黒い水が出るとき。

原因

給水管(本管から蛇口までの管)または配水管(本管)内のマンガンが原因と考えられます。
水道水には、極く微量ですがマンガンが含まれています。このマンガンは消毒の残留塩素で酸化されると黒色の二酸化マンガンになります。この二酸化マンガンが、給・配水管内に徐々に付着していき、水道工事等で水の流れが急激に変化すると剥離され排出されます。

対応

この現象が一時的な場合は、水道水が透明になるまで捨水し、その後の水をご使用ください。長時間にわたる場合は、現地確認が必要になりますので、浄水課までご連絡ください。
また、洗濯は衣類の黒ずみの原因となりますので、ご使用をお控えください。

参考

マンガンは人体にとって必須元素であります。成人の1日の必要量は概ね4ミリグラムとされています。
マンガンの毒性は低く、また人体への吸収も低いため、健康障害については、極めて多量に摂取したときを除き問題ありません。
水質基準は、0.05ミリグラム/リットル以下に設定されていますが、これは黒水障害の発生防止の観点から定められています。

参考資料

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水道局 浄水課 水質係

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更新日:2019年02月01日