定例記者会見概要版(令和2年4月10日開催)

令和2年4月10日に開催された定例記者会見の要旨です。

令和2年4月10日（金曜日）午後2時～2時40分

市役所 11階北会議室

市長の目指すまちづくりの実現のため、また、新たなステージへ向かう山本市政の補佐役として、職員と一体となって、誠心誠意努力してまいります。

教育委員会が所管している事業は、学校教育だけでなく、社会教育、図書館、青少年のサポート、文化財の保護など、多岐にわたっています。学ぼうとするすべての方々の気持ちに寄り添い、県都の学びをサポートしてまいります。

大切なライフラインである水道事業、下水道事業の安定的な運営に努めてまいります。

4月7日、緊急事態宣言が発令されました。対象地区は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県の7都府県です。北関東の我々にとって非常に近い地域です。発令期間は4月7日から5月6日です。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための、極めて重要な時期です。市民の皆様にも、引き続きご注意をいただければと思います。各企業においては、テレワーク、イベントの自粛などの検討をお願いします。前橋市の自主イベントにおいても、多くが中止や延期になっています。市ホームページなどでご確認ください。

また、緊急事態宣言が発令されている諸地域や、感染が拡大している地域から前橋市への移動、帰省を考えている方々へのお願いです。本市においては、感染の拡大している地域から移動や帰省をした方の感染事例を確認しています。本市における3例のうち、2例がそのような事例です。前橋への移動、帰省を控えていただくとともに、帰省された方におかれましては、大勢との接触を避け、朝夕の検温を実施していただくようにご協力をお願いします。加えて、新型コロナウイルスの患者・感染者、濃厚接触者、医療従事者の方などへの偏見、いじめ等のないよう、冷静な対応をお願いいたします。

続いて、市内2例目であるザスパクサツ群馬の選手に関する続報です。患者の容態は安定しています。濃厚接触者41名のうち、発熱者はいませんが、咳、鼻詰まりの症状がある方が3名おり、10日にPCR検査をしています。その他の38名については、健康観察期間が終了しました。

市内3例目の方についても、容態は安定しています。濃厚接触者であるご家族の方は健康観察期間中ですが、特に症状はありません。

最後になりますが、発熱等が続く場合は、いきなり医療機関を受診せず、帰国者・接触者相談センターにまずはご連絡をするよう、お願いいたします。

「手をかざすと消毒液がでる装置」ですが、3月にプログラミング教室の小学生が作成したものです。子どもたちが新型コロナウイルスを心配しており、消毒液のボトルを触りたくないという話がありました。そんな中、どうしたらボトルを触らずに消毒液を使うことができるかという話になりました。すると、子どもたちがブロックを組み始め、当時小学生だった児童が、この装置を開発しました。何度も挑戦しながら作り上げました。

今、新型コロナウイルスの影響で休校となり、自宅待機も続いて不安定な生活をしている子どもたちもいると思います。友達にも会えず、つらいことでしょう。今、世の中は、医療関係者をはじめ、多くの人がコロナウイルスと戦っています。みんなの力で必ず、このウイルスに打ち勝ち、平穏な日々を取り戻しますので、その日を信じて生活を続けてください。

副市長にお聞きします。長らく副市長のもう1つのポストが空いていましたが、いつ頃打診があったのか、そして引き受けられた思いを教えてください。

打診があったのは、前橋市長選が終わって1週間から2週間経った後だったと記憶しています。突然のお話でしたが、私自身非常に長く市政に携わっていた身でありますので、私にできることがあればと思いお受けしました。

プログラミング教室では、普段どのようなことをしているのでしょうか。

例えば、信号機の仕組みなど身近なものを通じてプログラミングを学んでいます。

この装置を基に、今後の展開を考えていますか。

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化しますので、子どもたちがプログラミングに興味を持つきっかけになるといいと思います。

（以上で終了。）