上川淵地区郷土民俗資料館

民俗資料館へようこそ

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上川淵地区の歴史は古く、国造りに由来する古墳群や古代から続く農村集落に関連する遺跡が存在しています。現在、社会環境の変化を受けつつも、穀倉・養蚕地帯としての伝統や文化が少なからず伝わっています。当館はボランティアスタッフで運営しています。ご家族・ご友人といらしてください。

ご利用案内

◆場 所=前橋市上佐鳥町382-1
(前橋市立上川淵小学校西側)

◆開館日時=毎週水・土曜日、10:00~15:00
(祝日・年末年始、お盆、彼岸は休館)

◆入館料=無料

◆内 容=
1階:体験室(農家屋内の用具類、図書コーナーほか)、生活用具展示室(生活用具、伝統行事写真パネル)
2階:教育関係展示室、古墳関係資料・古文書展示室、戦争史関係展示室、農具展示室

◆電話番号=027-265-1836

◆その他=この資料館は上川淵地区自治会連合会が運営しています。

 

 

アクセス

施設のご案内

平面図

生活用具展示室

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地区で古くより行われている神楽舞、山車祭、獅子舞、天王祭、石尊様などの写真パネルが展示されています。また、古銭、化粧用具、服飾品などのほか、アイロンやラジオ、蓄音機など、古い電化製品も展示してあります。

戦争史関係資料展示室

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戦争史関係資料展示室では、太平洋戦争中の千人針、軍服、軍事郵便などが展示されています。終戦から70年以上が過ぎ、戦争の記憶がある人は少なくなりましたが、数々の展示物が当時の様子を語りかけてくれます。

農業用具展示室

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上川淵地区は古くから稲麦つくりと養蚕が盛んに行われていました。農具展示室の資料も、米・麦・繭などの生産に使われた物がほとんどです。江戸時代末期から明治・大正・昭和の中頃にかけて使用した物です。また、農具の発達史を写真パネルで解説しています。

教育史関係資料

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寺子屋時代の読み物から、明治初期以降の教育書類や卒業証書など、地域の人からの提供による各時期の教育関係資料が展示されています。これらの資料を通じて、我が国の教育制度の移り変わりを知るとともに、その時期に学業に専念した人たちの努力の跡をみることができます。

古墳関係資料・古文書展示室

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上川淵地区は、東国で最も古い古墳といわれている天神山古墳をはじめ、貴重な古墳がいくつかあります。昭和10年の発掘調査によると147基の古墳がありましたが、戦時中の開墾や団地造成でそのほとんどが姿を消しました。当館に展示されている出土品はごくわずかですが、上川淵地区の古墳群についての地図や発掘時の写真があります。

更新日:2023年06月08日