令和元年度第1回芳賀公民館運営推進委員会

審議会名

芳賀公民館運営推進委員会

会議名

令和元年度第1回芳賀公民館運営推進委員会

日時

令和元年7月18日(木曜日)
午前10時~午前11時45分

場所

芳賀公民館 会議室

出席者

(委員)
谷田久委員、田中重次委員、新生文博委員、中山洋子委員、村山美智子委員、横堀記子委員、丸橋はな江、宮内幸男委員、南雲玉充委員、山田守委員
(芳賀公民館)
武藤館長、齋藤副主幹
(順次途中出席職員)
角田副主幹、古市主任、樺澤主事、関根専門員

欠席者

なし

議題

1 委嘱状の交付
2 自己紹介
3 委員長、副委員長の選任
4 あいさつ
5 令和元年度 芳賀公民館実施事業について
6 その他

会議の内容

1 開会

2 委嘱状の交付

3 自己紹介

4 委員長、副委員長の選任
    公民館条例、公民館運営推進委員会規則、社会教育法について触れ、続いて概ね年2回会議を開催することとし、次回は3月開催予定である旨、武藤館長が説明した。これを踏まえて、委員長及び副委員長の選任を行い、委員の互選により、委員長に田中自治会連合会長、副委員長に山田教育文化振興会長が選出された。

5 あいさつ
    田中委員長、山田副委員長のあいさつに引き続き、委員長が議長となり、以下の議事を進めた。

6 議事
(1)令和元年度芳賀公民館の運営方針について
    資料に基づき、経営のねらい、本年度の重点施策、重点施策実施上の留意点について武藤館長が説明した。

(2)令和元年度公民館実施事業について
    各事業について各担当者から説明し、意見を求めた。

1.生涯学習奨励

【生涯学習奨励員活動支援事業】
    生涯学習奨励員は自治会推薦により10名いる。自治会長との相互連携を深めるため、改選時期を考慮して年度の早い時期に実施することが効果的と考え、6月実施とした。研修会を通じて自治会長と地域の活動状況や課題などを話し合う機会となり、非常に有意義であった。

【情報提供事業】
    館報は月2回発行しており、裏面については地区の文化財を掲載している。
    前橋市ホームページ、連協だより、フェイスブックで、地域情報を適時紹介している。

2.子育て、親子支援事業

【親子の絆づくりプログラム“赤ちゃんが来た!”(ベビープログラム:略称BP)】(実施済)
    3館合同開催は、昨年に続き2回目。
    内容は、第1子を持つ母親と2~5か月の子どもを対象にしたもので、心や体、生活の変化に関することなど。

【おやこのじかん】
    0歳から3歳までの乳幼児とその保護者を対象に、前期・後期各4回の講座を実施する。
    このうち託児のついた講座では、保健推進員さんの協力を得ている。

3.青少年体験・チャレンジ活動

【親子で新じゃが掘り体験】(実施済)
    当初予定していた日が雨天のため翌日に順延となった。日程変更によるキャンセルが5組 あった一方、日曜となったことで父親の参加が6人増えた。新じゃが掘りは、産直「味菜」や北部共同調理場のご協力により実施しており、品種や掘り方指導は組合長から講話いただき、参加募集は給食だよりへの掲載を活用し、他地区の参加家族も多く、交流ができた。

【チャレンジ教室(夏休み・冬休み)】
    学校の宿題である絵画を仕上げる教室を開催するほか、サイエンスマジック、スポーツチャンバラは初めて開催する。冬休みには、地元自主学習グループの毛筆愛好会による書初め教室を予定している。宿題対策、体験活動が中心。

【子ども会育成会講習】
    地域の子ども会の自主的な活動と運営のためのリーダー育成を図ることを目的として、町対抗で行われる上毛かるた大会の運営に携わる子ども会役員向けの審判講習会を12月に実施予定。

4.学び合い、人権、地域ふれあい事業

【初めてのスマートフォン講座】(実施済)
    スマホを持っていない方を対象に募集し、12名が学んだ。講師依頼が1業者に偏らぬよう、前年までのドコモからauに変えて実施した。使い方を楽しみながら理解するよう努め、販売営業にならないよう注意した。

【はつらつ教室】
    年齢要件が昨年度から外れた。「みんなで踊ろう!レクダンス」は、運動会とふるさとまつりで発表することを目標にしている。「群馬の温泉を見直そう」では、16ミリフィルム映写も併せて行う。「スポーツ吹き矢」は、自主学習グループ化に向けて会議を実施することになったので、実現に向けて支援していきたい。

5.芳賀ふるさとまつり
    今年は「芳賀の未来を担う子どもたち」のパネル展示を予定している。

6.自主学習グループ活動支援事業

【応急手当講習会(AED講習)】(実施済)
    以前にも開催経験のある講座だが、「しばらくたつと使用方法を忘れてしまうので、繰り返しやることが大事だと思った」との感想があった。

【野外研修会】
    千葉県成田市方面に7月15日、30名の参加により実施した。

7.ふれあい寄席
    今回で24回目を迎える。圓窓師匠が体調不良のため、落語教室はお休みすることになったが、このふれあい寄席には来てくださることになっている。

(3)公民館関係業務の説明
    資料に基づき、公民館関係の利用状況、サービスセンターの業務状況等を武藤館長が説明した。

(4)芳賀地区地域コミュニティデザインについて
    公民館職員は芳賀地区の者がいないため、地区を深く知るために利用し、引き継ぎ資料としても役立てるよう作成したもの。これについては、順次更新して良いものにしていきたいので、ご意見をいただき、追加していきたいと考えている。今年は地域資源に、「鉄造阿弥陀如来座像」を入れた。

7 主な意見等について

・「おやこのじかん」対象:保護者10組とあるが、父親の参加はあるか。(中山委員)
→リトミックに父親6人、祖母1人参加。保護者のカテゴリは広義にとらえ、母親に限定しないで参加をしてもらいたいと考えている。日曜日開催等工夫し、良い方向にもっていきたい。(事務局)

・じゃがいも堀りのあと、昨年は料理教室をしていたが今年はどうか。ニュースになっていたが、学校で育てたじゃがいもを食べて、ウェルシュ菌の食中毒が出ている。
→じゃがいもの料理教室は行わない。(事務局)

・書初め教室は、私も所属する毛筆愛好会が担当したが、会員も楽しかったので今年もやってもよいと思っている。子どもは真剣に取り組んでおり、親からも良かったと言われた。(丸橋委員)
→地域の人材・知恵を地域に還元することは、教育委員会の方針とも一致する。地域の担い手づくり支援にもつなげたい。(館長)

・子ども達にとって、学校ではできない活動を公民館でさせてもらっている。ありがたい。(谷田委員)

・公民館には囲碁クラブもある。小学生の講座に活用できるのでは。(中山委員)

・小学1年生が、寺子屋で五目並べをやっている。ゲーム機相手より、人の相手がある方がよい。(南雲委員)

・子どもがやり方を覚えて、おじいちゃんに教えるのもいい。(宮内委員)

・市子連で教えてもらったことなどを地区の子どもに還元できないか。(中山委員)
→地区全体というよりは、町育成会ごとの活動になる。(横堀委員)

・夏祭りでウクレレ演奏体験の募集をかけたが、参加者を集めるのに大変苦労した。公民館では、どうやって集めているのか。(新生委員)
→館報が主で、チラシの配布や回覧など。相手が高齢者なのか子どもなのかによっても講座内容やアプローチの仕方を工夫しているが、同じく参加者集めは難しいことだと感じている。(事務局)

・八木節教室はどうか。夏休みに体験して町や地区での発表につなげる。(山田副委員長)
→五代町は、夏祭りで発表している。(村山委員)
→嶺の太々神楽も取り上げて欲しい。(田中委員長)

・スマホ講座の受講者年代は。学習内容にいじめ問題も触れたらどうか。いじめは携帯電話で多く起きているので、社会問題の一つとして入れてほしい。(中山委員)
→60代1名、70代以上11名。
講座の中でいじめ問題に触れる点については、今後の課題としたい。 (事務局)

・スポーツ吹き矢がグループ化したら、ふるさとまつりに参加してほしい。(中山委員)
→まずはグループ化の実現を目標に支援していく。その後、メンバーの意向を確認しながら進めていきたい。(事務局)

・レクダンスが運動会に参加する際、プログラムから「長寿会」を削除してほしい。いろいろな年代の人が自由に参加しやすくなるようにと思っている。(丸橋委員)
→了解した。(事務局)

・圓窓師匠の体調不良のため、落語教室はお休みになったが、小学校の国語教室もできなくなりそうか。(館長)
→圓窓師匠が無理なら他の方でもよい。本物の人の話が聞けるのは貴重な機会である。(谷田委員)
→前橋出身の人を呼んだらどうか。たくさんいる。(中山委員)

・コミュニティデザインの「自然」に、[沼・ため池]を入れたらどうか。生涯学習奨励員が今年研究することにもなっている。(中山委員)

・ため池は管理をしていないと、防災上危険なものになってしまう。関連性についてパブリックコメントしてあるので、見た後で加えてほしい。(山田副委員長)

・地域課題として「高齢化率が高い」とあるが、健康寿命の延伸を目標とした、教室の充実を推進したい。(館長)

田中委員長:他に意見等がないことを確認し、会議を閉会する。    以上

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更新日:2019年08月05日