令和3年度第1回芳賀公民館運営推進委員会

審議会名

芳賀公民館運営推進委員会

会議名

令和3年度第1回芳賀公民館運営推進委員会

日時

令和3年7月15日(木曜日)
午前10時~午前11時08分

場所

芳賀公民館 ホール

出席者

(委員)
笠原良平委員長、山田守副委員長、吉原秀人委員、馬場康夫委員、中山洋子委員、中野茜委員、近藤住江委員、宮内幸男委員、片貝喜久男委員

(芳賀公民館)
齋藤館長、久保田副主幹
(順次途中出席職員)
松岡主任、関口主任、古市副主幹、井上地域担当専門員

欠席者

田村いづみ委員

議題

1 委嘱状の交付

2 自己紹介

3 委員長、副委員長の選任

4 あいさつ

5 令和3年度芳賀公民館実施事業について

6 その他

会議の内容

 

会議の内容

1 開会

齋藤館長

2 委嘱状の交付

齋藤館長より全委員へ委嘱状を交付するところだが、新型コロナウイルス感染予防のため、手渡しによる委嘱状の交付は省略とし、予め委嘱状を封入して座席に配付しておいた。

3 自己紹介

吉原秀人委員、笠原良平委員、馬場康夫委員、中山洋子委員、中野茜委員、近藤住江委員、宮内幸男委員、片貝喜久男委員、山田守委員の順に自己紹介をした。

4 委員長、副委員長の選任

齋藤館長より公民館運営委員についての役割や選任方法について説明があり、委員の互選により、委員長に笠原良平委員、副委員長に山田守委員が選任された。

5 あいさつ

笠原良平委員長のあいさつに続き、山田守副委員長からあいさつを頂いた。

笠原良平委員長が議長として以下の議事を進めた。

6 議事

(1)令和3年度芳賀公民館実施事業について

資料に基づき、齋藤館長より公民館条例、公民館運営推進委員会規則、社会教育法等の根拠法令について触れ、公民館運営推進委員会や公民館運営方針について説明を行った。公民館運営推進委員会の会議は年2回開催され、第1回は7月に開催し公民館の年間事業計画を審議いただき、第2回は実績を報告している。会議については傍聴することが可能であり、会議録をホームページで公開する。本年度の重点施策については、各事業のねらいに結びつけて講座、教室などを実施していきますが、新型コロナウイルス感染拡大に配慮した内容で実施することが求められる。新たな取り組みとしては、高齢者などの世帯や地域等によってデジタルディバイドが生じないように、地方公共団体や企業、民間団体等と連携して、情報活用能力を習得できるよう学習機会の充実を推進すること等を説明した。

 

各事業については各担当者から説明を行い、意見を求めた。

 

1.生涯学習奨励活動支援事業

【生涯学習奨励員研修】

6月24日開催の生涯学習奨励員連絡協議会定例会において協議した結果、今年度は、例年実施している視察研修の代わりに座学形式の研修としてSDGsに関する講演会を開催することが決定した。今後、内容や時期などを具体的に協議する予定。

 

2.情報提供事業

館報は今年度から月1回発行になり、公民館の主催事業や各種団体の事業についてのお知らせや結果報告、市民サービスセンター業務のおしらせ等を掲載している。

前橋市ホームページやフェイスブックでは公民館の紹介や地域情報を適時紹介している。

公民館利用グループ連絡協議会では「まなび連協」を年2回発行している。

 

3.子育て、親子支援事業

【親子の絆つくりプログラム“赤ちゃんが来た!”(ベビープログラム:略称BP)】(中止)

南橘・芳賀・富士見公民館の3館合同開催で、今年度は富士見公民館で予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止になった。

【子育て親子支援講座「おやこのじかん」】(実施済み)

0歳から3歳までの乳幼児とその保護者を対象に3回シリーズで開催。1回目は親子遊びと座談会。2回目はひめトレ、3回目は抱っこでエクササイズ。3回目については公民館とZOOMの併用となっていたがZOOMでの希望者がいなかったため、全て公民館での実施になった。

【子育て親子支援講座「おうちカウンセラー講座」(仮称)】

中学生以下の子どもを持つ保護者や学童等の支援に係る職員、子育てに関心のある市民を対象にカウンセラーによる保護者向けのカウンセリング講座を開催。グレーゾーンの子どもへの対応などを予定している。

【子育て親子支援講座「おやこのじかん2.」(仮称)】

「おやこのじかん」とは内容が違うものを考えている。詳しくは未定。

 

4.青少年体験・チャレンジ活動

【親子で新じゃが掘り体験】(実施済み)

毎年、産直「味菜」の協力を得て開催しているが、今年は19家族58人の参加があった。当初6月19日に予定していたが、新型コロナウイルスに係る警戒度「4」が6月20日まで継続になったため、開催日を1週間延期して6月26日に開催した。何件かキャンセルがあったが、皆さんに喜んでいただける事業が実施できたと思われる。

【チャレンジ教室(夏休み)】

夏休みの宿題を仕上げる教室を夏休み期間に3回開催する。図工教室では木工時計作りを1回、絵画教室は2回開催する。

【子ども会育成会講習】

地域の子ども会の自主的な活動と運営のためのリーダー育成を図ることを目的として、町対抗で行われる上毛かるた大会の運営に携わる子ども会役員向けの審判講習会を実施する。

今年度は、新型コロナウイルスの影響で上毛かるたの県大会、市大会の中止が決定しているため、芳賀地区上毛かるた大会及び審判講習会の実施については検討中。

 

5.学び合い、人権、地域ふれあい事業

【第1回芳賀ビブリオバトル】(実施済み)

書評を通して、参加者のコミュニケーション能力を高め、読書の楽しみを共有し、世代を超えた参加者同士の交流の機会とすることをねらいとして7月4日に開催した。発表者3人、観戦者12人の参加があった。

【はつらつ教室】

地域の住人が、心身共に健やかで生きがいのある人生を送るために学習しようとすることをねらいとし、芳賀地区在住・在勤の人を対象に8月24日から9月28日の予定で5回開催する。内容は、健康支援講座、スマホ講座【入門編】、スマホ講座【基本編】、みんなで踊ろう!レクダンス、管楽器演奏会となっている。その他にも予定しているが、詳細は未定。

 

6.自主学習グループ活動支援事業

【新グループ創設のための「〇〇楽器で楽しもう講座」(仮称)】

地域の人により多くの公民館活動を促すため、新活動グループを創設する。今回は音楽講座を開催後、自主学習グループを創設予定。

自主学習グループの役員会で折り紙、塗り絵、国際交流、山歩き、ウクレレの5グループの案の中から、講師を探してグループを新設していきたい。

【ミニ発表会】

公民館で活動している自主学習グループの希望に沿う形で発表の場を提供する。ふるさとまつりが中止になった関係で発表の場がなくなっているので、展示やYouTube配信など個々のグループの希望に応じてやっていく。

 

7.芳賀ふるさとまつり(中止)

芳賀公民館や地域で活動している団体等の活動や学習の成果を発表するとともに、地域住民の交流を深めるお祭りとして、11月6、7日に開催を予定していたが、7月8日に開催した第1回実施委員会で検討した結果、中止に決定した。

 

8.ふれあい寄席(中止)

本物の話芸を芳賀地区にいながら住民同士一緒に楽しみたい、ということから始まった事業であり、住民同士の親睦や連帯感を醸成することが目的となっている。平成9年2月の第1回から回を重ね現在に至っている。今年は9月5日に開催予定であったが、去る6月23日に共催団体代表者会議を開催し実施の可否について検討した結果、第26回(令和3年度)講演会も昨年に引き続き中止することが決定した。

 

(2)その他

齋藤館長より説明。参考資料(公民館関係業務、サービスセンター関係業務、町別人口・世帯・面積状況、芳賀地区コミュニティデザイン)については統計数値が掲載されている。

公民館の利用については、新型コロナウイルスの影響で公民館が閉まっていたこともあり利用者が減少している。

講座については、皆様のご意見を参考にしながら、やらないのではなく出来ることをやっていきたい。県のガイドラインが警戒度「4」にあがってしまうと閉館になってしまうので、限られた条件と時間のなかで皆様のご協力をいただきながらやっていきたい。

〇主な意見等について

・ビブリオバトルに関して説明いただきましたが、本さえあればお金はかからないし、みんなが楽しめるというものなので、これからも皆さんにご協力を頂きたいと思います。それから中学生にも参加していただきたいと思っていますので、中学校にも広めていただきたいのでお願いします。(中山委員)

→生涯学習奨励員から開催内容についての周知があると思いますので見ていただきたい。中学校に要望するのであれば中学校の先生に対応していただきたい。(笠原委員長)

 

・チャレンジ教室について、定員16名とは先着なのか。これより増えた場合はどうするのか。(中山委員)

→コロナ対策として先着16名の募集をしたが、定員を超える募集があったため、講師の先生と相談して20名程度まで増員してもらった。(事務局)

 

・子育て親子支援の講座について、参加者数はいつもと比べるとどうか。また、ZOOMでの希望者がいなかったということだが、親子が孤立してしまって、お母さんが精神的に参っている事例が沢山あるが、公民館に来なくてもネットワークを使ってお母さんたちのストレスを解消できるようなことが公民館で出来ると良いと思うが、そのようなことを考えているか。(中山委員)

→参加人数に関しては、ほぼ例年通りである。ZOOMでの講座を予定していたが、個人で自分の画面を見ながらの参加より、実際に来て触れ合うことを求めている方が多く参加者がいなかった。今回幅広くチラシを配布したが、ZOOMの希望者がいなかった。色んな地域の人と触れあえるよう今後検討していきたい。(事務局)

→子育てを経験して、楽しいことばかりではなく、大変なことの方が多い。子どもと接して癒しを得て自分のストレス解消になればよいが、育てることが一生懸命で、溜まるのはストレスばかり、負の連鎖に陥ってしまい孤独を感じて辛くなる。こうなる前に公民館や地域でできることは何だろうと考えている。日々の忙しさに負けて講座に参加できない方もいるところで、お家にいても参加しやすいようにZOOMを始めたが、なかなか取っ付き難いようで、今回は参加者がいなかったが今後も続けていきたい。可能であれば他館とのコラボレーションをしたり、保健推進委員と連携したりして進めていきたい。ネットワークづくりとして、講座に参加した方に情報発信していきたい。(館長)

 

・ふれあい寄席が悪いという事ではないが、25回も寄席を続けていていいものなのか。このままでいくと来年もやる形で事業が始まると思うが、圓窓さんを考慮すると、このまま続けるのか討論をしていただきたい。目的は素晴らしいものがありますが、同じものを25回やって次に挑戦するのであれば、他の物もどうなのかという気持ちもある。(山田副委員長)

→来年度の事業計画策定の折に役員の皆様と事業計画案についてご検討いただく機会があると思いますので、只今いただきましたご提言をご紹介させていただいて検討していきたい。(事務局)

→ある程度時間を取って早めの実施委員会で検討していかないと途中から方向転換するのは難しくなるので、令和4年度については早めに検討していきたい。(笠原委員長)

 

・芳賀ふるさとまつりが中止になったが、3つの事業を一緒にやってきたが、3つを一緒にやっていいものか検討していただきたい。少しでも出来るような体制づくりを見直した方が良いのではないか。自治会長も代わっているので、新しい考え方で見直すチャンスだと思う。出来ないではなく、少しでも何か出来るようなやり方を考えていくことを自治会長さんにお願いしたい。(中山委員)

→「収穫感謝祭」と「芳賀のこどもを明るく育てる集い」と「文化祭」が10月・11月に3つが集中していたが、それらを一つにまとめたと聞いている。それだけの回数を開催しても皆さんが集まるのかという事や色々な面で大変であるという事が発端となっていると思う。やり方は考えるとしても、別々に戻すのも大変な作業になると思う。それを踏まえて令和4年度については対応していきたいと考えている。継続するのか、壊すのかという意味ではなく、やり方を従来の方法でいいのか、変えられる物は変えていく、存続するものは存続する。一遍に変えると分解してしまう気がするので、早々に検討していきたいと考えているのでご協力を頂きたい。(笠原委員長)

 

・情報格差の対応について、スマートフォン、インターネット、ホームページを使った情報提供に前のめりしている感じが印象的にある。スマートフォンを持っていない方が多い。高花台二丁目は半分が65歳以上であり、年金ではスマートフォンを維持するお金がない。いくらスマートフォンの講座を開いても持っていないものはどうにもならない。公共的な所に環境を整えていただきたい。ネットを使って情報を流す方がコスト的に安いし、速いし、綺麗だが、見られなければどうにもならない。例えば公民館に一般の人が市役所のホームページが見られるスペースがあるのか。常に前橋のホームページに繋がるようになっていても良いと思う。そういうものがなければ、情報格差がなくならない。高花台二丁目には中央集会室があるが、そこに市の予算でネットの回線を引っ張って、パソコンを買ってくれて、いつでもだれでも使える環境を整えていただければ鍵の開け閉めの管理をしてあげることはできると思っている。スマートフォンの使い方が分からないのではなくて、金がなくてスマートフォンが買えない。お金があっても不必要なものは持たない。持っていない人に重要な情報を流すやり方はどうかという気がする。今回のコロナワクチンの接種の仕方で全国の自治体で色々模索して、上手くいったところと上手くいかなかったところとありますが、電話もアナログもネットあるいはLINEで簡単に申し込みができる。現代的なもので重要な情報を入手できない方の手立てを分かりやすくやっていただければと思っている。(馬場委員)

 

・インターネット環境を公民館に設置したらどうかという意見は大いに賛成です。小学生でもタブレットで学習している段階で、芳賀地区に住む高齢者はお金がない人もいるし、わからない人もいる。公民館でパソコンが使える環境を整えるというのは、検討していただかなければならないと思いますが、今回の第一目標にあげたいくらいの項目であると思います。是非とも前向きに検討していただければと思います。住民がいつでも使えるパソコンを公民館に1台設置していただけないかという要望をしたい。(山田副委員長)

 

・受付窓口にベルがあると良い。受付2名までとあるが、人と人の間に衝立があると良い。(田村委員)(当日欠席であったが、ご意見をいただきました。)

 

 

笠原委員長:他に意見等がないことを確認し会議終了。

 

7 閉会

山田副委員長

以上

 

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更新日:2021年08月20日