器物等が紫色になる。

お茶の飲み残しが紫色になる。

原因

お茶やコーヒー、紅茶等の成分の一つであるタンニンと、水道水中に含まれる鉄が反応し、紫色のタンニン鉄が生成したと考えられます。
また、空気中の雑菌が、お茶等の飲み残しに繁殖し、紫色を呈したとも考えられます。

対応

タンニン鉄は有害ではありませんが、味や臭いに影響を及ぼします。紫色の原因が雑菌の可能性もありますので、飲用をさけるとともに、湯飲みの洗浄を十分に行ってください。

参考

お茶やコーヒーを入れるとき、以下のような点に留意すると、よりおいしく入れられます。

  1. 朝一番の水等、管内に長時間溜まっていた水は使わない。
    長い時間、管内に溜まっていた水は、味や臭いに影響を及ぼします。このため、朝一番の水等は避け、1,2分捨水した後の本管から供給されてくる水を利用するようにします。
  2. 鉄分の多い水は使わない。
    給水管(本管から蛇口までの管)が腐食していると、滞留している間に鉄が溶出し、タンニン鉄がより生成し易くなります。
    上記1同様、長時間、管内に滞留していた水は避け、1,2分程度、捨水した後の水をご利用ください。
  3. 塩素臭(カルキ臭)が気になる場合、十分煮沸してから使う。
    水道水を沸かすことで消毒の塩素が除去、または少なくなり、臭いを感じる程度が軽減されます。
    コーヒーメーカーを利用する場合は、煮沸したお湯を直接容器に注ぐと変形するおそれがありますので、十分冷ました後、容器にセットしてください。また、煮沸したお湯は、消毒効果がなくなっている可能性がありますので、早めの飲用をお勧めします。

ふきんが紫色になる。

原因

空気中の細菌やカビ等の雑菌がふきんに付着、繁殖し紫色を呈したと考えられます。
空気中には目には見えない数多くの雑菌が存在しています。汚れや湿気を帯びたふきんは、雑菌が繁殖しやすい状態となっています。特に梅雨時期は雑菌が繁殖しやすく、この現象がより多く見られます。

対応

ふきんを使用の都度良く洗い、十分に乾燥させることで、雑菌の付着、繁殖を防ぐことができ、ふきんの着色も抑えられます。

    

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更新日:2019年02月01日