令和4年度第1回上川淵公民館運営推進委員会

審議会名

上川淵公民館運営推進委員会

会議名

令和4年度第1回運営推進委員会

日時

令和4年7月26日(火曜日)午後1時30分~午後2時15分

場所

上川淵公民館講義室

出席者

委員

三橋好委員、亀井一郎委員、細野初男委員、南雲隆夫委員、外丸博子委員、塩原義生委員
齋藤喜久夫委員、徳永美恵子委員

公民館

木村館長

議題

  1. 令和4年度上川淵公民館の運営について
  2. 令和4年度上川淵公民館事業計画について

会議の内容

館長から上記の議題について説明し、質疑応答および意見交換を行った。

主な質疑応答・意見交換

(主な説明内容)

令和4年度上川淵公民館の運営について
・コロナ禍も3年目となるが、ガイドラインを設定して、感染拡大防止に努めながら部屋の貸し出しを行っている。
・令和3年度公民館利用状況を報告する。上川淵公民館を年間で1223件、12,730人が、上北分館を323件、3330人が利用した。コロナ前と比べると件数、人数とも半分以下である。
・コミュニティデザインは平成29年に作成し、「地域資源」「将来像」「手段」の3部構成で毎年見直しをしながら引き継いでおり公民館運営の元となっている。・上川淵地区は19町で構成されており、今年3月末の人口は2,4887人、前橋市全体の7.5%を占めている。本庁管内を除いた15地区では、4番目の多さである。年少人口が11.6%、生産年齢人口が56.5%、老年人口が31.8%となっており、市全体より、若干高齢者の割合が高い状況となっている。世帯は、11,561世帯で市の7.6%、面積は12.9㎢で市全体の4.1%となっている。
・あらためて上川淵地区には、たくさんの地域資源があることがわかる。一方で、地域課題として「人口減少、公共交通機関が不便、空き家の増加、多様な人々の地域交流」があげられる。
・どんな地域になってほしいかというのが10ページの「願い・思い編、将来像」に書かれている。そこに、公民館が暮らしやすい地域づくりの拠点として関わっていきたい。
・公民館としてどうやって取り組んでいくのかが「仕掛ける、つなぐ編、手段、手法」に書かれている。公民館の枠に「それぞれの世代に対して、今の時代を意識した内容の公民館講座やイベントの実施」、「伝わりやすい情報発信」、「いきいきとした生活が送れるよう自主学習、生涯学習環境の整備」、「地域人材の育成と発掘」、「多様な人材や団体との連携」と書いた。これらを上川淵公民館の今年度の運営方針としたい。これを踏まえ、今年度の事業を計画した。

令和4年度上川淵公民館の事業計画について
・「子育て・親子支援」の「すくすくクラブファミリー」は家族で参加できる内容で全てにおいて親子の触れ合いや子育て中の親の学びや交流を目的としている。それに加えて、1ではジェンダー、男女共同参画、LGBTQなどを、2と4では父親の参加を視野に入れ、今、はやりのキャンプを取り入れた。災害時にも活かせる内容とし、父親が参加しやすいよう土日の開催とした。3は夏休みを利用した小学生の親子対象の講座で、自然エネルギーやSDG‘Sについて考える機会とした。講師は公民館利用団体で、学んだことの地域還元の機会となった。
・「青少年体験、チャレンジ活動」では、夏休み中に子ども体験教室として3講座を実施。1では、タイヤ交換体験をする他仕事の話を聴くことで、キャリア教育の一環とする。3講座とも企業や大学の地域貢献事業を活用し、こどものワクワク感、好奇心を養う講座となっている。
・「学びあい、人権、地域ふれあい」は60歳以上の高齢者をターゲットにしているが、誰でも参加できる。さわやか生活セミナーの1、3は企業の地域貢献事業、2は市民講師3名によるハーモニカコンサートで、上川淵公民館で活動しているハーモニカクラブの3名が演奏してくれる。日頃の学習成果の地域還元の機会にもなっている。
・ウォーキング教室は保健推進員との協力で実施。
・「スマートフォン使い方講座」を検討中。持っているだけで使い方がよくわからないという高齢者をターゲットに開催したい。高齢者の孤立防止や、利便性の向上、情報格差の解消につなげていきたい。
・「人権教育」のためのパネル展示を行う。13は男女共同参画推進、14は小中学校を通して募集した人権標語を展示。そのほか、公民館報に、高齢者、女性、子どもの人権を考える記事を掲載している。
・「自主学習支援事業」では、「ぷちフェスタ」を行う。昨年文化祭が中止になったことから発表の機会をということで始めたが、好評だったため今年度も継続する。文化祭の有無に関わらず行う予定である。
・「生涯学習奨励員研修」の16は生涯学習奨励員と自治会長の合同で実施。講師は地元の人材にお願いした。
・17の写真展は9月の生涯学習フェスティバルに出品することを目的として企画したが中止になってしまった。せっかくなので公民館内で掲示して多くの方に見ていただきたい。
・地域の各種団体が開催する事業について、公民館は事務局として支援している。
・地域づくり協議会の福祉部会では、毎月1回、子育てひろばを開催。前半、後半に分けて各回5組を限度に実施するなど、工夫しながら主任児童委員さんを中心に実施している。7月は七夕飾りを作ってロビーに飾った。
・今年度、新たな取り組みとして、福祉新聞を発行する。福祉の相談窓口の紹介や脳トレとなるクイズ、地域の福祉活動の紹介などで、9月1日の発行を目指している。回覧するので各町自治会のご協力をいただきたい。
・食育部会では、例年どおり植え付けや収穫の作業を行い、収穫した玉ねぎとジャガイモはロビーにて100円で無人販売方式で販売し活動と地産地消のPRを行った。ジャガイモ収穫体験には公民館報で一般公募した地区内の小学生の親子数組が参加した。6月には、わかば小の児童が古代米の田植えを行い11月には稲刈りを行う。
・青少年健全育成会では、恒例の中学生を対象にしたウォークラリーを計画している。今年度もコロナの状況を見ながら検討していく。
・社会福祉協議会では、今年度、健康ウォーキング、認知症体験会、ボッチャの体験会を計画。公民館の講座と連携したい。また、地域づくり協議会と共催で福祉新聞を発行予定。市社協や地域包括センターの協力も得ながら、コロナ禍で家にこもりがちな人が地域に出てくるきっかけづくりをしたい。
・コロナの感染が急激に拡大している。感染防止に努めながら工夫してなるべく事業を実施していきたい。

(質問・意見)

(委員)9ページの町名が19町となっている。いつも26だがどういうことか。文化遺産の所には「西善町西善」や「西善町上両家」と入っている。

(館長)統計資料として掲載した。26というのは自治会数である。確かに整合性がないので統一したい。

質疑のないことを確認し、閉会

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更新日:2022年08月10日