特別職報酬等審議会(令和2年度)

審議会名

特別職報酬等審議会

会議名

特別職報酬等審議会

日時

令和2年6月10日(水曜日) 午前10時00分から午前10時55分まで

場所

市庁舎4階 庁議室

出席者

(会長)角田会長
(委員)大塚委員、狩野委員、唐澤委員、小林委員、紺委員、中島委員、野口委員、松本委員、山本委員
(事務局)山本市長、稲田総務部長、宮坂職員課長、阿久沢人事係長、福島給与厚生係長、事務局3人

議題

市長等特別職の給料について

会議の内容

1 任命辞令交付

(職員課長)

  本日は、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。私、職員課の宮坂と申します。暫くの間、進行を努めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  審議会の開催に先立ちまして、市長から審議会委員さんへの辞令交付を行わせていただきます。交付の順番につきましては、お名前の五十音順とさせていただきます。なお、お手元にお配りしております、委員名簿をご覧いただきたいと思います。
  それでは、市長が、皆様の席を回らせていただき、辞令を交付しますので、お名前が呼ばれましたら、その場でご起立をお願いいたします。

<市長から各委員に辞令交付>

2 市長あいさつ

(職員課長)

  続きまして、山本市長からごあいさつ申し上げます。

(市長)

  委員にご任命をさせていただきました皆様、誠にありがとうございます。それぞれの方々が前橋市の識見を代表する方々ばかりでございます。お知恵をお貸しいただきたいと思います。コロナの中で、様々な経済活動が困難をきたしておりますし、一人一人の市民もまた同様だろうと思います。そんな中、市税収入の減少が見込まれてもおります。市長自身、また特別職を含めまして、我々としても何らかの形で財源確保等に貢献したい、あるいは市民に対しても同じような痛みを感じている、そういう思いの中で今回、各委員の方々にお知恵をお貸しいただきたいということでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。また、コロナというもの全体につきましての様々なお考えを各委員お持ちでございましょうから、私たちにいいアドバイスをいただければと思っております。大変堅苦しい会議になるのだろうとは思いますが、せっかく各界を代表する方々にお集まりいただいているわけでございますので、それぞれが何か感じられることをお伝えいただければ、より一層ありがたいと思います。ありがとうございました。

3 自己紹介

(職員課長)

  ありがとうございました。次に、委員の皆様方につきましては、初対面の方もおありかと思います。ここで自己紹介をお願いできればと思いますのでよろしくお願いいたします。
  それでは席の順で、大塚委員さんから順次お願いできればと思います。よろしくお願いいたします。

<各委員から自己紹介>

(職員課長)

  ありがとうございました。
  続きまして、事務局より自己紹介をさせていただきます。

 <事務局から自己紹介>

4 審議会条例の説明

(職員課長)

  それでは、事務局から事前に事務連絡をさせていただきます。
  本審議会は、公開とさせていただいておりますので、傍聴の方に入っていただいております。また、会議録につきましても、後日、事務局において作成した後、情報公開コーナーと市のホームページにおいて公表をさせていただく予定でございます。あらかじめご了承をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
  続きまして、この会を進めさせていただく関係上、ここで会長の選任をお願いするわけでございますが、その前に審議会条例についてご説明させていただきたいと存じます。

(給与厚生係長)

  それでは、事務局の方からご説明をさせていただきます。お手元の資料1をご覧いただきたいと思います。
  前橋市特別職報酬等審議会条例、この条例に基づきまして、本審議会を開催させていただくものでございます。
  はじめに、第1条でございますが、設置の根本を規定したものでございまして、市長の諮問に応じ、議員報酬等の額について審議するため、前橋市特別職報酬等審議会を置くものでございます。
  続きまして、点線の枠の第2条についてでございますが、市長は、議会の議員の議員報酬の額並びに市長及び副市長の給料の額に関する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ当該議員報酬等の額について審議会の意見を聴くものとするということとなっております。
  次の第3条につきましては、委員について規定をしているものでございます。審議会は、委員10人をもって組織し、前橋市の区域内の公共的団体等の代表者その他住民のうちから、必要の都度、市長が任命いたします。先ほど市長の方から皆様の任命をさせていただきました。審議終了後は、委員の任が解かれるということとなっております。
  第4条につきましては、会長の取扱いを規定しているものでございまして、会長は委員の互選により決定し、会長に事故があるとき、又は会長が欠けたときは、あらかじめ会長の指定する委員がその職務を代理することを定めております。
  第5条につきましては、会議の開催についての規定でございます。審議会は、委員の過半数が出席しなければ、会議を開くことができないとなっております。
  第6条、第7条につきましては、記載のとおりでございます。
  審議会条例の説明につきましては、以上でございます。

5 会長選出

(職員課長)

  それでは、審議会条例第4条第1項の規定に基づきまして、互選により会長を選任したいと存じますが、どなたかご意見はございますでしょうか。

(大塚委員)

  事務局の案でお願いします。

(中島委員)

  事務局に腹案がありましたら、よろしくお願いしたいと思います。

(職員課長)

  ありがとうございます。事務局に腹案があればということでございますので、提案をさせていただきます。事務局といたしましては、前回、前々回と自治会連合会の会長さんにお願いした経過がございますので、今回も自治会連合会の会長であります角田委員さんにお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。

(全委員)

   異議なし。

(職員課長)

  ありがとうございます。異議なしのご意見をいただきましたので、角田委員さんに会長をお願いしたいと思います。角田委員さんには、会長席にお移りいただき、これ以降の進行につきましては、会長さんにお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。

<角田委員は会長席に移動>

(角田会長)

  ただ今、会長に指名されましたが、非常に不慣れでございますので、みなさんのご協力を得ながら、進行していきたいと思っております。最後までよろしくお願いいたします。

6 開会

(角田会長)

  それでは、これより特別職報酬等審議会を開会いたします。よろしくお願いいたします。

7 会長職務代理者の指定、会議録署名人の指定

(角田会長)

  では、次第によりまして、会長職務代理者と会議録署名人を指定させていただきたいと思いますが、決め方について事務局の方で何か方法があればお願いしたいと思います。

(職員課長)

  これまでの例では、委員さんの中から、会長さんが指名することとなっております。今回も会長さんにご指名いただきたいと思います。

(角田会長)

  それでは、これまでの例に倣って、私の方から指名をさせていただきます。会長職務代理者については中島委員さん、紺委員さんと野口委員さんには会議録署名人をお願いしたいと思っております。
  この案で、よろしいですか。

(全委員)

  異議なし。

(角田会長)

  それでは、そのように指名させていただきます。よろしくお願いしたいと思います。

8 諮問書の受理

(角田会長)

  次に、当局から諮問書を受理したいと思います。

(市長)

  では、会長、お願いします。
  新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う、現下の厳しい社会経済情勢を受け、市税収入の減少が見込まれるなど、本市の財政状況は非常に厳しい状況にあります。
  つきましては、歳出の削減を図るため、市長等特別職の給料を減額することについて、前橋市特別職報酬等審議会条例第2条の規定に基づき、審議会の意見を求めますので、ご審議をお願いいたします。

<市長が会長に諮問書を手渡し>

(職員課長)

  では、市長は、ここで退席させていただきます。
  なお、先ほど市長から会長さんにお渡ししました諮問書につきましては、同じ内容のものをこれから各委員さんにお配りさせていただきます。

(市長)

  それでは皆様にお時間をいただきますが、よろしくお願いいたします。

<市長退席>

9 参考資料の説明

(角田会長)

  それでは、諮問書の内容及び皆様に配布させていただきました資料について、事務局から説明をお願いしたいと思います。

(職員課長)

  それでは資料の関係につきまして、私の方から説明をさせていただきたいと思います。少しお時間をいただきますので座って説明をさせていただきます。
  まず、お配りいたしました諮問書をご覧いただきたいと思います。
  今回の諮問でございますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、現下の厳しい社会経済情勢を受け、市税収入の減少が見込まれるなど、本市の財政状況は非常に厳しい状況にありますことから、歳出の削減を図るため、市長の強い意向を踏まえ、市長等特別職の給料を減額したいというものでございます。
  従いまして、市長等特別職の給料を減額することについて、審議会委員の皆様にご審議をいただきたいというものでございます。
  次に資料1でございますが、こちらは、先ほどご説明をさせていただきました審議会の条例でございます。
  次に資料2、A3版横書きのものをご覧いただきたいと思います。市長以下特別職の給料月額の見直しに係る試算資料でございます。一番左に、特別職の職名があり、その右に現行月額として、条例で規定されている現行の給料月額がありまして、さらに、その右側が今回ご審議をいただく減額率の案でございます。
  この減額の割合につきましては、またこの後、説明をさせていただきます県内で減額措置を行っている又は今後行う予定の市の減額率、あるいは先ほど市長からお話がございましたとおり、市長の意向も踏まえまして、市長が30%の減率、副市長、教育長、公営企業管理者が20%の減率、常勤監査委員が10%の減率で試算をさせていただいたものでございます。
  この減額率案に基づき、減額をした後の給料額がその右側の数字でございます。さらに右の、現行年額の欄を見ていただきますと、(1)につきましては、給料月額の削減がなかった場合の、年間の給料の総額を、(3)につきましては、削減がなかった場合の年間の総支給額となっております。続きまして、網掛けで表示しました減額後の年額の欄に記載されている金額は、減額期間を6か月間とした場合の、減額後の年額の試算でございます。そして、いちばん右側の減額効果の欄につきましては、それぞれの特別職の減額前の現行年額と減額後の年額の差額から算出しています。
  今回の減額の案につきましては、期末手当分は減額対象としておりません。従いまして表中の(2)現行の期末手当分と(5)減額後の期末手当分の額は同額となっております。資料の減額率案とした場合、その減額効果は、市長では2,025,000円、副市長では1,080,000円、教育長では918,000円、公営企業管理者では906,000円、常勤監査委員では393,000円の減額となり、全体で5,322,000円という試算でございます。
  続きまして、資料3でございます。今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、県内12市における特別職の給料等の減額状況を調べさせていただいたものでございます。表の上段の減額の有無をご覧いただきますと、減額措置を行っている又は予定をしている市は、前橋市の他に、桐生市、太田市、館林市、渋川市、みどり市の5市がございます。次に、減額期間、条例改正の時期、減額の対象につきまして記載をさせていただきましたが、既に減額措置を行っている又は減額を予定している先ほどの5市について、減額期間は全て6か月であり、減額対象についても全て、期末手当を含めず、給料のみとなっております。
  こうしたことから、本市の減額期間及び減額対象の案ですが、減額期間は6か月、減額対象は期末手当を含まない給料のみとさせていただきました。
  また、表の下段には、減額率等として、12市における市長、副市長、教育長の状況について記載をさせていただきました。
  公営企業管理者及び常勤監査委員の職につきましては、改定又は改定予定の5市にはございませんので、省かせていただいております。
  それぞれの特別職の給料月額の欄に記載されている金額が、条例で規定されている各市の給料月額でございます。減額措置を行っている又は予定している場合には、条例の規定額からの減額率、減額する額、減額後の額を順次記載してございますが、それぞれの特別職ごとの減額率をご覧いただきますと、市長については、既に減額措置を行っている又は予定している5市の全てが3割と、同じく副市長及び教育長については2割となっています。
  こうしたことから、本市特別職のうち、市長、副市長及び教育長の減額率の案については、市長の意向も踏まえ、市長が3割、副市長及び教育長が2割とさせていただきました。
  次に資料4でございますが、前橋市の過去における特別職の給料等の減額の状況でございます。右から減額期間の古い順に記載させていただいておりまして、一番左が今回ご審議をいただく減額案でございます。表の一番上に減額を行った期間がございまして、枠の中にその期間における減額率等を記載してございます。
  ここでご覧いただきたいのは、公営企業管理者及び常勤監査委員の減額率ですが、過去の3回の減額期間におきまして、公営企業管理者の減額率はいずれも副市長及び教育長と同率となっており、常勤監査委員の減額率はいずれも副市長、教育長及び公営企業管理者の2分の1となっています。
  こうしたことから、今回の公営企業管理者の減額率は、副市長及び教育長と同率の20%、常勤監査委員の減額率は副市長、教育長及び公営企業管理者の2分の1に当たる10%という案とさせていただきました。
  資料等の説明につきましては、以上のとおりでございます。ご審議についてよろしくお願いいたします。

10 審議

(角田会長)

  ただいま職員課長の方から説明がありました。皆様の方から質問などありましたら、お願いしたいと思います。

(紺委員)

  資料4について質問します。
  過去3回の減額があったようですが、どのような事情で減額がなされたのでしょうか。今回はコロナの関係ですが、過去3回については、かなり長い間減額をしているようですが、これはどうしてでしょうか。

(給与厚生係長)

  一番右の覧の、平成16年から平成20年にかけての減額ですが、これは当時の市長が選挙公約に掲げていたという経緯がございます。
  その左の、平成21年から平成24年にかけての減額ですが、リーマンショックがございまして、全国的に厳しい経済情勢の中、財政状況が非常に厳しくなったということでございます。
そして、平成24年から平成28年についてですが、市長の公約ということもございましたし、厳しい財政状況、それから平成25年10月1日から平成26年3月31日の間につきましては、東日本大震災があり、国から、特別職及び一般職についても国に準じた給与減額の要請がありまして、一般職の職員の減額と同じ期間、市長については10%プラスして、計20%減額した経緯がございます。
  以上でございます。

(紺委員)

  ありがとうございました。

(角田会長)

  そのほかにありますか。

(中島委員)

  よろしいですか。たまたま市のホームページを見ていましたら、平成24年4月に開催された報酬審議会の議事録が掲載されておりまして、その時にある委員さんから、常勤監査委員の減額の話だと思うのですが、当時削減率が5%だったのですね。この委員さんは、仮に常勤監査委員を10%削減した場合、一般職の最高位の方とのバランスについて質問をされまして、職員課長さんは、仮に常勤監査委員を10%削減した場合、部長職が常勤監査委員を超えてしまう可能性もあるので5%の削減とさせていただいたというふうにお答えをしておりました。今回はそういうことはないという認識でよろしいのでしょうか。

(職員課長)

  今回はそういったことはありません。10%でも逆転は起こりません。

(中島委員)

  わかりました。

(角田会長)

  ほかにありますか。はい、どうぞ。

(山本委員)

  今回6か月間の減額期間ということですが、この根拠を教えていただきたいと思います。また、このような不況がずっと続いていくような場合、この6か月では済まないというようなことが起こったときに、どのように対処していくのかというところを教えてください。

(職員課長)

  まず、6か月の根拠ということですが、これについては全く根拠はありません。それぞれいろいろな自治体で減額等をやっていることでして、たまたま群馬県内で、今聞いている範囲では全て6か月ということでしたので6か月としておりますが、例えば全国的にもほかの自治体では、1年近くやっているところもあれば、1、2か月というところもございます。今回6か月とさせていただいたのは、市長の思い、あるいは県内他市の動向等踏まえまして、それに合わさせていただいているというものでございます。
  それから、2つ目にご質問いただきました、今回これで済まなかった場合ということですが、この審議会で答申いただいたものに基づいて、いったんは条例議案を6月議会に出させていただく予定です。その中では6か月間ということで提出させていただく予定ですが、またこの後、こうした状況でやはり引き続き削減が必要ということになれば、またこうした審議会を開かせていただいた上で、その額が適切であるかご審議いただきまして、それを踏まえて同じように条例議案を議会に提出するという形になります。

(角田会長)

  ほかにありますか。

(紺委員)

  資料2の一番右側の欄ですが、トータルで532万2千円の削減効果とありますが、この500万円余りのお金はなにか特別のことに使われるということでしょうか。

(職員課長)

  まず、お答えする前に、この数字に誤りがありましたので訂正させていただきたいと思います。削減効果の合計が532万2千円となっておりますが、副市長が2人おりますので、副市長の108万円という削減効果が倍になりまして、合計の削減効果の額は640万2千円となります。
  ご質問についてですが、特にこれに充ててということを今のところ決めているものではありません。まずは経費の削減を図るために、経費全体の削減を図るために下げさせていただくということでございます。

(紺委員)

  ありがとうございました。

(角田会長)

  ほかにありますか。よろしいですか。
  委員の皆さんからは、それぞれのお立場で、専門的な視点からのご意見をいろいろ頂戴いただきました。
  それでは、このあたりで、意見の集約をして、結論をださせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

(中島委員)

  その前にですね、いろいろご質問が出まして、その集約という意味合いで、質問に対する意見、発言ということでひと言よろしいですか。
  今回の諮問は、新型コロナウイルス感染症の拡大という、かつてないほどの厳しい社会経済情勢の中で、臨時的な措置として市長等の特別職の給料を減額したいというのが趣旨でございます。
  それから、地域的に近い県内の他市の状況をみますと、前橋市の案と、どの市も減額率が同率のようでございまして、期間は6か月ということも共通しております。減額対象についても全て、期末手当を含めず、給料のみとなっております。
  何よりも、前橋市の厳しい財政状況を踏まえて、市長自身が減額したいという強い意向をお持ちのようでございますので、そういう思いを汲んで、今回の答申は、事務局の案のように減額することが適当ではないかというふうに思いますので、私の意見として述べさせていただきます。

(角田会長)

  はい、ありがとうございました。
  ほかに何かありますか。よろしいですか。

(角田会長)

  それでは、中島委員さんの方からご意見がありましたけれど、今回の審議は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、現下のかつてないほどの厳しい社会経済情勢を受けて、市税収入の減少が見込まれる状況であることから、市長に、自らの給料を30%削減するなど、特別職の給料の減額をしたいという思いがあり、行うものです。
  県内他市はどうかといいますと、先ほど職員課長からも説明がありましたが、11市のうち5市が削減を予定しているようでございまして、5市については、市長は給料の30%を削減、副市長及び教育長は、給料の20%を削減するような状況のようです。
  また、公営企業管理者や常勤監査委員の減額率については、他の特別職とのバランスを勘案して、過去の例を参考に、公営企業管理者は20%、常勤監査委員については10%と考えたようです。
  こういったものをみますと、いろいろご意見をいただきましたが、本審議会としては、特別職の給料については、市長は30%、副市長、教育長及び公営企業管理者は20%、常勤監査委員は10%、それぞれ6か月間を減額することとしたい、期末手当は減額の対象に含めないという事務局の案が妥当だろうと思いますが、委員の皆さんはいかがでしょうか。ご意見がありましたらお願いします。要するに、市長が30%、副市長、教育長及び公営企業管理者が20%、常勤監査委員が10%の減額ということです。

(中島委員)

  ただいまの会長発言に異議はありません。

(角田会長)

  それでは、答申書案をこのような形でまとめさせていただいてよろしいでしょうか。

(全委員)

  はい。

(職員課長)

  それでは、事務局で答申書案を作成しますので、答申書案ができるまで暫時休憩とさせていただきたいと思います。

<休憩>

(職員課長)

  それでは、再開をさせていただきたいと思います。ただいま事務局の方から、答申書案を配布させていただきました。先ほどのご審議の内容をまとめさせていただいた答申書案になりますので、ご確認いただければと思います。
  私の方で朗読させていただきます。

(角田会長)

  よろしくお願いします。

(職員課長)

  令和2年6月10日。
  前橋市長、山本龍様。
  前橋市特別職報酬等審議会会長、角田雄二。
  市長等特別職の給料月額の改定について、答申。
  令和2年6月10日付けで諮問のあった市長等特別職の給料を減額することについて、本審議会において慎重に審議した結果、次のとおり答申します。
  記。市長等特別職の給料月額について、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う現下の厳しい社会経済情勢及び本市の財政状況を勘案すると、次のとおり減額することは、適当である。
  1、市長等の給料月額、市長、現行1,125,000円、減額後の給料787,500円、減額率30%。副市長、同じく、900,000円、720,000円、20%。教育長、同じく、765,000円、612,000円、20%。公営企業管理者、同じく、755,000円、604,000円、20%。常勤監査委員、同じく、655,000円、589,500円、10%。期末手当の額の算出の基礎となる給料月額については、減額しないものとする。
  2、減額する期間、令和2年7月1日から同年12月31日まで。
  以上でございます。
  こちらの答申書案の内容でよろしいでしょうか。

(全委員)

  はい。

(職員課長)

  それでは、市長が来られましたら、会長から答申書をお渡しいただきたいと思います。

<市長入室>

<会長による市長への答申書の手渡し>

(市長)

  ありがとうございました。

(職員課長)

  それでは、市長からひとことお願いいたします。

(市長)

  お時間いただきありがとうございました。一生懸命やっていきたいと思います。本日の答申、ありがとうございました。

11 閉会

(職員課長)

  委員の皆様、長時間に及ぶご審議、大変お疲れ様でした。
  以上をもちまして、特別職報酬等審議会を閉会といたします。本日はありがとうございました。

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更新日:2020年07月15日