令和元年度第2回桂萱公民館運営推進委員会
審議会名
桂萱公民館運営推進委員会
会議名
令和元年度 第2回桂萱公民館運営推進委員会
日時
令和2年3月17日(火曜日)午後2時~3時15分
場所
前橋市桂萱公民館1階ホール
出席者
委員:福本委員長、齋藤副委員長、奈良委員、草間委員、鳥島委員、吉岡委員、眞下委員、
鳥居塚委員
事務局:茂木館長、有本主任
順次中途出席者:田中副主幹、井田主査、清水主任、周防主事、佐嶋主事
欠席者
委員:松島委員、岡田委員
議題
1 令和元年度桂萱公民館の事業報告について
(1)総括報告
(2)個別事業の報告
2 令和2年度桂萱公民館の事業方針について
3 その他
会議の内容
1会議概要
協議事項1 令和元年度桂萱公民館主催事業及び関連行事等の実績報告について
協議事項2 令和2年度桂萱地区公民館の事業方針について
協議事項3 その他
(協議事項1~2について、事務局で説明、質疑 等)
2 主な意見・質疑等
それではこれより協議に入ります。
協議事項(1)「令和元年度桂萱公民館主催事業及び関連行事等の
実績報告について」 事務局より説明をお願いします。(福本委員長)
協議事項(1)
「令和元年度桂萱公民館主催事業及び関連行事等の実績報告について」
(1)総括報告について、茂木館長が配布資料に基づき説明
(2)個別事業報告について、各担当が配布資料に基づき説明 (事務局)
協議事項(2)
「令和2年度桂萱公民館の事業方針について」 事務局より説明をお願いします。
今年度、桂萱公民館の主催事業等について、事業実施において意識して行ったことが3点あります。
1点目は、桂萱地区には広く物事を知っている、学問・識見のある人が多数おりますが、その方々へ活躍する場を提供し、地域の方々に知ってもらい、自分の住んでいる地域が素晴らしいと思ってもらえるような取り組みをしていくことです。
今年度の実績として、桂萱地区在住の手書き友禅染師 有馬国雄さんを講師として招き、本物の友禅染に触れて、日本の伝統工芸を学ぶ講演会を開催しました。併せて、2月7日~21日の間、桂萱公民館ロビーにて、有馬講師と生徒さんによる友禅染作品の展示会も行いました。参加者からは、「桂萱地区にこんな専門家がいるとは」と驚きの声が数多く寄せられました。地域住民の地域愛着の醸成に一役かったものと考えております。
次に、2点目としては、ロビー空間の有効活用があります。有馬さんの作品展示では、延べ900人の方が観覧され、華やかなロビー空間を楽しんでいただけたようです。また、[1]人権パネルの展示や、新型コロナの拡大防止により講座中止になった [2]ハンセン病啓発映画の視聴ブースの設営、[3] 3月3日の「ひな祭り」にあわせた「ひな人形の展示」等を行いました。
桂萱市民SC・公民館へ来館する方々の話のきっかけとなり、そこで地域住民の輪をつくる「いこいの場所」になったことと実感しております。
3点目は、公民館運営推進委員の皆様からご意見を頂いておりました公民館報に対する「字が小さすぎる」「読みづらい」「見やすくしてほしい」「情報や記事の量も多すぎる」「内容にもう少し工夫が欲しい」といったご指摘に応えるべく、リニューアルを行いました。お手元にある3月15日号(NO.421)ですが、桂萱地区のまちづくりを応援する6社(味処みずほ、群馬中央バス株式会社、有限会社中里葬祭、伊香保温泉 松本桜、日典ラサ赤城野、SWAN(マック・スクエア・スワン)以上、敬称略)の協賛金を得て、試験的に公民館報をカラーで作成をしました。定例的な情報と併せて、特集記事として1月18日、前橋市江木町「あそか会館」を会場に行われた地域づくり講演会「可能性を切り拓く」を表面に掲載しました。
(1)地元の専門家や有識者を発掘し、講座に協力いただく中で、住民の地域愛着を育み、
桂萱に住んで良かったと思ってもらうこと。その思いを後に地域づくりにつなげること。
(2)公民館ロビーを活用して、地域のいこいの場とすること。そして、
(3)地域の様子をカラー版の公民館報で分かりやすく伝えること。
以上3点を来年度の事業方針にしたいと考えております。(茂木館長)
公民館報がカラーであると興味をひき、手に取って読みたいと思えます。(鳥居塚委員)
桂萱は他の地域も公民館も事業数が多いため、館報に載せる情報量も多くなりますが、
今後2か月に1回を目安にカラー印刷で公民館報を作成していきたいと考えております。
(茂木館長)
ただ今の事務局の説明に対してご質問等ございましたら、ご発言をお願いします。
(福本委員長)
公民館の事業で、夏休み、冬休み時に子供たちが体験学習できる場が多くあるのはとても感謝しております。また、毎年開催される、文化祭の時、人の参加が少ない土曜日に子供たちが手作り遊びの体験学習(竹細工など)ができるような取り組みができるか検討してほしいです。(齋藤副委員長)
先日、開催した文化祭後の反省会でも同様のご意見を頂いておりますので、次年度は「第40回文化祭」の節目の年であることをふまえ、事務局でご意見を含めた催しを検討していきたいと思っております。(茂木館長)
資料21ページ「子どものための防災講座」について、とても貴重な体験ができる講座なので、参加人数を増やしたらいいと思うがどうでしょうか。(福本委員長)
子供会が主催で実施している事業です。公民館、地域団体の協力を得て開催しています。参加対象は、各町の子ども会に加入している小学生、中学生です。子育連役員が宿泊を伴い見守るため、目の行届く参加者人数(15名程度)で募集しています。続けて欲しいとの要望がある講座のため、次年度も実施する予定です。(眞下委員)
また、資料31ページ「学び合い、人権、地域ふれあい事業」の「やさいをそだててたべよう部」について、畑の賃借料等は払っていますか。(福本委員長)
この事業は、今年度初めて実施した農業体験講座です。賃借料の支払いではなく、畑への種まきから成長した作物の収穫、調理実習を行うまでの講座に対して、講師謝金をお支払いしております。(茂木館長)
了解しました。(福本委員長)
他に事務局の説明に対してご質問等ございましたら、ご発言をお願いします。それでは次に協議事項3の「その他」でございますが、何か委員さんからご意見・ご要望はございませんでしょうか。
以前から要望を挙げている、公民館の建て替えについてはどのような状況なのか。(福本委員長)
1階の部屋はホールと会議室しかないため、学習グループ方々の多くは高齢者であるが、手すりをもって、2階へと上がっている。公民館の建て替えは計画されていないのでしょうか。全館建て替えができなくても、エレベーターの設置はできないでしょうか。(齋藤副委員長)
まず、公民館建て替えの件についてですが、生涯学習課にも確認しておりますが、本市の10年間の長期計画の中には入っておりません。また、エレベーターの設置についてですが、構造等が違うので比較はできませんが、他館で見積をとったところ5,000万円程度かかると聞いております。現在、公民館施設等にあてられる、国の補助金がないため老朽化の著しい館から検討を進めるものと思われます。
次年度は、要望のあった1階の女子トイレを1つ和式トイレから洋式トイレへ施設整備を行う予定です。また、1階の会議室前の障害者用駐車場に車止めのバリカを設置するとともに、1階ホール上の照明が暗いため明るくなるよう電気整備を考えています。(茂木館長)
市の状況や考えは了解しました。ただし、利用者は長年困っている状況なので、是非、要望書をあげたいので、いろいろとサポートをお願いしたい。(福本委員長)
了解しました。桂萱地区の公民館運営推進委員会の委員さんの所属する各団体名にもお諮りしながら、ご意見をお伺いしたいと思います。(茂木館長)
その他にいかがでしょうか。特にないようですので、これにて、進行を事務局へお返しします。皆さまのご協力によりまして、会議をスムーズに進めることができました。ご協力ありがとうございました。(福本委員長)
福本委員長、大変ありがとうございました。
以上をもちまして本日の議事は全て終了しましたので、これにて会議を閉じたいと思います。
本日、委員の皆さまからいただきました貴重なご意見につきましては、予算等の制限もありますが、可能な限り今後の公民館運営取り入れさせていただき、地域に根ざした、そして開かれた公民館運営に心がけてまいりたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました。(茂木館長)
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電話:027-261-0111 ファクス:027-261-2631
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更新日:2020年03月25日