平成28年度第1回芳賀公民館運営推進委員会

審議会名

芳賀公民館運営推進委員会

日時

平成28年7月21日(木曜日)

午前10時00分~午前10時55分

場所

芳賀公民館 会議室

出席者

委員

吉田叶委員長、五十嵐宣安副委員長、茂木勲委員、中山洋子委員、野村静枝委員、横山淳子委員、宮内幸男委員、田中重次委員

公民館

篠田館長、近藤主任

欠席者

高山美知香委員、川崎奈央子委員

議題

  1. 委嘱状の交付
  2. あいさつ
  3. 平成28年度 公民館事業(案)について
  4. その他

会議の内容

1 開会

2 委嘱状の交付

(新規委員2名が欠席のため省略)

3 あいさつ

吉田委員長のあいさつに引き続き、議長になってもらい、以下の議事を進める。

4 議事

(1)平成28年度芳賀公民館の運営方針について

資料に基づき、経営のねらい、本年度の重点施策、重点施策実施上の留意点について篠田館長が説明する。

(2)平成28年度公民館主催事業(主なもの)について

平成28年度の公民館主催事業について近藤主任が説明し、意見を求めた。

  1. 少年教室では、6月にじゃがいも掘り体験教室を実施。じゃがいも堀り体験は、子供たちに「地産地消」の大切さを教えることができた。参加者は芳賀小のほかに桃川小、城東小、荒牧小、桃木小からの参加があった。感想としては、「また参加したい」「良い経験になった」などの声があった。また、今回は収穫後の各家庭での食育につなげるためじゃがいもを使ったレシピを配布。レシピについては、北部調理場の管理栄養士が作成。夏休みチャレンジ教室は、定番の絵画教室のほかに新規で「夏休み自由研究の進め方」を開催する。色々な体験や学習をとおし、学年の枠を超えた交流を図ることを目的とする。また、研究・科学に興味をもつきっかけ作りをねらいとする。
  2. はつらつ教室のネーミングで開催している高齢者教室は高齢期にふさわしい社会的能力を養い、心身ともに豊かで生きがいのある老後を送るための学習を課題とし、全9回にわたって講座を開催する。運営等については、地区の長寿会連合会を中心に「はつらつ教室運営委員会」を設置し、内容を協議した。今年はレクダンス講座を目玉として2回開催し、市民運動会にむけて参加者を募っていきたい。また、園芸講座については芳賀地区特産のブルーベリーを取り上げ学習する。
  3. 地域づくり講座は、今年度から新たに「真打に学ぶ落語講座」を開催。三遊亭圓窓師匠の発案で実施したもの。現在の受講者は4名、見学者も1~2名おり、先日はFMぐんまの取材も受けた。日本古来の伝統的な話芸を真打から学べる貴重な機会を得ることができ、また、受講者は9月4日の「芳賀地区ふれあい寄席」で落語を披露する予定となっている。
  4. 子ども会育成指導者・インリーダー研修会は地域の子ども会の自主的な活動と運営のためのリーダー育成を図ることを目的として12月に上毛かるた審判講習会を実施予定。
  5. 家庭教育学級では、お父さん講座として、父親と子どもの親子を対象とした講座を初開催した。アンケートの声として「子どもとスキンシップが図れてよかった」等があった。また、今年度も子育て支援と仲間づくりの交流の場の提供という意味から就園前の子と保護者を対象に全6回の教室を開催する。その中で託児付の講座では、保健推進員さんにご協力をいただきながら3回開催する。中でも第3回目の親子体操の講座を日曜日に開催予定としたので、父親の参加も期待している。
  6. 子育て支援講座では、昨年度に引き続き、家庭教育学級の託児や地域の子育て支援をするために必要な基本的知識や技術を学び、地域ぐるみで子育てを支援することを目的として開催する。これから親になるご夫婦やお孫さんを預かるおじいちゃんおばあちゃんにも参加していただけるよう呼びかけたい。
  7. 自主学習グループ支援事業では、利用グループ連絡協議会総会終了後に「前橋の気象」を開催した。内容等については利用グループ連絡協議会本部役員を中心に企画をした。また、利用グループ連絡協議会会員を対象に視察研修会(ひたち海浜公園方面)を実施した。
  8. 生涯学習奨励員研修事業については奨励員と自治会長が一緒に研修視察を実施し、相互の連携を深めるとともに、知識と教養を深め今後の生涯学習活動の一助とする。研修内容については奨励員の要望を煮詰めて今後開催していきたい。
  9. 情報提供事業については、館報を毎月2回発行している。A4版、両面刷り、地区内全戸(3,399戸)及び関係機関に配布している。公民館の主催事業や各種団体の事業についてのお知らせや結果の報告、サービスセンター業務のお知らせ、図書室新刊図書の案内(15日号)をしている。毎回芳賀公民館のホームページに掲載している。毎号裏面については、地区の広報ボランティア会で、企画・取材・執筆したものを編集し、掲載している。昨年度より引き続き、フェイスブックの前橋市ページにおいて、芳賀地区の情報を発信している。その他、利用グループ連絡協議会でまなび連協を年2回発行している。原稿は連協役員が担当し、編集は芳賀パソコンクラブが行っている。

(3)公民館関係業務の説明

資料に基づき、公民館関係の利用状況、サービスセンターの業務状況等を篠田館長が説明し、意見を求めた。

6 主な意見について

  • 少年教室のじゃがいも掘り体験についてのリピーター率は?新規は多いのか。(中山委員)
    →数字で出せるので集計出来次第報告と回答。⇒約4割の方がリピーターと報告済。
    (アンケート回答19組中 初参加…12組、3回目…5組、4回目…2組)
  • 少年教室は人気がありリピーターが多いと思うが、新規参加への工夫は?(中山委員)
    →館報・ホームページ・フェイスブック等を活用して、新規にこだわらずに広く周知している。大変人気のある講座なので、リピーターは確かに多いと思う。
  • 高齢者教室は充実していると思うが、高齢者よりもう少し下の世代向けの講座があったら良いのではないか。(中山委員)
    →高齢者以外の世代にも公民館利用をしていただきたいので、世代が偏らないような公民館利用の促進を考えていきたい。今年度、普段公民館を利用しないようなパパ世代を対象に父親学級を開催した。ただ、その世代の公民館利用はかなり難しいと感じている。
  • 地域づくり講座の落語教室について、謝礼はいくら払っているのか。住民が公平に参加できる内容が良いのではないか。(中山委員)
    →謝礼は、受益者負担として個人負担してもらっている。芳賀地区を優先に誰でも受講できるよう募集したが、講座内容の向き不向きは、人によって感じ方は違うと思う。
  • 落語と聞くとカルチャーセンターのイメージがあるが、社会教育施設との判別をするべきではないか。(中山委員)
    →この落語講座は「芳賀地区ふれあい寄席」の20年の歴史があったからこそ開催出来た講座であり、他館では難しいと思う。今回は、単にレッスンして終わりではなく、講座で学び習得した話術を「ふれあい寄席」や受講者の住んでいる各町のイベントで披露することにより、地域還元とした新たな地域づくりへ波及することが狙いでもある。そこが単なるカルチャーセンターとは違うところである。
  • 落語教室について、参加人数が少ないのは講座自体としていかがなものか。(中山委員)
    →人数が少なくても充実している講座もあるし、多いだけで単に聞いて終わりの講座もあるので、「参加者が多い」イコール「良い講座」ということではない。今回も受講者はみな素人だが、何事も始めることが肝心である。(宮内委員)
    →同感である。(吉田委員長、五十嵐副委員長)
  • 家庭教育学級について、今回の講座は父親の参加が図れて大変良い。パパ世代の参加が多くなり、担い手づくりに繋がっていけば大変良い。(中山委員)
  • 最近、歴史の講座が無くなったように感じる。今芳賀では、標柱の建て替えが検討されているが、そのようなことや地域に根付いた歴史講座の実施を行ってほしい。(中山委員)
    →標柱については、検討委員会で立て替えを議論しているが、立て替えが完了したら、作成予定の冊子等を活用して、検討委員に講師をお願いし芳賀地区の歴史講座等の開催を検討していきたい。

配布資料

  1. 公民館の運営方針
  2. 公民館主催事業の概要
  3. 公民館・サービスセンターの利用統計

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更新日:2019年02月01日