下水道のあゆみ2

下水処理施設の建設へ

第二期事業に6億1600万円

昭和28年以来実施した下水道築造事業第一期計画の中で、昭和35年8月には、浸水対策を主目途とし、第3・第5排水区(岩神町、平和町、昭和町、日吉町、城東町等)を第二期事業計画として変更認可を受けて追加しました。そのため、変更追加面積415.6ヘクタールの管渠事業費として、6億1600万円を計上しました。

六供町に下水処理施設を

下水道事業の最終目標である下水処理場建設計画は、昭和35年8月に市議会の議決を受けて実施計画に入り、翌36年8月に計画人口12万人の終末処理場の築造認可を受け、事業費3億2000万円の6か年計画で着手することになりました。
旧市域の最南端に位置する六供町地区に、昭和34年7月から供用開始した衛生処理場のし尿処理施設と併設して、下水道処理施設の建設に着手。昭和36年に沈殿池等、昭和37年に沈砂池等の建設により、計画水量1日20,800立方メートルの一次処理施設の供用を開始しました(昭和37年の水洗便所の設置戸数は11戸)。

現在の水質浄化センター(六供町)

公営企業法を適用へ

昭和38年4月に、国鉄両毛線(現在のJR両毛線)以南の約180ヘクタールの区域を第三期計画事業として追加すると共に、既認可区域の見直しを行いました。中川町・天川町・岩神町の各ポンプ場の実施計画を含め、計画区域面積926.5ヘクタールとする変更認可を受けて事業に着手しました。
昭和37年度末の下水道普及面積は約200ヘクタールとなり、水洗便所の供用開始を機に下水道事業を強力に推進するため、昭和38年3月市議会において、公営企業法を適用することの議決を受けました。更に、業務遂行の強化を図るため、水道部から水道局へと機構改革を行い、衛生処理場を終末処理場に統合し、前橋下水処理場としました。

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更新日:2019年02月01日