地区は終了させていただきます。効果が足りないとなれば同じエリアで対策をすることになっています。

また今後の展開については、この2地区以外にも要望をいただいているところもあるので、ゾーン30プラスを推進していきたいと思います。

(記者)

基本的には地元の人からの要望を受けての対策ということですか。

(道路建設課)

おっしゃる通りです。

(5)GunMaaSで新サービスを開始します

(記者)

モニターは何人くらいですか。

(交通政策課)

今回のモニターは7人です。

(記者)

駐車場に行くまでに車に乗ってしまうと意味がないのかと思ってしまいますが、どのようにお考えですか。

(交通政策課)

お店側に協力をお願いすることとして、1つは駐車場を提供してもらうことです。お店側にとってのインセンティブは、今まで自分の商業県内ではなかったお客さんが顧客になり得ることです。なお、今回協力をお願いする一部のお店には、クーポン券を提供いただけます。

(記者)

実証実験を行う場所はアクセスが良いところを選定されていますか。

(交通政策課)

バス停が近くにあり、バスの本数を重視して選定しています。

(6)バニーズ群馬FCホワイトスターと包括連携協定を締結しました

(記者)

具体的に包括連携協定を結んだことによるチームや運営会社としてのメリットを教えてください。

(一般社団法人 BGFC 生方代表理事)

本日、包括連携協定を結ばせていただきました。協定を結ぶことによって繋がりができることは非常にありがたいですし嬉しく思います。

案件外

(記者)

豚熱の関係で今後の対策を教えてください。

(市長)

豚熱の対策について、基本的に必要なものは県内どの自治体も行っているかと思いますが、また改めて今回の状況を見ながら検討して行きたいと思っています。まだ発生を聞いたばかりなので、今後についてはしっかりと検討していきます。

(記者)

台南への出張での成果と感想を教えてください。

(市長)

1月19日(日曜日)から22日(水曜日)まで台湾出張へ行きました。政府としては台南市と雲林県にお邪魔しました。

台南市に関しては、これまでも前橋市と友好関係があるので、市長をはじめ政府の皆さんも非常に暖かく受け入れてくれました。単なる交流で終わらせたくないので、これまでの話や今後に向けての話もしました。台南市の中に残っている前橋の歴史や文化についても市民の皆様に知っていただけるような機会を作れないか話し合いました。赤城山のワカサギ釣りや、いちご狩りなど冬の前橋の魅力をPRすることで、普段暑い地域の台南市の人に冬の前橋を楽しんでいただけるようにしました。これからも交流を深めていこうという感想を持ちました。

雲林県については知事に、昨年道の駅まえばし赤城にお越しいただきその時もしっかり話ました。今回改めてこちらが雲林県に訪問したことで、先方からしてみるとかなり深い繋がりを感じていただき、前橋にまた来たいとおっしゃっていただきました。教育文化、農業も盛んな地域でもあるので、お互いの農業政策、IT化、デジタル化についても意見交換したいという話になりました。次につながるような行動をしていきたいと思っています。

台南市の旅行商業同業公社にも訪問しました。どうやって前橋市に人を送れるか、インバウンドのために商談会をやるにはどうしたらいいか、農産物などの具体的なアドバイスをいただきました。今回はスタートの一歩ということで、これから具体的な行動を繋げていきたいと思います。

訪問中に地震に遭い結構揺れたのですが、まちは被害がなく、視察の日程には支障もなく通常通りこなすことが出来ました。以上です。

(記者)

県民会館についてのアンケートを県が実施しましたが、回答結果についてどのようにお考えですか。

(市長)

県民会館の在り方についての前橋市の考え方や方針についてはこれまでと変わらないと思っています。やっと県や県議会でも県民会館の在り方に関する議論がしっかり始まったのかと思います。必要性についてはそれぞれ文化活動を行っている人には必要かと思いますが、馴染みのない方にとっては単純なアンケートであると必要ないと答えるかと思います。あくまでもアンケート結果であり、1つの参考として今後の議論の題材にしていただくのかと思います。それも含めてこれから幅広く県議会で議論を進めていただき、議論の結果を踏まえて判断していただければと思います。

(記者)

このアンケートの数字を見て市長はどのように感じましたか。

(市長)

少なくない数字だと思っています。

最後に

(市長)

豚熱に関しては、これから適切に処理をし対策をしてまいりますので、また適宜正確な情報を伝えています。併せて、前橋市議会議員選挙や育英のパレードも控えていますので、しっかり対応していきます。

本日は以上です。ありがとうございました。

(以上で終了)

この記事に関する
お問い合わせ先

未来創造部 広報ブランド戦略課

電話:027-898-6642 ファクス:027-224-1288
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
お問い合わせはこちらから

更新日:2023年05月01日