定例記者会見概要版(令和8年5月25日開催)
日時
令和8年5月25日(月曜日)午後2時
会場
議会棟3階 301会議室
動画配信(前橋市公式ユーチューブ)
案件説明
(1)SDRS株式会社と包括連携協定を締結しました
(市長)
本日、SDRS株式会社と相互連携と協働による活動を推進し、市内の一層の活性化と市民サービスの向上を図ることを目的として包括連携協定を締結しました。本市とSDRS株式会社とは、これまでも環境保全・環境教育やシティプロモーション等の分野での連携を行ってきました。この度の連携協定を機に、健康増進や地域社会の活性化をはじめとする10項目で協力してまいります。具体的な今後の連携事業としては、「地域社会の活性化」という項目で、前橋ウィッチーズと連動して推し活物販トレーラーハウスを活用したシティプロモーションの実施、「安心、安全なまちづくり」という項目で「ど冷えもんBOX」を活用した熱中症対策に取り組みます。本市の課題解決に向けた連携の取り組みが今まで以上に充実していくことを期待しています。 本日はSDRS株式会社から、森社長にお越しいただいておりますので一言いただきたいと思います。
(SDRS株式会社 森代表取締役社長)
本日は本協定締結にあたりお集まりいただきありがとうございます。市長はじめ、関係者の皆さまには本協定締結にあたり多大なるご尽力をいただきました。厚く御礼申し上げます。当社は4月1日にサンデン・リテールシステム株式会社からSDRS株式会社に社名を変更いたしました。新社名にはS(Synergy)つなぐ力、D(Discovery)切り拓く力、R(Revolution)変える力、S(Sustainable)続ける力の4つの想いを込めました。「Making what’s NEXT.」のスローガンをもとに当社の生産拠点である前橋市において、市長をはじめ関係者の皆さまと強力なシナジーを生み出し、地域課題に共に挑むパートナーとしてサスティナブルな社会に貢献したいと思っています。
この想いを具現化する取り組みとして、本日、2つのアクションを実行します。1つは、シティプロモーションの展開です。オリジナルアニメ「前橋ウィッチーズ」と連動して楽歩堂前橋公園にて展示中の推し活物販トレーラーハウスの設置期間を延長します。観光客の誘致とこれまでにない「推し活」というアプローチで地域連携の活性化に影響してまいります。2つめは、熱中症対策の実施です。本日より市役所ロビーにて当社製品である「ど冷えもんBOX」を設置します。酷暑における人休みスポットとしてご活用いただけたら幸いです。また、地域で働く皆さまやこどもたちを熱中症から守る機材の導入には、ぜひ補助金の制度等の検討をお願いいたします。
今後も、前橋市の持続可能なまちづくりの実現に向けて全力で並走して参る所存です。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。
(市長)
「ど冷えもんBOX」は、市役所本庁舎に入ってエレベーター乗り場付近に設置してあったのを見た方もいらっしゃると思います。まだ調整中となっていますが、この会見が終わったら後に使用できるようになるということなので、「ど冷えもんBOX」に入って体験していただきたいと思います。
(2)飯塚花笑監督特集が前橋シネマハウスで上映されます
(市長)
本市出身の映画監督であり、まえばしPR大使でもある飯塚花笑監督の特集が6月13日(土曜日)から26日(金曜日)まで前橋シネマハウスにて上映されます。期間内には、昨年度公開された「ブルーボーイ事件」を含め、飯塚監督が撮影した5作品が上映されます。一日中、飯塚監督の作品が楽しめる夢のようなラインナップとなっています。上映される作品の多くは県内で撮影されており、本市の見慣れた風景も数多く登場しますので、多くの皆さんに映画を楽しんでいただけたらと思います。本日は、前橋シネマハウスの支配人である日沼大樹さんにお越しいただいております。詳細については日沼さんからお話いただきたいと思います。
(前橋シネマハウス 日沼支配人)
今回は、まえばしPR大使であり、前橋市出身そして前橋を拠点に各作品を撮影している飯塚花笑監督にいろいろとご相談させていただき、特集上映することになりました。経緯として、昨年11月に上映した「ブルーボーイ事件」はご存知の方も多いと思いますが、この映画はオール群馬ロケ、そして8割以上が前橋で撮影された作品です。1960年、高度経済成長期の日本を舞台にして、セクシュアルマイノリティの方々がどのように扱われていて、そこで起こった裁判、実話を映画化したものになります。この映画はオール群馬ロケ、そして飯塚花笑監督ということで、前橋、群馬から全国に広げてたくさんの方に観ていただきたい作品ということで昨年8月から皆さんのご協力を得て動いていましたが、すごい反響で、群馬から発信ではなくても全国的に大ヒット作品となりまして、前橋シネマハウスでも過去最長ロングランである11月から3月までの公開となりました。その後は世界的にいろいろな映画祭で呼ばれて上映も行われました。先日からNetflixでも配信が行われて、初週でまさかの1位と、すごい反響のある作品となっています。このような作品を撮る映画監督が、若手にもかかわらず群馬県前橋市を拠点としてオール群馬ロケで過去の作品も含めて撮ってきたことを知っていただきたい。そして、「ブルーボーイ事件」で多くの方が監督の作品をご覧になったと思いますが、それだけではなく、過去の作品もぜひ観ていただきたい。こちらもほとんど群馬ロケですので、「ブルーボーイ事件」の熱が冷める前に、ぜひ過去の作品を観ていただき、マイノリティの方々が自分たちの生活の近くにいることも知っていただきたいと思い、企画させていただきました。ぜひ多くの前橋市民、そして群馬県民の方々に観ていただきたい作品の数々だと思っていますので、よろしくお願いいたします。
(3)民間事業者と協働して草木類資源化事業を実施します
(市長)
6月から新たに開始する本事業は、市民の皆さまから排出される剪定枝や草木類を、燃やすごみとして処理するのではなく、資源として有効に活用し、ごみの減量と循環型社会の推進につなげていく取り組みです。今年の3月に改定した「前橋市一般廃棄物処理基本計画」では、一日一人あたりの燃やすごみの量を99g削減する目標を掲げています。それに向けてさまざまな施策をこれから進めてまいりますが、本事業はその中でも市民の皆さまが日常の中で参加しやすい実践的な取組の一つと位置付けています。
ごみ政策課から事業の概要や狙い、今後の運用について説明した後、コンテナ設置場所として駐車場の提供等にご協力いただく事業者の皆さまから、それぞれの環境への取り組みや本事業に対する思いをお話しいただきます。
(ごみ政策課)
最初に事業概要を説明いたします。
本市では令和8年3月に、今後10年間を計画期間とする新たな一般廃棄物処理基本計画を策定しました。この計画では2035年度までに市民一人あたりの燃やすごみの量を99g削減することを目標に掲げた計画になっています。この目標達成に向けた柱となるのが「Maebashi 3Gs」として取り組む、1つが草木類の資源化の推進、2つ目がプラスチック容器包装の分別促進、そして紙類の分別促進です。
本日は、このうちの一つである草木類の拠点回収事業について説明します。
この事業の目的は、これまでに燃やすごみとして処理していた草木類を資源として有効活用することとなっています。市内6か所に回収拠点を設け、駐車場1台分くらいのコンテナを設置し、家庭から出る草木類を回収し資源化することで燃やすごみ量の削減と資源循環の拡大を図っていきます。あわせて市民サービスの向上を図り、ごみ減量と循環型社会の推進に繋げていくものです。
続いて、事業の概要を説明します。
実施期間は令和8年6月1日から令和9年3月31日の実証事業として予定しています。実施拠点は市内6か所で、そのうち4か所が市有施設となっていますが、他2か所は民間の事業者様の拠点を活用することで市民が利用しやすい体制としています。
コンテナの設置拠点周辺の状況を空撮で示したものです。車が出入りしやすい場所であることや安全性を考慮し、市民ができるだけ使いやすく安心して利用できる場所を選定しました。
回収できる草木類については、枝木や草類を主な回収対象としており、竹や果実類は回収対象外となっています。
利用方法は、草木についた土を事前に払い落としていただき、袋や紐類は必ず外して拠点に設置したコンテナへ直接投入していただきます。現状は、市民の方がごみの集積所に枝木を出す場合は長さや太さの制限がありますが、今回の取り組みではコンテナに入る大きさという規格で、そのまま持ち込むことができます。また、各拠点の利用時間内であれば、収集日を待たずに都合の良いタイミングでいつでも持ち込める点もこの事業のメリットだと思っています。
続いて、資源化の流れです。拠点に搬入された草木類は、収集運搬後、中間処理を経てチップ化されてバイオマス発電の燃料として活用されます。燃やすごみとして処理するのではなく、バイオマス発電というエネルギーとして有効活用することで環境負荷の軽減にも繋げています。
今後の展開は、本事業の利用状況を確認しながら、設置拠点の拡充を検討していきたいと思っています。また、市民・事業者・行政が協働する資源循環の取り組みとして定着を図り、持続可能な循環型社会の実現を目指していきます。
コンテナ設置場所として駐車場の提供等にご協力いただいているザスパ様、カインズ様から、それぞれが取り組む環境資源循環の活動についてお話いただきます。
(株式会社ザスパ 岸川氏)
この度、前橋市様そしてカインズ様とともに草木類の回収事業に取り組ませていただけることに改めて御礼申し上げます。
今回、クラブの拠点になるGCCザスパークに回収コンテナを設置させていただきます。地域の皆さまに身近な場所としてご活用いただきながら、回収した草木類を資源として循環させることでごみ削減や環境負荷の軽減に繋げていきたいと考えています。また、サッカークラブの施設に設置することで、環境や資源循環について考えるきっかけにもなればいいと考えています。
ザスパ群馬ではこれまでもさまざまなごみの課題についての取り組みを進めてきました。一例としては、3年前にパートナー企業様と連携してスタジアムで使用する食品の容器を環境配慮型のPL容器を使用する事業を定期的に行っています。使用後の容器はクラブハウス内にあるコンポスターで堆肥化して循環しています。この堆肥化したものは、今シーズンもクラブ内にある農園で活用する予定です。昨年の一例で申し上げると、ヒマワリを植えました。昨年もかなりの数のヒマワリの花が咲いてフォトスポットになりますので、その際はぜひザスパークにもお越しいただきたいと考えております。
その他にもホームゲーム開催時にはLTOと呼ばれる「LEADS TO THE OCEAN」の活動もクラブとして行っています。これは「海にゴミは行かせない!」を合言葉とする、スタジアム周辺でのごみ拾い活動です。現在、Jリーグクラブは21クラブ、およそJリーグの3分の1のクラブが参加している取り組みです。群馬県は海なし県ですが、だからこそ海洋ごみの問題について考える機会をつくりたいというところから本取り組みに参加させていただいております。ホームスタジアムである正田醤油スタジアム群馬のすぐ横には利根川が流れていますので、川を通じて海に繋がっていくところを意識しながら活動、試合を行っております。
また、SPLという取り組みがJリーグでスタートしています。ハンドブックは日本語版と英語版があります。SPLとは、スポーツクラブの環境やサステナビリティ活動を可視化する仕組みです。Jリーグはアジアのスポーツクラブで初めてこの取り組みに参画しています。スポーツを通じた気候アクションや地域課題の解決をこれをベースに進めていっているところです。近年、猛暑や豪雨等の気候変動でスポーツがなかなかやりづらい環境になってきているところで、まずはサッカーJリーグとしてこの取り組みをスタートしています。しかし、ザスパ群馬ではSPLのために活動を行うわけではなく、SPLをきっかけとして、ごみや資源循環のことも考えながら行動に繋げていくところに重きを置いて活動させていただいております。
今回の取り組みを通じて前橋市様、カインズ様とともにごみ削減と資源化という2つの社会課題・地域課題の解決に向けてクラブとしてしっかりご一緒できればと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
(株式会社カインズ 八木氏)
前橋市とは2024年10月に包括連携協定を締結し、その協定のもとでさまざまな分野の連携を進めてまいりました。本日はカインズが取り組み「くみまち」について簡単に説明した上で、特に前橋市との取り組みを中心に資源循環の事例をご紹介します。
まずは「くみまち」のそもそもの考え方についてお話しします。これが「くみまち」のコンセプトです。「くみまち」を一言で言うと、まちのくらしをみんなでDIYするということです。カインズだけではつくることのできない価値を地域の皆さまと一緒に協力しながらまちの暮らしをより良くする仕組みをつくっていく取り組みです。「くみまち」のコンセプトを図で表したものです。まちの暮らしを中心に置き、自治体や企業、学校、NPO等、地域の皆さまと協力し、未来のまちの暮らしをともにつくっていく。これが「くみまち構想」です。また、「くみまち」は「三方よし」をCSVとして実践する考え方です。カインズにとっても長期的に価値が生まれ、同時にお客様の満足と地域貢献の三方のバランスが取れていることが重要です。特定の誰かだけではなく、関わる全ての人に勝ちが生まれるかたちを大切にしています。
資源循環の取り組みについてご紹介します。まず前提として、カインズの店舗が資源が循環する地域のハブになる取り組みとなっており、資源の収集や再利用、廃材の活用等さまざまな活動を行っています。この取り組みはカインズの強みであるリアル店舗を持っていることや広い駐車場を持っていること、また、集客力や利便性、リフォームやカインズ工房等があり、弊社の情報発信力を活かしながら店舗のサーキュラーステーション化を進めております。
こちらは先ほどお話にあった前橋市と進めている草木類回収の実証事業です。草木をごみではなく、資源として循環させる新しい仕組みにおいてカインズが回収拠点としてカインズが参画しております。ポイントは三方よしです。市民の皆様、自治体のそれぞれにメリットがある取り組みとなっています。カインズとしても来店機会の創出や地域の資源回収拠点としての役割を担うことで社会に貢献する企業としての認知向上にも繋がっています。
続いて、園芸用土の水平リサイクルの取り組みの事例をご紹介します。園芸用土には深刻な社会課題、環境課題があります。多くの自治体では不要な土の回収方法が明確ではなく、可燃ごみへの混入や不法投棄の懸念があり、問い合わせ対応を苦慮しているケースもあります。さらに園芸用土は毎年、東京ドーム1.5杯分の地球を削るという課題認識もあり、資源の循環利用が求められています。そこでカインズは、くみまち構想のもと、店舗のサーキュラーステーション化を進め、園芸用土の水平リサイクルシステムを官民連携で2023年から導入しています。本システムの核となるのは、自治体、お客様、メーカーとカインズが三方よしで繋がるサーキュラーエコノミーモデルです。仕組みは、自治体が周知を行い、お客様が不要な土を店舗に持ち込み、カインズが回収します。回収された土はメーカーで調整殺菌処理され、再び循環型園芸用土としてカインズの店頭で販売します。このようにカインズの店舗がハブとなり、地域の中で資源が循環していく仕組みです。成果として、不要な園芸用土の回収は現在11店舗、9自治体で展開しています。循環型培養土は150店舗で販売しています。外部評価として、環境省グッドライフアワードで実行委員会特別賞の受賞、グリーン購入大賞等を受賞しています。前橋の2店舗でも展開が進んでおり、地域資源を店舗起点で広げていく流れをつくっています。
最後に、私たちは「くみまち構想」の「まちのくらしをみんなでDIY」をコンセプトに取り組んでおります。単独では実現できない価値を自治体、企業、市民の皆さまとともにつくり上げていくことで、まちの暮らしをよりよくしていくという考えを持っています。今後もこうした共創の取り組みを前橋市の皆さまとともに進めてまいります。
(市長)
今まで燃えるごみの日に、夏は草が伸びるので草刈りした草の袋がたくさん出ていたり、秋も落ち葉がごみステーションにたくさん積まれていることがありましたが、こうした草木類が回収ボックスに入ることで燃えるごみを減らすことができるということになりますので、ぜひ市民の皆さんにもご協力いただきたいと思います。
(4)民間事業者と連携したプラスチックごみ削減の取組状況を報告します
(市長)
先ほどの草木類の資源化についての案件で説明しましたが、同じように燃えるごみの中に含まれているプラスチックごみについても資源化を図ることで燃やすごみの量を減らしていきたいと思っています。民間事業者の皆様と連携しながらプラスチックごみ削減の取り組みを行っています。
まず、株式会社セブン-イレブン・ジャパンと連携して、ペットボトル回収事業取り組んでいます。市内店舗に設置された回収機により、多くのペットボトルが回収されています。
そして、ウォータースタンド株式会社と連携した、マイボトル対応型の給水機の設置事業については、昨年度から始まり、公共施設等に設置した給水機は多くの方に利用されており、マイボトルの利用促進につながっています。マイボトルを使っていただくと、その分だけペットボトルの購入、利用している量が減らせると考えています。
詳細について、ごみ政策課から説明いたします。
(ごみ政策課)
民間事業者と連携したプラスチックごみ削減の取り組みについてご報告いたします。
本市と包括連携協定を締結している株式会社セブン-イレブン・ジャパンによる取り組みとして、令和6年6月から店頭に回収機を設置したペットボトル回収事業を実施しています。市民の皆さまにご協力いただいた結果、令和7年度の1年間で前橋市内のセブン-イレブン店舗において約400万本のペットボトルが回収されました。重さにすると約100tでした。本市が収集しているペットボトルの年間収集量が約900tですので、今回の取り組みでおよそ9分の1に当たる量が回収されたことになります。本取り組みは、市民が身近な場所でリサイクルに参加できる仕組みであり、プラスチックごみ削減、資源循環の推進に繋がる取り組みとなっています。
令和7年5月の定例記者会見でお話ししたマイボトル利用促進の取り組みについてご報告いたします。本市ではウォータースタンド株式会社と協定を締結し、マイボトル対応型の給水機を設置しています。現在、市内9か所に給水機を設置しており、そのうち1か所で把握している利用量をもとに全体の給水量を成形しています。令和7年度の年間水量は推定52,000Lとなりました。これは500mlのペットボトルに換算すると104,000本に相当する量になります。この取り組みもペットボトルの削減に繋がるものであり、市民の皆さまが身近に取り組める資源循環の一つと考えています。今後もマイボトルの利用促進を図るとともに、クールシェアスポットを中心に給水機設置場所の拡充についても検討してまいりたいと考えております。
(市長)
草木類とあわせてペットボトルについても市民の皆さんに協力いただきながら削減を図っていきたいと思いますし、定期的にこの取り組みの状況について報告させていただきながら、みんなで取り組んだ結果、どれくらいごみが減ったかを見える化していきたいと思っています。
(5)マイナ救急の本格運用を開始します
(市長)
マイナンバーカードを活用した救急業務「マイナ救急」の本格運用を、6月1日(月曜日)から本市において開始します。
前橋市消防局では、これまで令和4年度、令和6年度および令和7年度に、総務省消防庁と連携し、「マイナンバーカードを活用した救急業務の円滑化に向けた実証事業」を実施してきました。令和7年度の実証事業では、マイナ救急の実施率は28.3%となり、マイナ救急の有効性も十分に確認されたことを踏まえ、本格運用を開始するものです。マイナ救急は、救急隊が現場において傷病者のマイナ保険証を活用し、通院履歴や服薬情報等の医療情報を確認できる仕組みです。これにより、現場で必要な医療情報を迅速に把握することが可能となり、傷病者やご家族の負担軽減に繋がるとともに、傷病者の状態に応じた適切な医療機関の選定を円滑に行うことが期待されます。実際の現場においては、お薬手帳がない場合でも服薬情報を確認できた事例や、意思疎通が困難な傷病者の搬送先医療機関の選定に役立った事例が報告されており、救急業務の円滑化への効果が確認されています。令和8年度からは、マイナ保険証を搭載したスマートフォン「スマホ保険証」にも対応することで、さらなる利便性の向上が図られることを期待しています。一方で、実証事業においては、マイナ救急を活用できなかった理由として、マイナ保険証を所持していないケースが未実施理由のうち67.5%を占めており、最も多いことが明らかとなりました。救急車を呼ぶような緊急時には、ご自身の医療情報を救急隊員へ正確に伝えることが難しい場合があります。市民の皆さまには、もしもの時に備え、日頃からマイナ保険証またはスマホ保険証を携行していただくよう、ご理解とご協力をお願いいたします。また、ご家族が救急車を呼ばれた場合も、本人のマイナ保険証を持って救急車が来るのを待機していただけるとスムーズに引き継ぎができますので、マイナ保険証はお手元にご用意いただけるとありがたいと思います。
(6)前橋すくすくこども館を隔週で日曜も開所します
(市長)
前橋すくすくこども館では、これまで平日および土曜日に一時預かり事業を実施してまいりましたが、近年、共働き世帯の増加等により、日曜日における保育ニーズが一定程度見られる状況です。市民の利便性向上を図るため、新たに日曜日の一時預かりを実施することといたしました。実施開始は7月からとし、第2および第4日曜日に開所します。日曜日においては、一時預かりエリアを開所し、利用定員は9人です。なお、平日と同様、開所時間は8時から19時まで、利用料金は1時間300円、1日あたりの上限は2,000円です。予約につきましては、利用希望日の1か月前から受け付けており、7月利用分については6月1日(月曜日)から受付を開始いたします。前橋すくすくこども館は非常に人気で、予約がいっぱいになってしまう日もありますが、日曜預かりについても様子を見ながら、皆さんのニーズを捉えながら今後の実施を検討していきたいと思っています。
その他の案件
(1)前橋市中期財政収支見通し及び今後の市政運営について
(市長)
このたび前橋市中期財政収支見通しおよび今後の市政運営について公表しました。
行政の財政については単年度制ということで、1年ごとに今年の予算は去年と比べてどのくらい多いか少ないかや、借金がどのくらい増えた減った等は報告しますが、先の見通しがわかりにくいこともあり、このたび、前橋市の今後5年間の財政見通しがどうなっているのかについて資料をつくり、市民の皆さんに見える化していこうと考えているところです。これは今まであったものを見える化しているので、特別な作業をしたものの数字ではありませんが、群馬県が同じような中期財政収支見通しを発表していますが、他の市町村では発表していないので、なぜ前橋だけなぜ発表したのかと思われてしまうかもしれませんが、これからの再開発であったり、いろいろな大きなプロジェクトを控えている本市といたしましては、先の見通しをしっかり皆さんにお伝えしながらつくっていくことが大切だと思い、このたび公表させていただきました。
グラフにあるように、例年、本市は収入と支出を比べて20億円くらい差があり、その20億円弱を財政調整基金を使って予算を組んで、また決算で決算剰余金が出たときに20億円積むというかたちでこれまで予算を組んできました。しかしながら、全国的な社会保障費の増大に加えて、本市においてはこの先5年間のあいだに大きな事業がたくさん予定されています。中心市街地の再開発、群馬総社駅西口の開設、国民スポーツ大会等もあり、同じ時期に大型プロジェクトがたくさんつまっているので、一般会計の収支、歳入・歳出の見通しが、今まで20億円の穴埋めだったところが、年によっては、令和9年度には60億円の差が出てしまったり、その先も令和11年度には70億円くらいの差が出てしまう見通しである状況です。この中で予算を組んでいくには、財政調整基金をたくさん取り崩す必要も出てきますので、財政調整基金の収支の見通しも毎年予算を組むために取り崩していくので財政調整基金も減っていきます。80億円の財政調整基金を毎年使っていってしまうと貯金がなくなってしまうので、先ほど申し上げた60億円足りない、40億円足りないというところを埋めるためには、借金を増やしていかなければいけない。これから先の見通しとしては、歳出にあわせて貯金を切り崩したり、借金を増やしてくような状況になっていること。まずは見通し、今後の傾向について皆さんにお知らせして、この上で優先する事業や時期を我慢するようなものも出てくると思いますが、これから先の予算の組み方ないしは事業のあり方について市民の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。こちらはすでに資料説明等しているところもあると思いますので、細かい部分については触れませんが、こういった状況を踏まえてこれからの本市のまちづくり、将来5年後、10年後どうなるかというところも皆さんにも注目していただきたいと思っています。決して、お金がないから、財政調整基金が枯渇するので本市が危ないということではなく、投資をするために同じ時期に予算がかかってくることが一つと、あとは、同じ時期にこんなにたくさん大型プロジェクトを詰め込むと財政調整基金も大変になり、市役所の中でも大変になるので、今後、長期でこの先のまちづくりをしていく上では先の見通しをつけた上で、どのような事業を行っていくのかも考えていく必要があるということで、こういった見通しについても見える化を図っていきたいと考えています。
質疑
(1) SDRS株式会社と包括連携協定を締結しました
(記者)
今回の包括連携協定はこれまでもいくつか協力してきたことがあるというお話でしたが、包括連携協定に至る経緯について、もう少し詳しく伺います。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
これまでの経緯については、私たちは製造業で自動販売機やショーケース等、主に冷える温める技術でものをつくっています。工場が前橋市にありますので、前橋市の場所を使わせていただく中で、地元の皆さんが工場に来て色々と学習していただいたり、小学生の工場見学等、地域に地元にうまくサポートできるような体制をつくりながら前橋市とご一緒してきました。私たちは「地域創生」をキーワードに、色々な新しいビジネスモデルも開拓していこうと考えています。ここ数年来の私たちの方針として、地元ともしくは自治体と一緒に社会貢献していくことを目的としていましたので、そういった活動の中で、先ほど申し上げたとおり、私たちはインターフェースのハードをつくる会社ですので「場所づくり」をテーマとして行ってきました。その中で昨年、「前橋ウィッチーズ」というシティプロモーションのアニメコンテンツが始まるということで、こうしたシティプロモーション用のコンテンツをうまく活用して地元や地域を盛り上げるというところに先ほど申し上げた「場所づくり」がマッチするのではないかと思い、私たちもコンテンツと一緒に場所づくりをするためのアイデアを出して1年かけて実現する間に、前橋市様にご指導いただきながらつくってきました。それが楽歩堂前橋公園に設置した推し活物販トレーラーハウスです。
(記者)
「ど冷えもんBOX」は、暑いときに入って体を冷やすための個人用スペースの理解でよろしいでしょうか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
クーリングシェアスポットとしても使えますが、熱中症のような症状の方が急速に体を冷やすためにこのボックスに入っていただくことが本来の目的になります。医療機器ではありませんので、熱中症を回復させるや治すような表現はできませんが、首、背中、頭を直接冷やす機能を使って、10分程度入っていただくことで熱中症の症状が出てしまった方でも楽になるようなことを期待しています。室内ではもちろん、屋外で活動されている方々にもご利用いただくことを想定しています。
(記者)
今回、市役所に設置した目的としては、皆さんに知っていただくことが大きいですか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
そのとおりですが、近くで具合の悪い方がいた時に、市役所はパブリックな場所なので駆け込むような場所になり得るであろうということで、認知していただけたらありがたいと思っています。
(記者)
自治体等で設置するのは初めてですか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
今年4月に販売しました。これから設置場所は増えていくと思います。販売はトラスコ中山株式会社が販売元になっていますので、これからはそちらで展開していきます。今回、私たちは包括連携協定でこの製品を前橋市で有効活用していただく目的で設置させていただきました。
(記者)
サンデン・リテールシステムの時も含めて、この同様の内容の包括連携協定を自治体と締結した事例はありますか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
ありません。
(記者)
前橋市の生産拠点ではどのようなものをつくっていますか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
私たちの生産拠点は国内で前橋市しかありませんので、先ほど申し上げたとおり、代表商品は飲料の自動販売機をはじめとする、最近話題の「冷凍食品ど冷えもん」という自動販売機等も生産しています。さらにコンビニエンスストアに置かれている冷凍冷蔵重機、ショーケース、ホットスナック等を温める重機、コーヒーマシン等をつくって販売しています。
(記者)
6月30日まで設置を延長をする推し活物販トレーラーハウスは、本来はいつまでの予定でしたか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
このトレーラーハウスの中は自動販売機の機能を埋め込んであり、物販ができるようになっています。今回は「前橋ウィッチーズ」グッズをファンの皆さんを中心に購入いただくことですが、このような形態でものをつくるのがことが初めてですので、まずはフィールドテストという位置づけで設置させていただき、実際に物を購入していただきながら色々なデータを取ってこれからの開発にフィードバックすることを目的としています。私たちは1年くらいを計画していますが、6月30日までの延長と、5月30日から実際に中にグッズを入れた販売をスタートさせることを計画しています。
(市長)
推し活トレーラーハウスは楽歩堂前橋公園に設置する前は中央イベント広場に設置してありましたが、多くのファンの皆さんがこれを目的に来てくれたり、毎日写真を撮っている方が多いと思います。実販売としては「焼きまんじゅうフェス」のときに実際に中で自動販売機の機能を使って販売をしていただき、そのときはすぐに売り切れてしまうグッズもあったと記憶しています。色々と連携しながらこれからのシティプロモーションに活かしていきたいと考えています。
(記者)
推し活トレーラーハウスでの物販は、これまでは「焼きまんじゅうフェス」のみ1回試験的に行われていて、5月30日から販売スタートするという認識でよろしいですか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
そのとおりです。
(記者)
今のところの期限は6月30日ですが、その後は未定ですか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
そのとおりです。その後については前橋市と相談しながら、おそらく色々なイベント等の出店を検討できるのではないかと思っています。私たちは実際にものを販売してデータを取ることが目的ですので、いろんなところでデータを取る機会をつくっていきたいと考えています。
(記者)
この推し活トレーラーハウスは中に自動販売機を設置していて、グッズの販売ができる移動拠点というイメージでよろしいですか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
そのとおりです。自動販売機は皆さんもまちなかでよく見かけると思いますが、基本は前からジュースを詰めて販売するイメージだと思いますが、こちらは裏面から商品を補充して前面で購入できる構造になっていて、このトレーラーハウス全体が一つの自動販売機という位置づけで、これは動きますので、イベント等で使っていただくのが非常に便利です。推し活の物販といってもコンサート等いろんなシチュエーションがありますので、そういったところで今後は使えるのではないかというのが今回の狙いになっています。
(記者)
トレーラーハウスの中に入って自動販売機で購入してから外に出るかたちですか。
(SDRS株式会社 大木常務執行役員)
そのとおりです。ぜひ5月30日以降にお越しいただきたいと思います。
(市長)
SDRS株式会社は「前橋ウィッチーズ」のシティプロモーションや「ど冷えもん」など開発力があり、おもしろいネーミングのいろんな製品を開発している会社が前橋にあることを多くの皆さんに知っていただきたいと思っています。ジョブセンターまえばしの企業見学バスツアーや工場見学でもご協力いただいており、若者の人材定着等にもご協力いただいております。
(2)飯塚花笑監督特集が前橋シネマハウスで上映されます
(記者)
今回の特集の5作品は、飯塚監督の過去全ての作品ですか。
(前橋シネマハウス 日沼支配人)
そのとおりです。監督は劇場公開される作品の前から映像作品をいくつか作られていますが、全国の劇場で、長編の映画としてロードショーで公開された映画は「フタリノセカイ」「世界は僕らに気づかない」「ブルーボーイ事件」の3作品です。あとの2作品は短編映画で、先日まで行われていた高崎映画祭で公開されていた作品です。それ以外の作品は公開されていない作品で、権利の関係で劇場での公開が難しいため、これまでに制作されて公開ができる作品の全てということになります。
(記者)
「ブルーボーイ事件」以外の作品は、これまでに前橋シネマハウスで上映されたことはありますか。
(前橋シネマハウス 日沼支配人)
劇場全国ロードショーで公開された3作品は全て上映しています。短編2作品「薄壁は戦っている」「サイドB」は公開していません。
(記者)
高崎映画祭のみで公開された作品ですか。
(前橋シネマハウス 日沼支配人)
そのとおりです。今年行われた高崎映画祭のみで公開された作品です。
(記者)
映画館で観られるのは貴重な機会ということですか。
(前橋シネマハウス 日沼支配人)
そのとおりです。
(記者)
「ブルーボーイ事件」は、Netflixの配信で初週から1位を獲得され、海外の映画祭にも出品され受賞されていますか。
(前橋シネマハウス 日沼支配人)
受賞されています。
(記者)
前橋シネマハウスでこのようなかたちで一人の方にクローズアップして特集上映することは、過去にありましたか。
(前橋シネマハウス 日沼支配人)
前橋市在住、前橋市出身でドキュメンタリー映画を撮られている飯塚俊男監督がいらっしゃいますが、この監督の特集映画は過去4回行っています。飯塚花笑監督は初めてです。
(記者)
日沼支配人はいろいろな社会課題を扱った映画を上映されてきました。今回「ブルーボーイ事件」がこれだけの反響を呼び、多くの人の関心を集めた点について、社会の関心や状況をどのように反映していると考えますか。
(前橋シネマハウス 日沼支配人)
自分たちの近くにも、生きづらさを感じている人がたくさんいることも知ってもらう映画もいいものだと思い、そういった方々を取り上げた映画を多く上映してきました。セクシュアルマイノリティの方々の映画も、飯塚監督の映画も含めて数多く上映してきました。ただ、なかなか広がっていくのは難しく、私が観てほしい、考えてほしいと言っても、押し付けられているようなものは見にくく、考えにくいところもあると思います。セクシュアルマイノリティや多様性が叫ばれている時代の中で、それらを扱う映画を観るのが苦手な方もかなり多く、当館に来られる方でもそういうことをおっしゃる方も多かったのですが、今回の「ブルーボーイ事件」は大ヒットしたということもありますが、そのようなお客様たちにも観ていただき、最初は苦手な部分があるかなと思っていたけれど、まず、映画自体がすばらしいと。その映画を観ることによって押し付けられているのではなく、自分から進んで映画を観て、それによって感じることや考えられることがあったということをおっしゃる方が多かったです。それを含めて、飯塚監督の過去の映画も観ていただくことによって、押し付けられているのではなく、自ら映画を観て、セクシュアルマイノリティの方や他のマイノリティの方の現状を映画を通して考えてもらえるのではないかと思い、飯塚監督に相談させていただきました。
(市長)
「ブルーボーイ事件」は私も何度も拝見して、配信が始まってからも改めて観ましたが、実話をもとにしたお話であることもありますし、裁判の流れを通じてマイノリティの当事者だけの視点ではなく、外から見たような視点でいろいろな社会の問題について考えることができることと、当時の状況と現代との価値観の違いもとても共感できる人が多かったのではないかと思っています。短編2作品については私も観ていないので楽しみにしたいと思います。
(3)民間事業者と協働して草木類資源化事業を実施します
(記者)
草木類が燃やすごみの中でどれくらいの量を回収量として占めていますか。また、草木類が資源化されることで目標達成の99gのうち、何gくらいが減る試算ですか。
(ごみ政策課)
草木類は、ごみステーションに出ている可燃ごみの中で約17%を占めています。
(記者)
重さベースですか。
(ごみ政策課)
重さベースで約17%を占めています。
今回の事業で500tから600tの回収量を目標にしており、仮に600t回収できた場合は、一人一日あたりの燃やすごみの量にすると5g分の減量に繋がります。
(記者)
今回の実施期間では500tから600tということですが、その後は全量回収を目指していく等拡大していく方向ですか。
(ごみ政策課)
処理量が増えるほど費用もかかるため、市民の方の声や利用状況を踏まえながら、どれくらい拡充するか検討していきます。
(記者)
回収後、最終的にバイオマス発電で活用するとのことですが、市内で使われるものですか。
(ごみ政策課)
現状、想定している優先交渉権者は、プロポーザルの結果、株式会社オダワラに決まりました。吾妻バイオセンターで吾妻の発電所に出ます。
(記者)
草木類を回収して資源化する事業は他自治体等でも進んでいることですか。
(ごみ政策課)
実施している自治体もあります。
(記者)
特に前橋市が先進的に進んでいるということではないですか。
(ごみ政策課)
そういうことではないです。
(記者)
カインズ株式会社にお聞きします。園芸用土のリサイクルシステムを会社として進めていて、前橋市内2店舗で行われているということですが、基本は会社で独自に設置しているのか、それとも自治体と連携しながら進めているものですか。
(株式会社カインズ 八木氏)
現在、展開している9自治体とは全て連携させていただいております。各自治体で土をどのように捨てればいいのかという困り事がある中で、カインズがそれを循環させて、また新しい園芸用として販売することでさまざまな自治体からも声をいただいているところです。拡げるにも人工がかかるので一度に全店で展開まではいかないですが、徐々に展開店舗を広げている状況です。
(記者)
人工がかかるのですか。
(株式会社カインズ 八木氏)
そのとおりです。売り場を準備したり各自治体様とお話をしたり等です。
(記者)
今後はさらに拡大していきたいお考えですか。
(株式会社カインズ 八木氏)
そのとおりです。
(記者)
コンテナの大きさを教えてください。
(ごみ政策課)
駐車場1台分くらいで、幅3m20cm、奥行き190cm、高さ120cmです。
(市長)
コンテナは燃えるごみの日だけではなく、いつでも草木類を出しに行ける利点がありますし、今までは大きな切り株は細かく切って出していただいていましたが、コンテナに入るサイズであれば大きいまま入れても良いので、ごみを出す市民にとっては非常に利便性が上がるのではないかと思います。ただ、拠点が6か所ということで、今後、実証実験をしながらニーズのあるところには増やしていくことを検討したいと思っています。
(4)民間事業者と連携したプラスチックごみ削減の取組状況を報告します
(記者)
昨年度から始まって2年間は企業のご厚意で無料で設置させていただけるということで開始したと思いますが、この2年が終わった後はどのような対応を検討していますか。
(ごみ政策課)
2年が終わると費用が発生することになりますので、利用者の声を聞いて拡充等を検討している状況です。有料になれば費用を支払って続けることになると思います。
(記者)
今回、設置場所は9か所ですが、昨年度から増えていますか。
(ごみ政策課)
おそらく、前回の定例記者会見のときは、前橋工科大学や市立第二保育所等は入っていなかったと思います。6月頃にそのあたりも設置して、9か所になっています。
(記者)
昨年度から引き続き9か所同じ場所に設置されているということですか。
(ごみ政策課)
そのとおりです。
(記者)
拡充を検討というのは、来年度以降の話ですか。
(ごみ政策課)
今年度も検討しています。クールシェアスポットを中心とする場所になります。
(記者)
今年度も拡充できないか検討しているところということですか。
(ごみ政策課)
そのとおりです。
(市長)
給水スポットについては、今年度、場所を増加することになれば決まった段階で皆さんにお知らせいたします。
(5)マイナ救急の本格運用を開始します
質疑なし
(6)前橋すくすくこども館を隔週で日曜も開所します
(記者)
市長から非常に人気だというお話がありましたが、現在の利用数、定員に対してどれくらい埋まっているかの利用率が分かれば教えてください。
(こども施設課)
昨年度の利用率は、こども一時預かりエリアは平均して10.1人のお子様をお預かりしました。
(記者)
10.1人とは、定員に対してですか。
(こども施設課)
定員は15人です。令和7年度の実績として10.1名となっています。
(記者)
平日・土曜を毎日実施しているということですが、利用の傾向として土曜日も利用数が多いということですか。
(こども施設課)
月曜日から土曜日まで平均して15%程度で、火曜日から金曜日が18%程度、月曜日と土曜日で13〜14%程度と、それほど大きな差はありません。
(記者)
日曜日は少し定員数が減るということですか。
(こども施設課)
そのとおりです。平均が10.1人ということと、土曜日の利用人数が若干下がっていますので、まずは定員を少なめに設定させていただき、利用状況等を今後検討していきながら拡充するかどうかを判断させていただきたいと考えています。
その他(1)前橋市中期財政収支見通し及び今後の市政運営について
(記者)
前橋市の歳入のうち市税について、前橋市は個人市民税の割合は比較的高く、法人市民税はまだ伸びしろは多いと聞いています。自主財源を増やすことは政策の自由度を高める上でも必要なことだと思いますが、市長は稼ぐ街にするために、例えば本社企業を誘致するなどの産業振興にどのように取り組むつもりであるのか、そのあたりのお話を伺います。
(市長)
「稼ぐ」という視点はとても大事だと思っていますので、市が発表するさまざまなものに「稼ぐ」というような言葉がたくさん出てきていると思います。特に産業振興については、大きな企業を市内に呼び込むことが大事になってきますので、一つは企業誘致、産業団地の造成をスピード感を持って進めていく必要があると考えています。今年度から新たに企業立地推進課を設置し、今まで以上に企業に対するアプローチを進めているところですので、積極的に企業の皆さんの呼び込みを図っていきたいと考えています。あわせて個人市民税をしっかり確保できるように、移住してもらえる人や若い稼ぎ頭となるような方々に定着してもらえるような政策も必要になってきますので、産業だけではなく、住まいの環境や地域づくり、子育て環境が循環するような取り組みを行っていきたいと考えています。
(記者)
前橋市が決してお金がないわけではないということを話していたと思いますが、これを市民に誤解を招かないようにどのように伝えていくかを教えてください。
(市長)
まずは、今週末のタウンミーティングで今年度の予算や財政の見通しについてお話ししたいと思っています。色々な場面を通じて私から直接、市民の皆さんにお伝えしたいと考えているところです。こちらは今年1回公表して終わりということではなく、おそらく毎年、その都度伝えていくものだと思いますので、今年から市民の皆さんにはなるべく財政状況についても透明化・見える化を図っていきたいと考えています。
これを公表したから急に本市が財政状況が悪くなったのではないかという誤解をされるのはとても嫌だと思っているので、丁寧に説明をしていきたいと思っています。実際に市民の皆さんにお知らせした段階で実はそういう状況で、同じ時期にこれだけ多くのプロジェクトが重なってしまって、本市の場合は、前橋市民文化会館やプールの大規模改修が後回しになっていて、それも同じ時期に重なってしまっているということはしっかりお伝えしていくことが重要だと思っています。今後、施設を維持したり、持続可能な政策を続けていく上では、どのようなボリューム感で、どのような事業を進めていくか、先のスケジュール感を市民に伝えていくことが大切だと思っています。
(記者)
市民にショックを感じてほしくないという部分もあって説明に努めたいということですが、同時に、一般家庭でいうと貯金にあたるものがゼロになるとびっくりすると思います。ショックを感じていただかないために具体的に、ここで出費が増える分は他で何かを減らすなど、決定ではなく想定ベースで市長は何か考えをお持ちですか。
(市長)
こちらは見通しなので、先ほど見ていただいた歳入・歳出の計画のままいくと、このようなことになりかねないということなので、内部ではこれから先の事業の見直しや予算の組み方について、これまで以上に厳しく見ていく必要があると考えているところです。貯金がゼロになると災害があったとき等には対応できなくなってしまいますので、最低限でもこのくらいは残しておく必要があるとか、それを残すためにはこの年の一般会計の歳出はどのくらいに抑えなければいけないのかを皆で共有した上で予算をつくっていく、事業を構築していく作業をこれから数年はより丁寧にやっていく必要があると思っています。
また、私は以前、県議会議員をしていたことがありましたが、群馬県の予算では過去に財政調整基金がゼロという年が何年もありました。ゼロになったから事業ができないというわけではないですが、財政の健全性を保った上でこのたくさんのプロジェクトを進めていくために知恵を出していきたいと考えています。
(記者)
この中期財政収支見通しはこれまで出していなかったものですか。
(市長)
そのとおりです。
(記者)
今回のタイミングで出すことにした理由、これを踏まえた上で内部でそうならないように予算のあり方等も検討するということでしたが、その前の段階で今これを出した理由をもう一度伺います。
(市長)
内部ではもちろん、こういう予算の見通しであるということを私が市に就任して1年目から財務部につくっていただき共有していますが、それがなかなか市民の皆さんには伝わらず、予算が厳しいという状況、あるいは先のプロジェクトがたくさん控えていることは丁寧にお話はしていますが、数字を出さないと実感してもらえないこともあり、このたび、つくってきたものを市民の皆さんにも見ていただき、一緒に今後の前橋市をつくっていく材料にしていただきたいと思っています。他県の自治体では、市町村も含めてこの中期財政収支見通しや、もっとやっているところだと中期財政計画のようなものをつくっている自治体も結構あります。少子高齢化が進む中でそれぞれの自治体が先の財政の見通しをイメージするだけではなく、具体的に進めていくための手法として有効に活用していけたらと考えています。
(記者)
週末にはタウンミーティングを控えていて、市民とこれを踏まえた上で一緒につくっていきたい、市政を応援していきたいということですが、限られた財源の中で何を優先していくかやそういったところに市民の理解を得たいという、厳しい財政状況も理解してもらった上で、市民サービスの見直しや今後出てくるものをある程度理解してもらいたいというようなことでもありますか。
(市長)
その場で理解してもらいたいというよりは、タウンミーティングですので市民の皆さんの意見も聞きながら、こういうものは優先したいとか、こういう困っていることはどうやって解決できるとか、あるいは市の財政を使わなくても解決できる方法があるのではないかとか、そういった意見交換ができる場がタウンミーティングだと思っているので、こちらの言い分を分かってほしいということではなく、こういう現状を踏まえた上で皆さんで本音が話し合えるような場として考えています。
(記者)
中期ということで令和13年度までで貯金がゼロになって、借金がこれだけ増えてというのを載せていますが、これが長期でどれくらいに解消見通しがあるのか、目指しているのか、改めて示したりしますか。
(市長)
これは5年後の社会情勢について、正直、いろんな変化があるとこのとおりにいくかどうか分からない中で、その先10年、20年と見通しを出してもあまり当てにならないというのもあり、当面はこの先5年で毎年スライドしながら状況を報告したいと思っています。その中で取り組みが進んで、例えば予算が捻出できたや他の財源が確保できた等、いろんな状況によってこの数字自体も毎年変わってくると思いますので、皆さんでチェックしていただきながら、毎年、中期5年くらいを目安に公表したいと思っています。
(記者)
優先する事業や時期を我慢することも必要になるという話でしたが、こうした見通しの数字を出して皆さんと状況を共有する中で、タウンミーティング等で情報交換はするということですが、市として優先する事業や時期を我慢する事業を示すことも必要だと思いますが、そういったことを予定する考えはありますか。
(市長)
大きなプロジェクトでもこの時期にやらなければいけないものについては優先度が高いものとして投資していくことになります。それ以外については毎年の予算編成の中である程度の方向性を出していくことになります。まずは今年度、長い目で見た優先順位をつけ、また来年度の予算に向けた取り組みを庁内でやっていきたいと思っています。
(記者)
ここでやらなければいけないこととそれ以外をお示しするタイミングはありますか。
(市長)
やらなければいけないものについては、こういうところに出てくるので、あるいは前橋市民文化会館の大規模改修が来年度から入りますが、すぐにやらなければいけない緊急性の高いものについてはすぐに予算化されてくるので、そういうところを見ていただければ分かると思います。市の事業はたくさんありますので、その全てについて「これはやります」「これは何年遅らせます」と細かく公表することまでは考えていません。
今まで公表してこなかったものについてもできるだけ見える化して行きたいと思っています。引き続きご注目いただきたいと思います。
案件外
(記者)
昨日、一部週刊誌のネット版で市長に関する記事の中で、前橋テルサについての言及がありましたので、そちらについて改めて伺います。従前から解体後の方針が示されていますが、方針は変わりないですか。また、解体する場合に、今年度当初予算による解体費や解体に向けた費用等は何も計上されていないと思いますが、今年度中に補正予算で対応する予定はありますか。
(市長)
解体については、24年に解体方針を出したまま、その後、3度目の公募をしましたが、適切な優先交渉権者が決まらなかったということで、私も非常に残念でしたが、民間での活用ができない以上は解体せざるを得ないと考えているところです。どの段階で解体費用を計上するかについては、内部でもよく検討して適切な時期に予算化したいと思っています。放っておいても最低限維持するための予算もかかっていますし、外壁が落下する等、市民の皆さんに危険がおよぶようなことが合ってはいけないと思っていますので、解体を適切な時期に進める必要があると考えています。
最後に
イベント
(市長)
今週末の5月29日(金曜日)、6月12日(金曜日)に「風街夕やけマルシェ」を開催します。金曜日の夕方から、まちなかに行けばなんとなくにぎわいがあって、楽しいことが待っているということで、過ごしやすい時期になりましたのでお邪魔してみてください。
5月30日(土曜日)から前橋文学館の「萩原朔美の前橋10年 音楽する写真」で、萩原朔美館長が撮った写真の展示が始まります。前回の記者会見で萩原朔美館長が自らPRしておりましたが、ぜひこちらも皆さんに行っていただけると館長も喜ぶと思います。
バニーズ群馬FCホワイトスターホーム戦が5月30日(土曜日)に開催されます。会場はアースケア敷島サッカー・ラグビー場です。
5月31日(日曜日)に「赤城山トレイルリレーマラソン」を開催します。毎年多くの皆さんに参加していただき、赤城山を楽しんでいただいています。リレーマラソンということで親子で回ったり、チームで赤城山の中を何周も回ったりするおもしろいスポーツです。
6月7日(日曜日)は「歯と口の健康フェア2026」を中央公民館で開催します。
同じく6月7日(日曜日)に前橋中央イベント広場で「まえばしカラオケワールドカップ with 世界のキッチン」を開催します。
(以上で終了)
この記事に関する
お問い合わせ先
未来創造部 広報ブランド戦略課
電話:027-898-6642 ファクス:027-224-1288
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
お問い合わせはこちらから












更新日:2026年08月27日