前橋市建設工事等入札・契約制度検討委員会について
前橋市建設工事等入札・契約制度検討委員会について掲載しています。
1 設置の目的
建設工事及び測量、建設コンサルタント業務等に係る入札・契約制度の新たな取組等を検討するため、前橋市建設工事等入札・契約制度検討委員会を設置します。
2 委員会の概要
組織
委員会の委員は、副市長、公営企業管理者、総務部長、環境部長、農政部長、都市計画部長、建設部長、水道局及び教育委員会事務局教育次長の職にある者をもって構成されています。
検討事項
委員会は次の事項について検討を行います。
・工事等に係る新たな入札・契約制度への取組に関すること。
・工事等に係る入札・契約制度の改善に関すること。
・工事等の入札・契約制度に係る事務処理の方針に関すること。
・その他工事等に係る入札・契約制度の透明性を確保するために必要な事項
3 改善内容
この度の官製談合事件を受け、その再発防止のため、令和3年4月22日及び5月6日に前橋市建設工事等入札・契約制度検討委員会を開催し、4月26日に開催された入札監視委員会の意見を踏まえ、次のとおり入札・契約制度の見直しを行います。
1 予定価格の事前公表
職員による発注に係る秘密情報の漏えいの再発防止対策として、予定価格を事後公表から事前公表へ見直します。(ただし、特定の者を指定して契約する案件(特命随意契約)を除きます。)
なお、予定価格の事前公表については、適切な積算を行わない業者が入札に参加する等の可能性もあるため、入札者から提出される入札金額の内訳(積算内訳書)の内容を複数人でチェックするなど、確認体制の強化を図ります。
2 変動型最低制限価格制度(ランダム係数型)の導入
ランダムに発生した係数を用いて最低制限価格を決定する変動型最低制限価格制度(ランダム係数型)を導入するとともに、入札締切後に最低制限価格(調査基準価格及び失格基準価格)を算出・設定するよう見直します。
変動型最低制限価格制度とは
最低制限基礎額にランダムに発生した係数(0.995~1.005)を乗じた額を最低制限価格とするもの。入札締切後にランダム係数を決定することにより、発注者を含め誰もが入札前に最低制限価格を知り得ないものとなります。
3 実施時期
令和3年5月17日以降に発注する案件から
4 設置要綱等
前橋市建設工事等入札・契約制度検討委員会設置要綱については、前橋市ホームページの下記ページをご覧ください。
この記事に関する
お問い合わせ先
総務部 契約監理課 審査契約室
電話:027-898-6288 ファクス:027-243-3522
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
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更新日:2021年05月12日