令和3年度第2回桂萱公民館運営推進委員会

審議会名

桂萱公民館運営推進委員会

会議名

令和3年度 第2回桂萱公民館運営推進委員会

日時

令和4年3月17日(木曜日)午前9時30分~10時54分

場所

前橋市桂萱公民館1階会議室

出席者

委員:福本委員長、齋藤副委員長、本間委員、奈良委員、草間委員、鳥島委員、岡田委員、

吉岡委員、吉岡委員、鳥居塚委員

事務局:藤原館長、齋藤副主幹

欠席者

なし

議題

1 令和3年度桂萱公民館の総括報告について

2 令和3年度桂萱公民館事業個別報告について

3 次年度に向けて

4 その他

会議の内容

1会議概要

協議事項1 令和3年度桂萱公民館の総括報告について

協議事項2 令和3年度桂萱公民館事業個別報告について

協議事項3 次年度に向けて

協議事項4 その他

(協議事項1~3について、事務局で説明、質疑 等)

 2 主な意見・質疑等

それではこれより協議に入ります。
協議事項1「令和3年度桂萱公民館の総括報告について」事務局より説明をお願いします。(委員長)

協議事項1「令和3年度桂萱公民館の総括報告について」配布資料に基づき説明(館長)

警戒レベルが4で公民館の部屋の貸出しが止まっている時に、成人団体や青少年団体の区分に数字が入っていますが、どんな関係で貸出していますか。(委員長)

コロナワクチン予防接種の予約受付やマイナンバーカードの出張受付など市役所関係の利用があり、その数字が入っています。青少年団体の利用は、中学生の学習支援を行う、M-Change(エムチェンジ)と地域寺子屋事業が含まれています。一般の貸出しと一般ではない貸出しが混在していますが、報告は講座や市役所関係の利用も含まれた合計の数字になっています。説明会等の利用もありました。(館長)

昨年のこの会議の時に、スマホの使い方が高齢者は分からないとか、デジタルに弱いのが大きな課題だと、デジタルに弱い我々の年齢層の共通認識として、デジタルデバイドの解消についての話題でかなり盛り上がりました。そういう話題があったためか、公民館事業の中でスマホの使い方やデジタル関連の講座、ズームの研修会もあり、意見が反映されたのではないかと思いました。デジタルの流れは、これからも進んでいくと思いますので、継続して力を入れていって欲しいと思います。(吉野委員)

館長、スマホの研修は1回限りでしたか。(委員長)

自治会関連は、直接、生活課から案内があった1回でした。老人クラブが受講した高齢者向けのものと、生涯学習奨励員を対象としたもの、ロビーを会場に行ったインターネット体験会が4回、先ほど話題に出ましたズームも含めて合計10回程度、以上が今年度のデジタル関係講座になります。(館長)

タブレットの講習会を受講させてもらいました。県の講座で講師の先生は2人、懇切丁寧に説明してもらいました。そのお陰で私もタブレットを買いました。(岡田委員)

行政の手続きは、スマホなどで行うものが増えています。機会を捉えて、スマホやタブレットの取り扱い説明研修のような講習会を行ってほしいと思います。また、もう少し回数を増やして欲しいと思います。(委員長)

実はここに掲載してありませんが、市役所の未来政策課が主催する一般向けの講座を5回募集して行っています。公民館事業や社会教育事業ではありませんが、実際には対象者が同じものでした。市の事業で、ここを会場に行っています。合計15回ほどになります。(館長)

私が受講したものは、自治会長のみでしたが、一般向けに募集すればたくさん申し込みがあると思います。機会を捉えて、複数回開催して欲しいと思います。タブレットやスマホを活用すれば、市役所に行かなくてもできる手続きがあります。そういうものを教えて欲しいと思います。
ほかに何かありますか。(委員長)

確認です。三俣町にある三俣投票所は、公民館の貸出しの中に含まれますか。それとも別扱いになりますか。(奈良委員)

別扱いです。(館長)

ほかに何かありますか。
無いようですので、次に協議事項2「令和3年度桂萱公民館事業個別報告について」事務局より説明をお願いします。(福本委員長)

協議事項2「令和3年度桂萱公民館事業個別報告について」配布資料に基づき説明(館長)

学校では、コロナの流行により、なかなか大変な状況になっています。本来ですと、ボランティア活動に参加させてもらうところですが、コロナ禍でボランティア活動等に参加できないことが残念だと思っています。食生活改善推進員(食改推)のみなさんには、今回、家庭科の授業で、ふるさとの料理「おきりこみ」を作っていただきました。本来でしたら子どもたちと一緒に作っていただくところですが、コロナの影響でできないため、こちらの公民館をお借りして動画を撮影させていただき、それを生徒が観て学習する方法で教えていただきました。また、職場体験ができないため、地域の方々、あるいは公民館の方々にお願いしなくてはならないかと思っていますが、もし来年度も同じような状況であれば、職業講話というものをしたいと思っています。声を掛けた時に職業講話にご協力いただけるとありがたいと思います。
桂萱公民館では色々な行事に取り組んでくださってありがたいなと思います。脳トレ冊子の配布では、他の公民館との横の繋がりを大切にしていて、すごいなと思いました。桂萱公民館から発信しているものもたくさんあると思います。それを各公民館で共有しながら、みんなで出し合ったものをうまく活用できると、更に公民館事業が発展するのではないかと思います。
今は、入試の出願から入学の手続きまでがインターネットです。その様子を見ているとインターネットは非常に大切だと思います。しかし、保護者の方はまだ慣れなくて、受験料を振込んだがまだ手続きが途中ですなど、戸惑う方がいるのが現実です。市担当部署とも連携して、インターネットの体験会等を通して、利用方法について更に深めていって欲しいと思います。学校でもインターネットを使って活動しています。もし、子どもたちが持っているタブレットを使って、ご家庭でおじいちゃん、おばあちゃん達が、子ども達に使い方を聞いてもらったりすると、子ども達の自己有用感が高まると思います。そこでもご協力いただけるとありがたいと思います。(本間委員)

例年開催していた「のびゆくこどものつどいふれあい広場」が、ここ2年中止になっています。子どもに主体性を持たせるということで、全部中心になって中学生に活動してもらうものでしたが、2年間開催していないため、来年度開催する場合は、事前の説明等が大変になることが予想されます。

来年度の開催については、中止が決まっていますか。(本間委員)

中止が決まっています。ですから3回開催できない状況が続いています。(館長)

開催できるとなった時に中学生のみなさんに主体的にしてもらうのに、ある程度、指導できる立場の大人がいないと困ると思います。吉野委員をはじめ複数の人が必要で、いないと始められません。また、その時は中学校のご協力をお願いします。
ほかに何かありますか。何でも結構です。(委員長)

委員長の話にもありましたが、3年間いろいろな行事ができませんでした。開催方法をはじめ、今まで蓄積されたものが継承されないことが一番の課題になると思います。教育委員会等から色々な行事の中止要請があります。地域としてどうやったらできるかなと考える場面があってもいいかなと思います。コロナが今後どうなるか分かりません。文化祭は、今年しなければ3年中止です。運動会もそうです。地域行事が実施しにくい状況にあると、しないとしなくてもいいのではないかという雰囲気になってきます。地域の人達の交流の場ということで、のびゆく、運動会、文化祭、この3つの行事は大切なので、どういう形ならできるのか、できる形を模索していく必要があると思います。(吉野委員)

よろしくお願いします。開催するとなると、中学生のリーダー的な人にも協力してもらうことも必要になってきます。(委員長)

中学生がボランティアでかかわっていなかった時は、桂子連の本部役員を中心にしていましたが、人手不足ですから、なかなか対応しきれなかったです。初めは中学生の企画のような形で入ってもらいましたが、今は色々な団体に入ってもらい助かっていますし、ボランティアをしてもらって、中学生も地域の人と接することが、先生と生徒とういう関係だけでなく、普段とは違う幅広い人間関係を知っておくということは自分のためにもなると思います。できない状況の中でも、行事ができる方法を考えられればいいと思います。(吉野委員)

公民館建物側から西側駐車場へ繋がる部分を一時停止せずに通り抜ける車が多く、危険です。カーブミラーをつけてほしいとの要望はありませんか。止まらない車が多いです。生け垣があるため見通しもよくないです。(岡田委員)

一般道路にしないように、あえてクランク状になっているようです。両方止まれなのだと思います。危険を回避するため、検討します。(館長)

ほかに何かありますか。無ければ次に、協議事項3「次年度に向けて」事務局より説明をお願いします。(委員長)

協議事項3「次年度に向けて」配布資料に基づき説明(館長)

桂萱地区には学校が多くあります。高校が3つ、前橋高校、前橋東高校、前橋工業高校、それから、上泉町に農園を持つ勢多農を入れれば4つになります。県民健康科学大学のほか、石関町には専門学校がいくつかあります。教育環境がとても充実した地区です。これほど充実した地区は、県内にはないと思います。そこをうまく連携するような取り組みができるといいと思います。高校生は割と身近にいますが、大学や専門学校は接点が少なく、私達からすると遠い存在です。公民館のロビーを活用した紹介など、地域の大学や専門学校の取り組みを入れてもらってもいいのかなと思います。専門学校は、結構多くの学生がいます。一緒に何か取り組むのは時間がかかると思いますが、地元に知ってもらうために、ロビーの活用の中で紹介するような場面があってもいいのかなと思いました。(吉野委員)

1点よろしいでしょうか。「3次年度に向けて」の中に「●団体活動支援」があり、その下のほうに「自治会関係団体(社協など)との連携共催事業」があります。私がいつも思うのは、ボランティア活動の重要性、必要性が最近少し欠落してきていると感じています。民生委員児童委員になる人が非常に少なくなって、見つけるのに四苦八苦しています。自治会長さんは、新しい方を選ぶため先月、今月とご苦労されたと思います。なかなか手を挙げる人がいないのと、また自治会の活動も存続が難しいところがあり、私の町では市と協議を続けています。市営住宅がありますので、高齢者の一人暮らしが残ってしまい、また、若い人が家を作って出ていってしまい、高齢者のみの市営住宅になりつつあります。戸建ての家を持つ人も高齢者が多いです。中学生にボランティア活動の重要性を説くような団体支援をしていかないと、大きなところはいいですが、いずれ小さいところは存続できなくなってしまうと危惧しております。公民館運営推進委員会に取りあげる事例としては大きすぎて、どこから手を付けていいのか分からないような問題になってしまいますが、例えば、標語を作った時と同様に、中学生がボランティアをしたら名前を挙げて表彰してあげるとか、一生懸命した人を表彰するなど小さい所からはじめないと、ボランティアが馬鹿らしくなってしまうと、今後文化が絶えてしまいます。次年度にそういういいテーマが選択できるようでしたら、将来的に出てきてもらえるとありがたいと思います。(鳥島委員)

鳥島委員がおっしゃった通りで、今、ボランティアが、私たちも若い人をはじめ、地域のいろいろな方に声を掛けるのですが、新しい人が全然入ってこない状況で、上は85歳までの方がいらっしゃるのですが、コロナ禍で色々な活動が中止になったこともありますが、ボランティアの会員自体が高齢化していて、あとに続く方がなかなかいない状況で、働いている方が多いため、加入もなかなかありません。とにかく学生に時代から、ボランティアというものをよく、幅広く皆さんに知ってもらって、気持ちを育てていかないと、何かをしてもらえるといいと思っています。ボランティア桂萱も、理事の皆さんや色々な方と意見をまとめているところですが、存続ができるかどうか、本当に会員の人だけでなく、本部の役員の方もいろいろな理由で、できない、自分がボランティアをしてもらう側の歳である、いい加減にしなさいと家族に言われるという話を耳にします。いろいろな問題が出てきています。新しい方が出てくるといいなと思います。大きすぎて、どこでどのようにすればいいのか、分からない状態ですけれども、閉じなくてはならないかもしれないという状態にあります。(鳥居塚委員)

困っているといれば、先ほど館長から説明がありましたが、学習グループ連協も、桂萱地区は市内全体からみると学習グループ活動は多いほうですが、約10年前から比べると学習グループだけで、約10グループ減っています。来年度は39のグループになる予定で推移しています。コロナが終わったら多少また回復する部分はあると思いますが、数が減っているので、先ほどボランティアの話がありましたが、みなさんに活動を知ってもらい、何かの時には活用してもらってもいいのかなと思います。私達もできるところで出ていくつもりですが、活用してもらえるとありがたいと思います。(齋藤副委員長)

みなさんから色々意見をいただきましたが、ほかにありますか。(委員長)

今、いろいろな現状が見えてきましたが、根本はコロナによって対外的な動きができなくなったのが一番の理由だと思います。それから高齢化だと思います。実際今、いくつかの現況を聞きましたが、世帯にだいぶ変形が見られるということです。ボランティアの話が出ましたが自治会の役員になるというのも、高齢化とコロナの関係でだいぶ少ないです。人選するのに苦慮しています。地域づくりにもっと入れておかないと、存続が難しくなってくるのではないかと思います。(草間委員)

概算ですが、老人会員の56%が80歳代です。老人の集まりがさらに高齢化しているのが現状で、ボランティア世代が少なくなっている理由だと思います。(岡田委員)

特になければ、以上を持ちまして進行を事務局にお返しします。皆様のご協力によって会議をスムーズに進めることができました。心から御礼を申し上げ、終わりたいと思います。ご協力ありがとうございました。(委員長)

いろいろご意見をいただきましたので、来年度の計画関係の参考にさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。(館長)

配布資料

この記事に関する
お問い合わせ先

更新日:2022年04月27日