定例記者会見概要版(令和5年12月4日開催)
令和5年12月4日に開催された定例記者会見の要旨です。
日時
令和5年12月4日(月曜日)午後2時~2時30分
会場
市役所 4階 庁議室
動画配信(前橋市公式ユーチューブ)
1 案件説明
(1) 道の駅まえばし赤城でイルミネーションを実施します
(道の駅まえばし赤城 星野駅長)
道の駅まえばし赤城で実施するイルミネーションについて説明します。12月9日(土曜日)から2月下旬まで「MAEBASHI AKAGI ILLUMINATION 2023 ~光のテラス~」を開催します。開催時間は16時半から22時までを予定しております。
道の駅全体を大きく3つのエリアに分け、約17万球のLEDを用いたイルミネーションを無料でご体験いただくことができます。今後も毎年開催し、冬季の風物詩になればと考えております。
遊歩道に沿って約125mのトンネルの中にイルミネーションを施し、幻想的な空間を演出します。テラスでは天蓋の中に包まれているようなイメージのイルミネーションを用意します。屋外広場では、大屋根に天空のような演出を予定しております。
開催期間中は土日祝日を中心に、クリスマスやお正月、バレンタインデーなど、さまざまなイベントを開催する予定ですので、イルミネーションと合わせてお楽しみいただければと思います。開催期間中の週末は一部テナントで営業時間の延長や限定メニューの販売も予定しており、詳細は決定次第、道の駅まえばし赤城のホームページで公開します。
イルミネーションの開催に伴い、12月9日(土曜日)16時30分から点灯式を行います。一般の方も来場いただけますので、ぜひお越しください。
(2) ゾーン30プラス整備計画を策定しました【県内初】
(市長)
次はゾーン30プラスについてです。ゾーン30プラスは、国土交通省や警察庁と連携し、地域の生活道路における歩行者の安全確保のための新しい仕組みです。「プラス」というのは、30キロの速度制限に加えて、物理的な障害を設けることによって車の運転スピードを抑制しようというものです。「下川町地区」と東小学校を中心とした「東小学校地区」の2地区に設置します。地元や警察、小中学校など、さまざまな関係者の協力の下、地区内にハンプを設けたり、カラー化したりすることによって車両の速度低下を促します。
(3) 前橋いちごガイドを作成しました
(市長)
次は、前橋いちごガイドについてです。おいしいイチゴが食べられる市内の農園を紹介しています。おいしいイチゴの選び方や食べ方なども掲載しています。詳しくは資料をご覧ください。
(4) インフルエンザ感染対策のお知らせ
(市長)
次は、感染が拡大しているインフルエンザへの警戒について呼びかけさせていただきます。内容は資料に記載のとおりです。本市では15歳(中学3年生)と18歳(高校3年生相当)の予防接種に対して3,000円を補助します。受験生がインフルエンザにかからないように予防接種をしていただければと思います。
2 その他
(1) こどもフードパントリー事業で「WeSupport Family」との連携を開始しました
その他案件(1)の資料 (PDFファイル: 849.0KB)
(市長)
オイシックス・ラ・大地株式会社が運営する「WeSupport Family」からこどもフードパントリー事業に対する支援の申し入れがあり連携を開始しました。改めまして御礼申し上げます。
ご提供いただく食品の運搬については、市内の株式会社太陽運輸にご協力いただいております。この事業は、いろいろな人たちの善意や優しさが集まっています。
(2) 4つのシンポジウムを開催します
(市長)
「未来につなぐ文化財の保存と活用」、「まちづくりシンポジウム」、「データ活用で切り開く公共交通の新境地」、「新たな価値を創造する都市デザインシンポジウム」を本市主催で12月に開催します。
「新たな価値を創造する都市デザインシンポジウム」に関しては、宇都宮市で開催された中核市市長会で講演した早稲田大学の森本先生にご講演いただきます。森本先生には私から講演の依頼をさせていただきました。本市における公共交通の再評価や、都市デザインについて皆さんと考えていきたいと思っています。
3 質疑応答
(1) 道の駅まえばし赤城でイルミネーションを実施します
(記者)
県内では他にもイルミネーションを実施していると思いますが、道の駅まえばし赤城で実施する17万球のイルミネーションはどの程度の規模感なのでしょうか。
(道の駅まえばし赤城 星野駅長)
高崎駅周辺のイルミネーションが100万球、榛名湖のイルミネーションが20万球と聞いていますので、それに次ぐ規模になると思います。
(記者)
市内では最大規模ということでよろしいでしょうか。
(観光政策課)
そのとおりです。
(2) ゾーン30プラス整備計画を策定しました【県内初】
(記者)
策定は県内初と資料にありますが、今後の整備予定を教えてください。
(道路建設課)
来年度の夏から12月頃までに整備を行う予定です。この2地区は地元自治会から交通安全対策について要望があり、この制度に合致しているため整備計画を策定しました。今後についても地元自治会から交通安全対策の要望が出された地区について検討していきたいと考えております。
(記者)
来年12月に2地区とも整備が完了する予定ということでよろしいでしょうか。
(道路建設課)
そのとおりです。
(3) 前橋いちごガイドを作成しました
(記者)
前橋市のイチゴの生産・販売額や今後の数値目標などあれば教えてください。
(農政課)
農林水産省の年間農業算出額推計によると、本市の産出額は最新の令和3年が約2億1000万円で、県内では6番目、全国では177番目です。現在、具体的な数値目標はありません。
(記者)
22農園が掲載されているとのことですが、市内すべてのイチゴ農園が掲載されているということでよろしいでしょうか。
(農政課)
掲載している農園は、直売や収穫体験を行っているところです。当課で把握している生産者に声をかけ、掲載を希望した農園を掲載しています。市場への出荷のみの生産者は掲載していません。
(記者)
やよい姫というのはイチゴのブランドということでよろしいでしょうか。
(農政課)
群馬県内で栽培されているイチゴのブランドです。
(記者)
群馬県のイチゴの出荷額は関東有数なのでしょうか。
(農政課)
関東では栃木県の出荷額が日本一です。
(記者)
群馬県もイチゴの産地であるということでよろしいでしょうか。
(農政課)
群馬県もそうですが、前橋市でも最近はイチゴの新規就農者が増えています。
(記者)
前橋市がイチゴの産地であることは知られつつあるのでしょうか。
(農政課)
そのとおりです。
その他案件
(2) 4つのシンポジウムを開催します
(記者)
前橋市でLRTの構想はないということでよろしいでしょうか。
(市長)
過去に構想がありました。当時は専用線の整備など国土交通省が難易度の高い要求をしており、費用面も含めて難しいため断念した経緯がございます。
案件外の質問
桐生市における生活保護の問題について
(記者)
生活保護の問題について伺います。桐生市で1日1,000円ずつ分割支給していたと報道されています。分割支給や満額に満たない支給、求職が支給条件とされていたことが不適切であったと問題視されています。前橋市で不適切支給のような事例があるのかと、今後調査する予定があるか教えてください。また、桐生市の問題についての受け止めもお願いします。
(市長)
他の自治体で事件や事故が報道された時は、本市でそうした行為がなかったか当然チェックします。
受け止めについてですが、生活保護は暮らすための権利です。権利を請求し、市が扶助するというのは行政の当然の責任だと思います。桐生市のケースをあまり承知していませんので、桐生市をむやみに責められません。全額渡してすべて使ってしまったら困るだろうという親切心なのか。それにしては、毎回取りに来させるのは大変だろうと思います。振り込めば終わることをわざわざそのようにして行ったということに対し、なぜそのような対応をしたのか興味を持っています。
(記者)
市のチェックは既に終わっているのか、現在進行中なのか教えてください。
(市長)
私のところに報告がないため現在進行中だと思います。
(記者)
前橋市では不適切支給のような事例の報告はないということでよろしいでしょうか。
(市長)
桐生市の報道から既に1週間が経過していますので、そのような事例はないものと思います。
(以上で終了)
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更新日:2023年12月27日