令和3年度第2回永明公民館運営推進委員会

審議会名

永明公民館運営推進委員会

会議名

令和3年度第2回永明公民館運営推進委員会

日時

令和4年3月10日(木曜日) 午前10時から11時

場所

永明公民館 1階 第一会議室

出席者

児島哲夫委員長、石田公持委員、関口孝委員、小成田邦郎委員、女屋由美子委員、早川千惠子委員、三村都茂子委員

 

議題

  1. 令和3年度永明公民館事業報告について
  2. 令和4年度永明公民館運営方針等について
  3. その他

会議の内容

 館長から上記の議題について説明し、質疑応答及び意見交換を行った。

主な説明

(1~18ページ)

・「子育て・親子支援に関する仕掛け」、「暮らしの学び合い・人権に対応する仕掛け」、「交流・地域ふれあいに対応する仕掛け」、「地域の人材をつなぐ仕掛け」、以上の4つの仕掛けを施策の柱として今年度の事業を実施した。今年度もコロナ禍のため、開催形式を対面形式から遠隔形式へ変更した講座、また中止となった講座もあった。各事業(講座)について、時間の都合もあるため簡単に説明させていただく。

・「子育て・親子支援に関する仕掛け」の「永明すくすく子育て教室 親子ヨガ」は、0才~3才位までの乳幼児と保護者を対象に、子育てのストレスや不安を軽減するとともに、忘れがちな自分へのいたわりも必要と考え実施した。公民館ホールで実施する予定であったが、新型コロナ感染症拡大のため遠隔形式(Zoom)で実施した。なお、Zoomを使う環境が無い参加者はいなかった。

・「子どもが喜ぶ読み聞かせの『コツ』~お気に入りの絵本で練習しよう~」は、2才から年長の親子を対象に実施した。子育て講座は女性職員が担当する傾向があるが、この講座は幼児2人の父親である職員が企画、運営を担当した。例年父親向けの講座を実施している。新型コロナの見通しが立たず、今年度は実施できなかったが、今後も父親向けの講座にも力を入れていきたい。また、講師は、駒形読み聞かせの会に協力していただいた。

・「親子の絆づくりプログラム」は、永明、桂萱、城南の3公民館合同の講座で、生後2~5か月の第一子と母親を対象に実施する予定であったが、新型コロナ感染症拡大のため中止となった。なお、来年度は永明公民館を会場に実施する予定である。例年は、保健推進員、ボランティアの会の協力で託児付きの講座を開催しているが、新型コロナのために実施できず残念であった。今後もコロナ禍でも講座を安易に中止するのではなく、開催方法を検討したうえで子育て中の親子を支援していきたい。

・「暮らしの学び合い・人権に対応する仕掛け」の「夏休み子どもステーション」は小学生を対象に昨年度より回数を増やしてコロナ以前とほぼ同じ回数を企画した。12回の構成で基本は対面実施であるが、第1回、2回、12回はオンラインで実施した。小学生にタブレット端末が配布されたことから昨年度より申し込み数が増加した。特に「こわ~いお話会」は講師の積極的な協力で実現することができ、子どもたちは各家庭から自由なスタイルで参加、オンラインならではの楽しみ方ができた。一方で、配布のタブレットには様々な制約があり事前に確認をしておく必要があった。

・「おやこで学ぼう!ワンにゃん講座」は新たな企画で、市の出前講座を親子向けにアレンジして開催した。単に「かわいい」だけで飼うことの難しさを学び、生き物を飼うことについて考える機会になった。講座を通して保護犬、猫のレスキューを進めていければと考えている。前橋市の保護犬、猫のシェルターも開所したところである。

・「スマートフォンでできる!確定申告実践講座」は、前橋市のDX推進の観点からも開催の意義は大きいと考えている。

・「交流・地域ふれあいに対応する仕掛け」の「バーチャル町探検」は、公民館施設や公民館で働く職員を映像で紹介し、自分たちの生活と関わりのある公共施設を身近に感じてもらうことを目的に永明小学校の2年生を対象に実施した。児童は事前に職員が撮影した映像を見て質問を考え、Zoomで公民館職員に質問することでリアルな回答を得ることができ、教員、児童とも概ね好評であった。

・協力支援事業については、今年度も新型コロナ感染のため中止となるイベントが数多くあった。

(19~21ページ)

・来年度はコロナ禍で制限されたことを分析し、新たな可能性を考慮して取り組んでいきたい。令和4年度をコロナ禍での公民館活動のリスタートの年としたい。かけごえだけでなく、まずは、できることをできる範囲でやっていく、結果と経過を恐れずにやっていきたいと考えている。特に「暮らしの学び合い・人権に関する仕掛け」の「よりよい生活づくり」のため、人と人との繋がりができるように様々な団体と連携して各種事業に取り組んでいきたい。

・新公民館が5月16日にオープンする。地域の数多くの人に利用してもらいたい。特に、子育て世代の呼び込みを強化していきたい。

・以上を令和4年度の運営方針とする。

主な質問や意見

・オンラインだから参加できた、できなかったということがあったか。情報インフラの違いもある。小学生のタブレットには規制があるのか。

・(館長)学校配布タブレットの仕様によりZoom機能の一部が制限されていた。事前の確認を十分に行う必要があった。

・日常的に使っている人にはオンラインのハードルは低いが、情報弱者については勉強会を開くなど、ハードルを下げる取り組みはあるのか。

・(館長)デジタルデバイドへの対応は前橋市の行政としても課題である。ハードルが高い人を対象にしたスマホ、SNS等の入門講座を実施し普及を行っている。

・(木村副主幹)子育て支援の講座では、足に障害がある人からオンラインだから参加できたという声があった。また、ネット環境がなくて参加できないという人が1名いたが、資料を送付やメールのやり取りでフォローに努めた。Zoomを初めて使う人には使い方の資料を送付し接続テストの時間も設けている。中止よりは良いと思いオンラインに変更して実施した。

・スマホの画面は小さくて見にくいのでタブレット端末を使っている。町民の新型コロナワクチンの予約を市貸与のタブレット端末で100人位行った。Wi-Fi環境が無くても通信ができ、とても使いやすかった。値段も高いと思うが町でも使えるようになると良い。使っていれば順応できる。世代が変わってくれば当然のこととなるので、敷居が高いという人にも関わりと持たせた方がよい。

・(館長)令和4年度に公民館におけるインターネット環境の整備を進める予定である。

・タブレットは使いやすい。環境を整えて使えるよう進めていただきたい。

・スーパーシティ構想の内容がわかりにくい。環境が整っていないが、否応なく使わないと今後生きていけなくなる。ワクチンの予約がいい例である。今後やればできる環境になっていくと思う。

・使うことを拒んでいても便利さには勝てない。後ろ向きだと社会から取り残されてしまう。

・公民館の調理器具について、公民館の物ではあるが劣化したものは処分できないか。

・予算の関係もあるが対応可能な限り更新を検討したい。

・夏休み子どもステーションで、人数の多い回と少ない回がある。多くするためにはどうしたらよいか。

・(館長)小学校児童を対象に低学年(1~3年)、高学年(4~6年)の区分で行っているが、令和4年度事業においては1~2年、3~4年、5~6年と細分化し、子どもたちの理解度と満足度の向上が図れるよう検討したい。

以上の質疑を行い、会議を終了した。

 

 

 

配布資料

  • 令和3年度第2回永明公民館運営推進委員会資料

関連書類

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更新日:2022年03月18日