定例記者会見概要版(令和7年12月24日開催)
令和7年12月24日に開催された定例記者会見の要旨です。
日時
令和7年12月24日(水曜日)午後2時〜3時
会場
市役所4階庁議室
動画配信(前橋市公式ユーチューブ)
冒頭
(細谷副市長)
記者会見の案件に入る前にご報告があります。12月14日に滋賀県で開催された「第33回全国中学駅伝大会」において、前橋市立木瀬中学校男子が初出場し、見事に初優勝を果たしました。本市の名を高めるもので、その栄誉を称えたいと思います。本当におめでとうございました。
案件説明
(1)電子申告合同説明会を開催します
(細谷副市長)
来年の1月から、市県民税の電子申告を開始します。それに伴って、今般、前橋税務署、前橋年金事務所と協力し、新たに合同で電子申告説明会を開催します。 日時は1月15日木曜日の10時から15時まで、場所は前橋プラザ元気21のにぎわいホールにて行います。なお、申し込みは不要です。この説明会では、来場される市民の皆様にスマートフォンとマイナンバーカードを持参していただき、電子申告の仕方などをご案内します。なお、この説明会では実際の申告受付は行えません。前橋市役所からは市県民税電子申告の紹介、前橋税務署からはマイナンバーカードを利用したスマホ申告の案内、前橋年金事務所からはオンラインで年金記録の確認や各種手続きが行える「ねんきんネット」の紹介を予定しています。多くの市民の皆様のご参加をお待ちしています。
(2)新たに『前橋ウィッチーズ』観光PR事業を実施します
(細谷副市長)
本市が舞台となったアニメ「前橋ウィッチーズ」を通じて、本市へいらっしゃる皆様へ心を込めておもてなしをいたします。1点目は上毛電気鉄道とのコラボ企画についてです。2点目はデジタルスタンプラリーについてです。
(交通政策課)
上毛電気鉄道は、7月のアニメ放映終了後から、「前橋ウィッチーズ」デザインのラッピング車両の運行や、その運行記念として1,000枚限定の1日フリーパス券を販売しました。今回、好評につき第2弾のコラボ企画を行います。
1つ目は、アニメキャラクターによる音声案内です。1月15日の始発列車から、ウィッチーズの5人が車内で音声案内を行います。メインキャラクター5人の名前に上毛電気鉄道の駅名が使われていますが、キャラクターの名前と同じ駅でその音声が流れます。例えば、三俣駅の案内であれば、三俣チョコちゃんが案内してくれるといったものです。5人の名前の駅以外にも、アニメにゆかりのある駅で車内音声が流れます。
2つ目は、車内装飾の実施です。車内音声の開始に合わせて「前橋ウィッチーズ」のラッピング車両の中をウィッチーズ模様に装飾します。アニメの作画が車内に貼り出されたり、限定デザインのシールを車内に貼り出したりと、車内をウィッチーズ模様に彩ります。
最後に、第2弾の1日限定フリーパス券です。前回1,000枚限定で販売した前橋ウィッチーズデザインの上毛電鉄1日フリーパス券ですが、今回、第2弾のフリーパス券を販売します。販売開始は1月17日の土曜日、駅窓口の営業開始時間からです。販売期間は4月30日木曜日までで、枚数に限りはございません。
(前橋観光コンベンション協会)
当協会では観光周遊策の一環として、「前橋ウィッチーズ前橋まるっとデジタルスタンプラリー」を開催します。作品の舞台となった中心市街地や大胡地区を巡りながら、スポットごとにキャラクターが描かれたデジタルスタンプを獲得し、集めたスタンプ数によりノベルティをプレゼントする施策となっています。
参加方法は、スマートフォンなどを使用し、ウェブ専用ページにアクセスいただき、各スポットのGPSによる位置情報を元にデジタルスタンプを取得する形式となっています。アプリのダウンロードをせずにご参加いただけます。 期間は、1月28日から5月10日を予定しています。ノベルティの引き換え場所は、道の駅まえばし赤城観光案内所および前橋駅観光案内所を予定しています。引き換え方法は、スタンプラリー画面のご提示、およびウェブアンケートへのご回答をいただくことで、ノベルティのステッカーのお渡しを予定しています。
(3)アーツ前橋企画展「Act of Fire」を開催します
(細谷副市長)
12月21日をもちまして閉幕しました「ゴースト 見えないものが見えるとき」展ですが、皆様のご協力をいただき、累計来場者数1万2,000人を超える多くの方にお越しいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
アーツ前橋では、国際的なピアニストでアーティストの向井山朋子さんによる企画展「Act of Fire」を、1月24日から3月22日まで開催します。この企画展は、作品を見る展覧会であると同時に、空間を歩き、体で感じ、考える体験型の展覧会です。このほか、会期中は作家ご本人によるピアノリサイタルや対談などのイベントが企画されています。
(アーツ前橋)
向井山朋子さんは、世界的なピアニストとしても大変高名な方で、主に現代音楽をフィールドに様々なコンサートプログラムに招聘されている方です。拠点はアムステルダムで、ヨーロッパではパフォーミングアーティストとして非常に尊敬されている方です。
ピアニストであると同時に美術家としての顔も持っており、楽曲を弾くだけではなく、弾く空間全体を美術作品として、インスタレーションという形で発表する手法でも知られています。日本国内の巨大な規模の国際芸術祭のみならず、様々な国の芸術フェスティバルにも招聘されており、作家のスタイルとしてはかなり稀有なスタイルをお持ちです。 現代の芸術家としての表現を軸にされているので、当然、作品の内容には現代社会の様々な問題やテーマが入ってきます。本日は大きく分けて3つの見どころについてご紹介します。
まず1つ目は、期間中の3月11日に震災からちょうど15年という節目を迎えますが、向井山さんの作品として、震災の時に津波に流された石巻の2台のピアノを使った作品があります。「nocturne 夜想曲(ノクターン)」というタイトルがついています。向井山さんは東日本大震災の直後に被災地に入られ、石巻市の湊地区にあった礫の中から2台のグランドピアノを見つけられました。ピアノは湊地区にある小学校と中学校にそれぞれ残されていたもので、非常に重いため人力では運べず、津波に流され泥を被って壊れたまま放置されていたものです。 この2台のピアノを、向井山さんと私たちで泥がついたままの状態で保管しました。このピアノは世界各地の美術館で展示されると同時に、その学校で弾かれていた校歌や日本の国歌をアレンジした楽曲と共に、展示とリサイタルが開かれてきました。この「nocturne」のプロジェクトはニューヨークやサンパウロなど様々な場所で展示されましたが、数年前に銀座のメゾンエルメスでも展示され、震災から15年経った節目に、今度は前橋でこのピアノが再び展示されることになります。
2つ目は、「wasted」という作品です。向井山さんは女性のピアニスト、ソリストであること、そしてご本人のセクシャリティやジェンダーに対しても非常に強い関心を持って作品を作ってこられました。そのため、女性の身体、血液や身体の中の構造といったものも自分の作品のインスピレーションになっています。今回の展示では、地下展示室の一部に、ご自身のこれまでの女性としての歩みや、今の日本社会のジェンダーに対する意識の問いかけなどをテーマに、「wasted」という作品を前橋バージョンにリメイクした形で再展示します。その中でモチーフになっているのが、彼女自身の女性としてのこれまでの生きてきたプロセスです。
そして、今回のメイン作品ですが、これはタイトルにあるように「炎」「火」がテーマになっています。向井山さんが近年の、例えばイスラエルやウクライナの戦争、あるいは世界中で起こっている災害や戦争といったものに対し、ご自身なりにアクションを起こそうと作られた作品です。ピアノを燃やすという少し衝撃的な映像も含めて、世界で今何が起こっているのかを、音楽、映像、そして空間でダイナミックに表現する作品となっています。 アーツ前橋の地下に様々なスクリーンが設置され、そこに戦争の炎や祭りの炎などが次々と映し出されます。このプロジェクトはアーツ前橋が主催ですが、オランダやアムステルダムの公的な支援も受けています。国際的に見てもかなり大きな規模の作品になっており、そこで扱われているテーマも非常に壮大なテーマになっています。
通常の彫刻や写真、絵画といったものではなく、音と映像、光が総合的に演出された空間になっていますので、ぜひ多くの方にご来場いただきたいと思っています。向井山さん自身もすでに前橋市に入っており、搬入されたピアノで作曲の最後の仕上げをするなど、展示に向けた準備が具体的に進んでいます。理解が難しい作品ではなく体感していただける作品ですので、年齢問わず多くの方にご来場いただければと思います。
(4)景観を活かしたまちづくりシンポジウムin前橋を開催
(細谷副市長)
本市の景観の特徴を再認識するとともに、前橋ならではの景観まちづくりに活かす意義を考える契機とするために、シンポジウムを開催します。開催内容は、前橋クリエイティブシティプロジェクト共同企業体代表、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの原田麻魚さんによる基調講演があります。「景観がつくる前橋の個性〜赤城山の稜線と都市のスカイラインの調和〜」をテーマにしたパネルディスカッションも行われます。来年の1月17日土曜日14時から中央公民館ホールで開催します。この取り組みは、前橋市、群馬県、および群馬県都市計画協会の共催で、参加費は無料。事前申し込み制です。「景観」は前橋市の魅力をつくる重要な要素の一つです。皆さまの多くのご参加をお待ちしています。
質疑
(1)電子申告合同説明会を開催します
(記者)
どのような形式の説明会ですか。
(市民税課)
基本的には個別対応という形で、集団で何か講義をするわけではありません。来場していただいたお客様に、市役所、税務署、年金事務所のどのブースに興味があるかを伺います。その上で各ブースへ行っていただき、個別の対応で操作の説明などを紹介させていただこうと考えています。
(2)新たに『前橋ウィッチーズ』観光PR事業を実施します
(記者)
抽選で当たる商品はどういったものが用意されていますか。
(前橋観光コンベンション協会)
書き下ろしのオリジナルポスターを予定しています。
(記者)
前回の1,000枚限定1日フリーパス券は、何日間で売り切れましたか。
(交通政策課)
前回は7月7日から販売を開始しました。その1,000枚は8月17日、約40日間で販売を終了しました。
(3)アーツ前橋企画展「Act of Fire」を開催します
(記者)
どのような経緯で今回アーツ前橋で企画展をすることになったのですか。
(アーツ前橋)
1点目は、アーツ前橋が「アート(単数形)」ではなく「アーツ(複数形)」と冠しているように、美術だけでなく多様な表現形態を紹介することを目的としており、今回は「音楽と美術が融合した展覧会」を作ろうと考えたのが理由です。
2点目は、震災から15年ということ、また国内外で様々な災害や社会問題が起こっている中で、アートを通してそれらを問いかけ、考える場を作りたいと考え、今回企画しました。
(記者)
向井山さんと前橋市とのご縁や所縁はありますか。また、前橋市で行っている作曲は期間中にどのような形で聴けますか。
(アーツ前橋)
アーツ前橋では、前橋の美術といった地元作家にフォーカスした展覧会や、地域の文化資源などをテーマにしたアースティストによる作品や地域密着型の企画も行っていますが、それだけだと視野が狭くなってしまうため、向井山さんのような世界を旅しながら作品を作る「風の人」の活動を紹介し、前橋にいながら世界に対する感性や想像力を広げていただくことを意識しています。年間4本開催する企画展のうち1本は、国際的な視点を地域の皆さんと共有しようということで、今回は向井山さんを招聘しました。
楽曲については、自動演奏ピアノを使用します。本人はその場にいなくても、ピアノ自体が曲を弾く形で、地下のある場所に設置されます。そこから館内に張り巡らされたスピーカーシステムを使い、全体に音が響き渡るようなシステムを導入しています。曲目については、現在編集中のため申し上げることはできませんが、1曲は津波で被災したピアノが奏でていた校歌をアレンジしたものです。使用に関しては、被災した学校の許可を得て展示します。もう1曲はヨーロッパの作曲家の曲を再編・編曲したもので、自動演奏ピアノによって演奏され、ミュージアム全体が1つのスピーカーの中に入り込むような音楽体験ができる展示になっています。
(4)景観を活かしたまちづくりシンポジウムin前橋を開催
※質疑無し
案件外
(記者)
物価高対策の国の重点支援地方交付金について、2点お伺いします。前橋市の交付金の配分額はいくらですか。また、その使い道は来年1月の選挙で当選された新市長が決定すると思いますが、他市町村と比較して市民に届くのが遅くなるなど、スケジュール面での問題はありませんか。
(細谷副市長)
重点支援地方交付金について、先日国から通知された交付限度額は、約26億4,000万円です。 使い道は新市長の誕生後に方針を決定します。しかし、そこから検討を始めると方針決定までに時間がかかってしまいます。交付金はいち早く市民の方々に届けることが趣旨ですので、現在は事務方の積み上げとして、各部署に対しどのような支援ができるか照会をかけており、案を集約しているところです。 国が推奨する支援メニューには「生活者支援」と「経済的支援」という大きな柱があり、食料品や低所得者への支援、融資などの経済的支援があります。それらに沿って、各担当課でいま前橋市で最も必要とされるものを集約しているところです。一定の案が整理できた段階で、新市長のもとで方針決定していこうという流れで進めています。
(記者)
前橋市として地方創生をどのように考えていますか。
(細谷副市長)
地方創生の取り組みは第2次安倍内閣から始まり、石破総理が「地方創生2.0」として引き継ぎ、東京一極集中の是正と地方経済の活性化を方針として取り組まれてきました。石破総理の時代もその流れに乗って、自然災害が少なく首都圏に近いという前橋市の企業立地環境を活かして、様々な取り組みを進めてまいりました。 特に、民間主体の「官民連携のまちづくり」は全国的にも注目されており、各省庁から視察に来られたり、今年6月には当時の石破総理も丸一日かけて視察に来られるなど、力を入れられています。現在の高市政権では「地域未来戦略」という名称に変わりましたが、東京一極集中の是正や地方の経済力向上という基本的な流れはほとんど変わっていません。本市も内閣府、国土交通省、総務省といった各省庁と情報交換を行っていますので、これまでの地方創生の流れに沿って、淡々と進めていきたいと考えています。
(記者)
物価高対策として検討されているメニューの中に「お米券」は候補に入っていますか。また、対象者に配布される時期の目途を教えてください。
(細谷副市長)
各部署から上がってきた案の中には、アイデアベースのものも含め様々あります。全てを精査しきれておりませんが、案の一つとして「お米券」の配布も含まれていたかと思います。お米券は経費率が高くなるという課題はありますが、いち早くお手元に届けられるという利点もあります。それらの提案も含め、全体を見渡した上で、前橋に何がふさわしいのか、幅広いニーズに対応できる案を考えています。 配布時期については、支援の内容によります。例えば、紙ベースのお米券や商品券の場合は、作成や郵送の準備に時間がかかります。一方で、デジタルツールを活用した配布、例えば「めぶくPay」などのデジタルクーポンであれば、よりスピーディーな対応が可能であると考えます。内容によって配布や交付できる時期が変わってきますので、極力早く配布できるよう進めています。
(記者)
前橋市長選挙は年末年始を挟む繁忙期の選挙となりますが、市職員、選挙管理委員会の負担状況はいかがですか。また、月曜日という異例の投開票日となりますが、市民への周知について新たな施策はありますか。
(細谷副市長)
市長選の日程は、選挙管理委員会で議論した結果、1月12日に決定しました。年末年始を挟むことで、特に入場券の郵送作業などが忙しくなり、職員の負担になることを懸念していました。そのため、入場券の郵送は年賀状の配送と重ならないよう、作業を年内に済ませるよう協議しました。また、事務をコントロールする選挙管理委員会事務局の職員は、年末年始を返上して短い時間で準備にあたることになりますので、大きな負担をかけることになると認識しています。それ以外の一般の応援職員については、基本的には1月5日の告示後からの対応となります。
投開票日が月曜日になった理由ですが、本来の50日以内の規程では1月11日の日曜日となりますが、その日は「はたちのつどい」や年始行事が重なるため避けるべきとの議論があり、月曜日となりました。告知については、報道各社のご協力に加え、市のホームページ掲載や新たな選挙啓発活動を通じて、しっかりと周知していきたいと考えています。
(記者)
前橋市立木瀬中学校男子駅伝部の全国優勝について、市として顕彰する予定はありますか。
(細谷副市長)
初出場で初優勝という本当に名誉あることですので、市を上げて顕彰したいと考えております。顕彰の仕方はさまざまな方法があるかと思います。市民栄誉賞顕彰規程などの規程がありますので、過去の経緯や基準と照らし合わせながら考えていきます。
最後に
(細谷副市長)
次回の定例記者会見までの間に行われるいくつかのイベントを紹介します。
1月1日、元日の「ニューイヤー駅伝」が例年通り開催されます。群馬県庁を発着点として行われます。午前9時15分スタートです。
1月9日に、伝統行事である「初市まつり」が午前10時から開催されます。国道50号を交通規制した上で、例年通り執り行われます。
1月10日、15時から成田達輝さんのコンサートがあります。成田さんは弘前市のご出身ですが、前橋市の中学校に通われ、高校も前橋市から都内の高校に通われたというご縁があります。現在はまえばしPR大使になっていただいており、この就任記念としてニューイヤーコンサートが昌賢学園まえばしホールで行われます。
1月10日の土曜日から、映画『ブルーボーイ事件』が前橋シネマハウスでアンコール上映されます。また、1月12日の月曜日、18時40分の上映前に、飯塚花笑監督とアー子役のイズミ・セクシーさんによる舞台挨拶も予定されています。
最後に、「広報まえばし」についてです。現在は月1回の発行となっていますが、来年の1月号から完全リニューアルします。大きな変更点は、これまでは文字が縦書きが多かったのですが、横書きに統一します。それに伴い、開き方もこれまでの右綴じから左綴じになります。より見やすくなるように各コーナーのレイアウト調整や工夫も行っています。ぜひご覧ください。
(以上で終了)
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更新日:2026年02月24日