令和6年度第2回芳賀公民館運営推進委員会

審議会名

芳賀公民館運営推進委員会

会議名

令和6年度第2回芳賀公民館運営推進委員会

日時

令和7年3月11日(火曜日)
午前9時55分~午前10時55分

場所

芳賀公民館 ホール

出席者

(委員)9人
笠原委員長、川鍋副委員長、藤井委員、五十嵐委員、中山委員、山田委員、清水委員、宮内委員、片貝委員

(公民館)2人
鎌塚館長、長岡主任

欠席者

家住委員

傍聴者

なし

議題

1 令和6年度芳賀公民館事業報告について

2 意見交換

3 その他

会議の内容

 

会議の内容

1 開会

川鍋浩志副委員長


2 あいさつ

笠原良平委員長からあいさつを頂いた。

笠原良平委員長が議長として以下の議事を進めた。


3 議事(議長:笠原委員長)

(1)令和6年度芳賀公民館事業報告について

各事業について、鎌塚館長から一括して説明を行い、意見を求めた。

 

1. 生涯学習奨励

1 生涯学習奨励員活動支援事業

本年度は「生涯学習奨励員・自治会長合同研修会」として、1月8日(水曜日)に「それいけ!まえばし出前講座の赤城南麓スローシティ」講座を開催し、18人の生涯学習奨励員、自治会長に参加をいただいた。

 

2 情報提供事業

公民館報を毎月発行するとともに、市のホームページの活用、公民館利用グループ連絡協議会の「まなび連協」を9月と1月に発行した。なお、まなび連協の発行に当たっては、本年度から自治会連合会の協力をいただき、毎戸配付を行った。

 

2. 子育て・親子支援事業

1 親子の絆プログラム“赤ちゃんが来た!”(ベビープログラム:略称BP)

この事業は富士見・南橘・芳賀公民館の合同事業であり、本年度は富士見公民館を会場に4回開催した。参加人数等は、資料に記載のとおりである。4回の講座終了後、母親同士が仲良くなり、LINEグループを作る等、交流を行い、仲間づくりに寄与できたものと考えている。

 

2 おやこのじかんFORキッズ

市内在住の1~2歳児とその保護者を対象に、芳賀公民館で開催し、親子合わせて10人の参加があった。学習内容に記載のあるリトミックとは音楽に合わせて身体を動かし、表現力を養う音楽教育法のことである。

 

3 おやこのじかんFORベビー

市内在住の0歳児とその保護者を対象に、2回開催した。内容については、1回目がピラティス&バンスボールであり、2回目が乳児の救命救急であった。参加者については、1回目が親子合わせて10人の参加があり、2回目が親子合わせて18人の参加があった。

 

4 芳賀公民館館長の秘密のスマホを探せ!(芳賀地区周遊型謎解きゲーム)

親子で芳賀地区内を周遊しながら、謎解きゲームを行うもので、47組115人の方の参加をいただき、41組100人の方がゲームをクリアした。アンケート結果から親子で楽むことができたとの意見をいただいた。

 

5 クリスマスファミリーコンサート2024

一昨年度と昨年度に続き、芳賀公民館を利用している群馬大学フィルハーモニックオーケストラ部の皆さんをお招きし、生のオーケストラの演奏会を開催した。当日は29組88人の親子に参加があった。

 

6 「ちょっと気になる子」のサポート講座~発達障がいの特性の理解と支援~

本年度は、群馬県発達障害者支援センターの小沼先生をお招きし、発達障がいのこどもたちが二次障害に陥らないための特性の理解と具体的支援を学ぶ保護者向けの講座を開催した。当日は、38人の参加があり、講座終了後も、保護者から講師への個別相談が続き、関心の高さがうかがえた。

 

3. 青少年体験・チャレンジ活動

1 親子で新じゃが掘り体験

6月に農事組合法人 味菜の協力をいただき開催し、80人の親子が参加した。なお、本講座については、前回の公民館運営推進委員会で指摘のあったとおり、次回の開催に当たっては、体験終了後、畑に小さいじゃがいもや傷の付いたじゃがいもが、いっぱい転がっていたことを踏まえ、食育の観点からも改善していきたいと考えている。

 

2 夏休みチャレンジ教室

市内在住在学の小学生を対象に、夏休み期間中の宿題支援として、木工教室を1回、絵画教室を2回、水辺安全教室を1回開催し、多くの児童の参加があった。

 

3 冬休みチャレンジ教室

市内在住在学の小学3年生から6年生を対象に、書初め教室を開催し、15人の参加があった。なお、書初め教室における作品を公民館ロビーに書道展として展示した。

 

4. 学び合い・人権・地域ふれあい事業

1 第5回芳賀ビブリオバトル

紹介したい本の発表者(バトラー)として4人、観戦者として8人の参加があり、本の発表後に参加者全員でディスカッションを行い、チャンプ本を決定した。本講座については、全ての世代を対象とした本の紹介という学び合いの講座であるが、参加者が12人と少なかったことから、今後の開催に当たっては、参加者が増えるような周知方法等を考えていきたい。なお、本講座の開催に当たっては、生涯学習奨励員連絡協議会の協力をいただいた。

 

2 大人向け防犯出前講座

群馬県消費生活課の松本課長補佐を招き、「今日からできる身近な防犯対策を学ぶ」と題し、19人の方の参加があった。講義では、実際のキャッシュカード詐欺の電話の録音テープを聞いたり、窓ガラスを割るなどの実演を交えた講座であり、受講者からも「分かりやすかった」との意見をいただいた。

 

3 歴史講座「物語の中の晴明」

昨年大河ドラマで「光る君へ」が放送されていたことから、群馬県立女子大学の市川教授を招き、実在した陰陽師 安倍晴明像についての講義があり、18人の方の参加があった。

 

4 芳賀スマホ講座

本講座は、国のデジタル補助事業を活用し開催した。講師は、auショップ新前橋店の副店長を招き、資料に記載の内容で開催し、合計で50人の方の参加をいただいた。講座には、副店長の他に、サポートスタッフもおり、スマホの実習の際に、わかりやすい講座の開催に努めた。

 

5 人権教育に係る児童生徒作品の掲載

芳賀小学校、芳賀中学校の児童・生徒が作成した人権標語作品を公民館報に掲載した。

 

6 人権教育に係る児童生徒の作品の展示

1月10日から2月20日までの間、人権標語作品35点を公民館ロビーに展示した。

 

7 地域ふれあいコンサート

昨年度の第2回公民館運営推進委員会でいただいた意見を基に開催した。出演は、芳賀公民館の利用団体として登録がある群馬大学Liederbaumと群大音楽科シンフォニカの2団体に依頼し、72人の参加があった。参加者からは、多くの「とてもよかった」、「よかった」という意見をいただいた。

なお、クリスマスファミリーコンサートは対象者が親子であったが、地域ふれあいコンサートは、誰でも聴ける一般の方向けのコンサートとして開催した。

 

5. 文化祭事業(芳賀ふるさとまつり)

11月9日(土曜日)に開催し、一昨年を上回る2,000人もの多くの人に来場していただくとともに、たくさんの中学生ボランティアにも参加していただいた。

 

6. 自主学習グループ活動支援事業

1 芳賀公民館グループ活動 見学・体験月間

既存の自主学習グループの会員募集の機会として、7月10日から8月9日までの1か月間、グループ活動の見学・体験期間を設けた。結果、期間中に、23人の参加があり、そのうち7人の方が新たにグループに入会した。

なお、見学・体験月間の開催に当たっては、昨年度の第2回公民館運営推進委員会でいただいた意見を基に、開催時期を昨年度の冬の時期から暖かい時期に変更させていただい。また、チラシの配付に当たっては、自治会連合会の協力をいただき、毎戸配付していただいた。

 

2 初心者のための写真講座

新たな自主学習グループの育成、発展を図ることを目的に開催した。講師には、前の小坂子町自治会長である山田守さんを招き、3回講座を開催した。講座終了後、今後も写真を続けたいという8人の方が集まり、「芳賀写真クラブ」が発足し、山田さんを講師に現在も活動をしている。

 

8. その他の事業

1 読書普及活動

公民館報の裏面に図書館芳賀分館の新刊図書の案内を掲載し、読書の普及を図った。

 

◆主な意見等について

・事業をよくしていただいていると感じた。「赤城南麓スローシティ」に関して、芳賀地区は、嶺町等一部の地域しか入っていない。スローシティの趣旨からして芳賀全体が入らないのはおかしいなと感じたので、市の担当課に伝えて欲しい。(中山委員)

・「公民館報」について、全く面白くなかったことから以前指摘をさせてもらい、よくなってきた。ところが、今月号に関して、行事の結果ばかりが載っていたので、情報がないかもしれないが、なるべく先の情報を、芳賀地区だけでなく、市の情報でもいいと思うので、少しでもいいから、載せてもらえればいいのかと思った。(中山委員)

・「おやこのじかんFORキッズ」に関して、こどもを預かっているので、以前は保健推進員が来て面倒を見ていたが、今はしているのか。(中山委員)

→していない。(山田委員)

→それはなるべくした方がいいと思うので、できればしていただきたい。(中山委員)

→今は、保推ではタッチしていない。保推は、高齢者にシフトしている。(山田委員)

→「おやこのじかんFORキッズ」、「おやこのじかんFORベビー」については、赤ちゃんがお母さんのすぐそばにいられるような講座内容としており、保推等の見守りがなくても安全に参加していただける内容となっている。(鎌塚館長)

→協力いただける保推がいれば協力していただくということでいいのでないか。(笠原委員長)

・「芳賀公民館館長の秘密のスマホを探せ!」に関して、好評であったようだが、この講座の後市内在住のこどもたちの交流が続くのか。(中山委員)

→この講座をきっかけとした交流はない。この講座自体が、こどもたち同士が一緒に謎解きしてスマホを探しているわけではなく、個別の親子単位で動いている。(鎌塚館長)

・「水辺の安全教室」に関して、こどもだけでなく、大人にも有用なものだと感じた。この地域には藤沢川もあるため、こどもだけでなく大人にも機会があったら見ていただければと思う。とても有意義なものだと思った。(中山委員)

・「書初め教室」に関して、芳賀公民館だけでなく、中央公民館でも展示をしているので、「中央公民館でも書初めが展示されている。」旨のコマーシャルをしていただけるといいのかと思った。(中山委員)

・「第5回芳賀ビブリオバトル」に関して、今回、日にちが悪かったこともある。教育長もビブリオバトルを推進しており、市の図書館でもやっており、県の図書館では高校生を対象に毎年やっている。本を知ることは、大切なことなので、芳賀中の生徒にも参加していただきたい。ビブリオバトルは、決して難しいことではない。難しい本の紹介でなく、ジャンルを問わず自分が読んで面白かった本の紹介をする大会である。最近はコミュニティが崩壊しているが、その防止の一助にもなっているので、もう少し普及してもらいたい。中央公民館で私が講演したが、各公民館で輪が広がっているので、芳賀でも自治会長に参加してもらえればいいのかと思った。芳賀地区には、いろいろな職種の経験者もいるので、どんどん紹介していただければと思った。(中山委員)

・(自主学習グループ活動支援事業の)「体験月間」はやったほうがよい。パソコン教室はやっていないのか。(笠原委員長)

→パソコンクラブがあり、既に活動をしている。(鎌塚館長)

→グループ活動に関して、既存のグループに入っていきづらいという人もいる。(中山委員)

→前からやっている人と、新しく入る人のレベルが違い、その人を育てるのが大変ということがある。(宮内委員)

→既存のグループはできあがってしまっているので、そこに入る勇気がいる。(中山委員)

→そこが一番課題である。(宮内委員)

→来てもらえれば楽しんでもらえるのだろうけど、来てもらうまでが大変である。すべてのことにいえることである。(川鍋委員)

・「赤ちゃん」の事業であるが、小学校も中学校も人数が減っており、大変になっている。だから市内在住の輪をかけていると思う。芳賀だけでやるのは無理だと思う。そういう人にどうやって知らせるかが問題である。(笠原委員長)

→市のホームページではお知らせをしていると思うが、それを見るか見ないか。見ない人もまだいる。(中山委員)

→芳賀公民館のホームページまで行かない。面白ければ見にいくが。(片貝委員)

→公民館主催事業は、市のホームページには出していることは出している。(鎌塚館長)

→参加者は、芳賀地区外のこどももいるのか。(笠原委員長)

→芳賀地区のこどもが多いが、地区外のこどももいる。こどもの教室関係では、すぐーるという学校で配付しているタブレットにも配信している。(鎌塚館長)

→グループ体験ではないが、一つ一つ増やしていくしかない。一気に増やすこともできない。地味な仕事だから仕方ない。来たい人もいるだろうけど、足(交通手段)の問題もあるだろうし、全部聞いてしまうと対応しきれなくなる。足の問題では、4月1日から、るんるんバスが走る。(笠原委員長)

→芳賀公民館も停留所となる。(鎌塚館長)

 

(2)その他

・小学生対象の「夏休みチャレンジ教室」に関して、とてもいい内容だと思ったが、開催時期が7月下旬で、恐らくこの頃に宿題をしている子は、計画的に宿題をできている子であり、8月の終わりの夏休みが終わる頃に慌てて宿題をやる子もいる。開催時期が8月末の頃がそういう子の教室になるかと思う。(藤井委員)

→8月開催の場合も申込期間は事前申込みとなるため、間に合わなくなってからだと申込み自体終わってしまっていることもあるかと思うが、開催時期については検討してみたい。(鎌塚館長)

→この日程はこの日程で構わないが、お盆過ぎ頃の開催も検討してみてもいいのではないか。(笠原委員長)

→了解した。(鎌塚館長)

・ふるさとまつりで芳賀中PTAが行った制服譲渡会は、とてもよいことだと思う。制服も結構高価であるため、ふるさとまつりだけではもったいないと感じた。(中山委員)

→先日ののびゆくこどものつどい・ふれあいの広場実施委員会で5月ののびゆくこどものつどいでも開催するとの話があった。今度ののびゆくでは、制服だけでなく、ジャージ等譲渡品の対象を広げる予定とのこと。昨年のふるさとまつりの際も結構な数が出たと聞いている。東部工業団地の納涼祭の際も昨年は、制服譲渡会を行った。(笠原委員長)

・和室に関して、高齢化で足の悪い方が多い。低い座る椅子があれば利用しやすいという意見を聞くので、要望したい。(中山委員)

→要望は承った。予算の絡む案件は、ここでは答えられないので、生涯学習課に伝えたい。(鎌塚館長)

 

4 閉会

川鍋副委員長

配布資料

この記事に関する
お問い合わせ先

更新日:2025年03月28日