定例記者会見概要版(令和5年2月14日開催)
令和5年2月14日に開催された定例記者会見の要旨です。
日時
令和5年2月14日(火曜日)午後2時~3時
会場
市役所 4階 庁議室
動画配信(前橋市公式ユーチューブ)
1 案件説明
(1) 令和5年度当初予算について
(市長)
来年度、どのようなまちづくりをするのか、その思いを込めた予算を発表します。市民の暮らしをいかに支えるか、これが私たちにとっての予算の意味です。
記者の皆さんは、どの予算が重要ですか、目玉ですかと聞かれますが、市民にとっては、どの予算もみんな大切な支えだと私は思っています。
来年度の当初予算は1,467億6,000万円となりました。歳入では税収が伸びました。個人所得が非常に伸び、景気回復の一例なのだと実感します。令和5年度の市債発行額については、過去最少の73億円となっています。
次に主な歳出予算について説明します。
幼稚園保育園で、紙おむつを家庭に持ち帰ることはやめましょう。衛生的にも課題のある紙おむつを、市として責任を持って処理します。
帯状疱疹についても深刻だと聞いています。ワクチンが高額なため、2分の1を補助します。
介護保険の適用は40歳からです。39歳以下の若年がん患者の在宅医療支援を行います。
住宅の改修事業を始めます。築20年以上の戸建て住宅を対象にリフォームの支援をすることとなりました。
また、再エネ・省エネ機器導入補助についてです。
昨年度、国からの交付金を活用しウクライナ侵攻の中で燃料代が高止まりして困っている人たちの省エネ設備の導入を支援する取り組みを行いました。
大変好評だったため、令和5年度も引き続き市単独事業として実施します。
次に、歴史的建造物改修費補助事業です。本市の歴まち計画が国から認定されたことにより歴史的建造物や蔵などの外観保全、一般公開のための内装工事に対し費用の一部を補助します。
次に、公民館の貸館システムについてです。WEB上で、いつでもどこからでも、市有施設の予約ができるシステムを導入しキャッシュレス決済が可能となります。
また、電子地域通貨導入のための環境整備を行います。
次に、学校給食費の保護者負担抑制のため18歳以下の養育世帯に対する学校給食の第3子以降の無料化です。
また、学校サポーターを配置します。これも今までと同様、教育現場には色々な課題を持っている子どもたちが増えているので、配置人数を71人から76人に増加します。
不妊治療の助成も増額しました。高度な不妊治療を受けられるように補助額を拡充します。
移住の住居支援金も、30万円から100万円に増額しました。首都圏から子どもを連れて帰って来る人は、今まで30万円だったところ、3人の子どもを連れてくれば、それだけで300万円になります。本市には移住コンシェルジュもいて、赤城山の畑も皆さんのために探します。そして、古い農地付き住宅をリフォームする費用まで、全部まとめると500万円程度の応援になります。ぜひチャレンジしてみてください。
アーツ前橋は色々な課題がありました。コンプライアンスの欠如、私も責任を感じております。復活させるのには、私の100%の力で乗り切っていきたいと思います。今新しい人材も見つけています。そして前橋文学館長の萩原朔美氏も、朔太郎大全が一段落しますので、アートの方もよろしくお願いします。みんなの総合力が集まる場所を必ず復活させる、その起爆剤が、5,000万円の10周年事業です。すごい企画をするには、まだまだ足りないので、ふるさと納税やクラウドファンディング、さまざまな支援を求めて、すごい10周年にしていこうというのが、私のメッセージです。
デジタルデバイドサポーターの養成や相談体制を構築します。本当の意味でのデジタルの活用を図るために、市民一人一人が便利だねと思ってもらえるよう、考えて取り組んでいきます。
次に自治会へのタブレット貸与です。自治会の人達がタブレットを持つことで何ができるか1年間調査してみましたが、意外と活用していただけることが分かりました。防災やごみの収集、あるいは不審者情報のマッピング、防犯カメラがどこにあると安心できるかなどです。また、タブレット上のテンプレートを使って、地域のお知らせを作れるようにするとすごく楽になるというような事例を広げていきたいと思います。デジタルがみんなの暮らしをちょっと便利にできる。それが、この予算に込められたメッセージです。
上川淵公民館では大改修が始まります。工事期間中は日頃の活動がしにくくなるかもしれませんが、改修後には素敵な公民館で社会活動ができるようになります。
18歳になるまでの医療費無料化については、前橋市は一足先に実施してきました。来年度からは、2分の1が県負担に変わります。開始日は不明なので、早く始まることを願っています。
中心市街地の再整備計画は、市街地の大きな再開発事業のことです。この再整備が10年続きます。大きな財政負担となりますが、これによって必ず人が増え、商業が賑やかになり、長い目で見れば前橋市には税収という形で帰ってきます。前橋市にとってはリターンが取り得る投資だと思います。
赤城公園施設整備等負担金です。群馬県が行う赤城公園施設整備に負担金として計上しました。
そして、群馬総社駅の整備です。私は中学生の時代に群馬総社に住んでいました。総社をいよいよ60年ぶりに変化させることができるという、わくわくした気持ちでいます。
全てが目玉の事業となり、R5年度予算案のご報告とさせていただきます。
(2) 「世界が魔女の森になるまで 第30回萩原朔太郎賞受賞者 川口晴美展」を開催します
(文学館長・萩原朔美)
朔太郎大全は最後に神奈川県立文学館が参加し、53館での開催となりました。今後もイベントがいくつかありますが、全国の文学館に参加していただき、本当にありがたく思っています。メディアにも、ものすごい数の記事にしていただき、本当に感謝しています。「視点論点」という番組に出させていただき、文学館館長として、言葉の大事さを演説しました。感謝に堪えません。ありがとうございました。また、日本全国、北海道から九州までの文学館に協力していただいたので、今後はそのネットワークを通じ、新しいイベントを企画していこうと現在検討しています。
言葉を信じられない、あるいは、言葉に対する不信感が今ほどある時代はないのではないかと思っています。言葉を大事にしていくのが文学館のメッセージでもあると思い、今後もこのようなイベントを開催したいと思っています。将来的にはメタバース文学館ができれば、世界中の人がメタバース文学館に、前橋市の中に入ってもらえるという構想を、未来構想として考えています。
また、ずっと心の中だけでできていなかった、私たちが幼稚園に行って、子どもたちに向けて読み聞かせをする会を始めます。地元の絵本作家と協力し、一つ一つの幼稚園に、本や文学の面白さを伝えるための、出張文学館です。
さて、今回の案件についてです。第30回萩原朔太郎賞受賞者・川口さんの展覧会を開催します。資料には、展示作品数約70点とありますが、おそらく200点ほどになるものと思います。見せ方にも工夫しました。ガチャガチャというおもちゃが入ったカプセルがありますが、その中に言葉が入っているものや、コインロッカーの中に詩集があり、扉を開けるとその詩集に関連した時代の物が入っているなど、様々な工夫をしました。詩人の資料展は、ガラスケースに入れただけでは興味を持たれないので、面白い展示ができないかと毎回工夫しています。同時に、30回目の節目に今までの朔太郎賞の歴代受賞者展を同時開催しようと考えています。谷川俊太郎さんなど、今までどんな人が朔太郎賞を受賞してきたのか歴史を振り返るものです。歴代の受賞者を見ると、詩人の世界を構成してきた人たちなのだということが分かると思います。
朔太郎賞を30回続けられたことは大変なことです。様々な企業に後援をしていただかなければ、続けられませんでした。近代詩の父と言われた朔太郎の名前が冠された文学館の性として、これからの未来、次の30年を目指して、続けていきたいと思います。詩人が何人も出ている前橋市ですから、「詩の聖地である前橋」というようにもっと強く認識していただくため、こうした試みが長く続けていければと思います。
その他
・捕獲した有害鳥獣の活用事例を紹介します
(市長)
面白いお話をしたいと思います。ある青年が料理人になった。ところが山の中に暮らす青年の元にはたくさんの有害鳥獣がいて、皆さんの邪魔者になっていることを聞き、命を奪うのならばそれを価値あるものにしていきたいという、そんなお話です。宮沢賢治の「なめとこ山の熊」のようなストーリーです。「熊。おれはてまえを憎くて殺したのでねえんだぞ」と、小十郎が言ったセリフと重なります。本人からお話をさせていただきます。
(長原駿氏)
私は元々料理人として6年ほどイタリア料理をやってきました。コロナ禍で暇ができ、興味のあった狩猟を始めました。現在、行っている事業としては、群馬県産のシカを使った犬猫用のおやつ作りです。鹿肉と、骨を使ったジャーキーを作っています。コロナ禍で時間があった時、料理につながる何かをしたいと思っていた時に狩猟と出会い、体験しました。私の師匠は、狩猟した鳥獣の活用で活動している人です。みんなで分け合う精神のある人なのですが、周りの仲間たちの冷凍庫もいっぱいになってしまった時があり、師匠でもどうしようもなくなった時がありました。その時はシカだったのですが、丸ごと埋設しました。それが衝撃的だったことが、自分がこの事業を始めたきっかけです。本当に言葉にできない、厳しいことだと思いました。
私の家でも、捕獲した鳥獣の肉をたくさん活用してきましたが、それでも人が食べるだけでは限界がありました。犬猫を飼っていたので、与えてみるとすごく喜んで食べてくれたのを見て、捨ててしまうものでもおいしいものが作れることが分かりました。犬猫用においしいものを作ることが、自分のできる、料理を通じた方法として最善のことだろうと思い、犬猫用のおやつ作りの事業を始めました。
犬猫に食べてもらえるようになりましたが、まだまだ廃棄している部分はたくさんあります。それは革などです。私が今取り組んでいるのが、毛皮を作ったり、狩猟したシカをレザーにしてもらったり、あるいは角のインテリアにするなど、少しずつ自分のできる範囲で活用に向けて動いています。
今、赤城が活性化しているので、赤城に特化した「赤城のレザー」ができればと思っています。長野県の工場からとても良い物を提供してもらえているので、赤城の地域のブランドとして使えるのではないかと思います。触り心地もシルクのようなやわらかさです。何に使うかはプロに任せようと思っています。色々と準備をしてきましたので、ここから進めていく上で、たくさんの人に協力をいただきたいと思います。
・歴史まちづくりシンポジウムを開催します
(市長)
先ほどの予算の説明の中で、歴史まちづくりについて触れました。先日NHKのブラタモリで紹介されたような話です。前橋市には歴史遺産がたくさんありますが、それらを政策的に付加させる組み立てを始めたところです。国からの補助、そして市民や市外から「前橋の歴史復活がんばれ」という声もあり、それを進めてまいりたいと思います。そんなシンポジウムを開催します。詳細について質問があれば、担当課から説明します。
・スローシティウェビナーを開催します
(市長)
スローシティセミナーをあす開催します。私も語りますが、スローシティは語るよりも感じてもらうものです。学術的なことではなく、みんなが過ごしていて幸せな、おばあちゃんが喜んでいる姿を見せるだけで十分だと思っています。
2 質疑応答
(1) 令和5年度当初予算について
(記者)
全てが目玉とのことですが、今回の予算にキャッチフレーズをつけるとしたら、どのようなものになりますか。
(市長)
「みんなに見せたい前橋の夢がある。」夢を感じてもらえる一歩になります。今まではずっと準備でした。これまで私の言ってきた前橋の未来が、こういうものなのだと感じてもらえると思います。
(記者)
今回対象となる歴史建造物は養蚕住宅とのことですが、もう少し具体的に教えてください。
(都市計画課)
歴史まちづくりの計画書に掲載されている、養蚕農家に対する補助です。場所は総社町総社の総社山王地区と呼ばれるエリアにある養蚕農家が対象です。
(市長)
前橋駅も、昔の駅舎に戻したいという声もあり、前橋城の本丸御殿や、偶然発見された大手門など、色々あります。それらを踏まえながら、まずは養蚕農家群からスタートしていくというのが前橋市としての計画です。これも市民のたくさんの寄附をいただきながら、実施していきたいと思います。
(記者)
光熱費が上がっていますが、施設庁舎関係でどのくらい上がったのか教えてください。
(財政課)
令和4年度当初予算では約9.9億円を予算計上していましたが、令和5年度は15.5億ということで、5.6億円増額して予算計上をしています。
今後、光熱費、電気ガス関係の値動きの状況を見ながら、また必要があれば補正予算対応をしたいと考えています。
(記者)
太田市などでは売電を行っているようですが、前橋市としては電気を作り出す事業はやっているのでしょうか。
(財政課)
発電事業としては、太陽光発電や水力発電があります。また、六供清掃工場では発電した電気を自己託送ということで、市役所の庁舎や市有施設などに回しています。光熱費の節減にもつながっていると考えられます。
(記者)
今回の予算編成に当たって、大事にしたことや込めた思いなどがあれば教えてください。
(市長)
職員が市民に寄り添っている、その一言です。職員一人一人、みんなで作り上げた、市民を支えるための予算です。
(記者)
中心市街地の再開発について、千代田町の再開発の予算は計上してないということだったと思います。市長の説明では、それが含まれているように感じたのですが。
(財政課)
令和5年度については、事前に記者レクチャーで説明しましたとおり、前橋駅北口と一丁目の再開発になります。
(記者)
子育てや教育の面での事業に力を入れていると感じましたが、それについての狙いなどを教えてください。
(市長)
原油やエネルギーの高騰、為替変動などで一番ダメージを受けているのは、子育て世代だと思います。また、教育長の話では、教育の現場で多種多様な個性の中で教師が大変な思いをしている。そういったことから、教育現場や子育てを応援することとしました。
(記者)
前橋テルサ管理事業ということで、予算が6,800万円ほど計上されています。今回前橋テルサの優先交渉権者の事業者が辞退されたということで、先行きが不透明になっていますが市長の見解をお聞かせください。
(市長)
テルサについて、今まで長い時間を掛けて説明し、私たちの手元から離れるような組み立てで公募しました。2社からの提案を受け、優勢交渉権者を決定しましたが辞退という、残念な結果となりました。今後も売却あるいは移譲に向けて取り組んでまいりたいと考えています。
(記者)
市長が持っていたパネルには、市債の発行額73億円は合併以降最小と書いてあったのでしょうか。
(財政課)
そのとおりです。
(2) 「世界が魔女の森になるまで 第30回萩原朔太郎賞受賞者店 川口晴美展を開催します
(記者)
朔太郎大全は最終的に53館で実施されたとのことですが、各館の受け止めについて具体的に教えてください。また、新たに構築されたネットワークを使った、新しいイベントをという話でしたが、朔太郎以外の別の作家で行うなど、具体的な動きは何かあるのでしょうか。
(前橋文学館長・萩原朔美)
動きはまだありません。私は日本近代文学館に頼まれて、原稿を書かせていただきましたが、そこで書いたものの中で、例えば今、世界文学全集というのがない状況です。日本全国の文学館、例えば朔太郎大全で協力いただいた53館で、世界文学全集もできるのではないかと考えています。53館を回るのは大変だと思いますが、開催したこと自体が広報になり、世界に広がれば、文学が起爆剤になるのではないかと考えて、色々な企画をしています。
地域で地域の文学者を守るのは当然なのですが、その制限を数年に一度外して、全国の文学館が地域の出身じゃないところで、日本語で作ってあるもので何かイベントができないかと考えています。前橋文学館のメンバーも北海道から九州まで、地方10か所以上回ったあと、それぞれの館が全然違う朔太郎のイベントを開催していたことを見てきました。これは、写真と文章でまとめて皆さんにお配りします。それを通じて、各館がこんな切り口でやっていたのかということが分かってもらえるのではないかと思い、朔太郎大全の終了後に、編集をしようと思っています。
(記者)
朔太郎大全をまとめたものはいつ頃の発行になる予定ですか。
(前橋文学館長・萩原朔美)
4月には作成したいと考えています。
(記者)
30周年で、朔太郎賞の過去の受賞作を展示する中のメインになるのは、群馬テレビが持っているテープになるのでしょうか。
(前橋文学館長・萩原朔美)
すごく貴重な映像資料で、生の声で自分の詩を朗読しているものです。日本で唯一のものだと思います。群馬テレビさんに協力していただいていただき、それをサイネージで流して並べます。亡くなった方もいるので、その方たちの映像を出すのは興味深いものになると思います。全員分はないのですが、残っている映像資料は全部協力していただき、展示するので、非常に貴重なものになると思います。
(記者)
メタバース文学館について具体的に教えてください。
(館長)
私の勝手な妄想です。全国文学館協議会の会議でも文学館には人があまり来ないという話題となり、その話の中で例えば美術館ではバーチャルなものがあり、仮想空間の中を自由に、車椅子の人や外出が困難な人も出かけられるというのを見て、前橋市が目指している姿にも合致するのではないか。あるいは、国の方針にも関わっているのではないかとふと思い、文学館がどうやったらできるのかを調査しています。今は完全に私の妄想ですが、日本の文学館で初めてのメタバース文学館が作れればいいなと思っています。
その他
・捕獲した有害鳥獣の活用事例を紹介します
(記者)
犬猫用のおやつやシカの角などはもう販売しているのですか。
(長原駿氏)
犬猫用のおやつは既に販売しています。
(記者)
店舗を構えて、群馬県内で事業を行うのでしょうか。
(長原駿氏)
ドッグランや10店舗ぐらいのカフェで販売していて、愛知県や神奈川県からも問い合わせが来ています。犬猫用ですが、とにかく美味しいです。
(記者)
隣の栃木県がすでにジビエを解禁したにもかかわらず、群馬県は福島原発の影響で放射線に関してかなり規制が厳しいと聞いています。
(農政課)
放射線に関して、市内で捕獲された有害鳥獣については、県が実施している野生鳥獣にかかる放射性物質の検査資料として提供しています。県内ではジビエとしての出荷制限が継続されています。あくまでも、人が食べるための肉についてが対象となっていて、ペットについては、放射線検査などは関係ないものとなっています。
(長原駿氏)
販売している犬猫用のおやつは、食環境衛生研究所で放射能の検査を受けています。
(記者)
確認ですが、ジビエ料理としてはまだ駄目だということで、ペットは大丈夫ということでよろしいですか。
(農政課)
農水省環境省が紹介しており、これらについては適合しているものです。
(記者)
地域の特産品化について、赤城の地域限定などで考えているのでしょうか。
(長原駿氏)
できれば、赤城山を中心にやっていければ良いと思っています。
(記者)
有害鳥獣に関しては、長原氏自身が捕獲しているのでしょうか。
(長原駿氏)
自分が捕獲することも昨年まではしていましたが、今年は猟師の手伝いをしています。
(記者)
元々赤城山エリアの出身で、今もそこで活動しているのでしょうか。
(長原駿氏)
そのとおりです。生まれも育ちも富士見町です。
(記者)
元々料理人をされていたとのことですが、例えば小さい頃から、狩猟も身近にあったのでしょうか。
(長原駿氏)
全く身近にありませんでした。
・歴史まちづくりシンポジウムを開催します
(記者)
このシンポジウムはどのようなことを行うのでしょうか。
(都市計画課)
趣旨としては、前橋市の歴史まちづくり計画に対して、12月に国からの認定を受けたので、それを記念し、改めて計画について説明するとともに、これからの前橋市の歴史まちづくりに期待することについて、有識者による基調講演やパネルディスカッションをするものです。
(市長)
歴史をどのように残していくのか、それは今を生きる私たちに責任があります。今を生きている人としての責任を果たしていたいと思います。
・市長の任期について
(記者)
市長の任期も残り1年になりました。これについて、何か考えはありますか。
(市長)
知事選挙もあり、県議選もあります。まだまだ私自身のことは考えていません。まずは、会見の冒頭で言ったように、市民に見せたいと思っていた約束を果たしている、そして今まさに少しずつみんなに見せられつつあります。その先のことは、また皆さんと相談しながら考えていきたいと思います。
(記者)
新年度は夢を見せられるような予算という話でしたが、改めてこの先どんな1年にしたいのでしょうか。
(市長)
任期満了まであと1年で忙しいですよね。約束してきたことの中で、まだまだ残っているものもあります。前橋の未来をみんなに見せ切れるように、スピードを上げていきたいと思います。
(以上で終了。)
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更新日:2023年04月07日