第44回水道事業等運営審議会

審議会名

水道事業等運営審議会

会議名

第44回水道事業等運営審議会

日時

令和6年2月8日(木曜日)午前9時55分から午前11時55分まで

場所

前橋市水道局3階会議室

出席者

委員

田中会長、稲田副会長、林委員、福本委員、羽鳥委員、紺委員、高山委員、清水委員、齋藤委員、岩上委員

事務局

稲垣公営企業管理者、金田水道局長、山本経営企画課長、茂木水道整備課長、篠田浄水課長、石井下水道整備課長、蜂須賀下水道施設課長、割田経営企画課副参事、石坂経営企画課副参事、茂木経営企画課副主幹、細野経営企画課副主幹、関上経営企画課副主幹、小泉経営企画課主任、山田経営企画課主任

議題

1 令和6年度当初予算の概要

2 下水道使用料の概要

3 経営戦略について

4 その他

会議の内容

1 開会

司会:山本経営企画課長

2 委嘱状交付

稲垣公営企業管理者から委員全員に委嘱状が交付された。

3 あいさつ

稲垣公営企業管理者

4 自己紹介

委員及び水道局職員の自己紹介

5 審議会趣旨説明

事務局から前橋市水道事業等運営審議会の趣旨説明

6 会長、副会長選出

委員の互選により田中委員を会長に、稲田委員を副会長にすることが決定

7 議事

(1) 令和6年度当初予算の概要

(稲田委員)

令和4年度から有収水量が大きく減っているが、特別な理由があるか。

(事務局)

水道使用の節水、人口減少などが要因と考えられる。

(岩上委員)

下水道事業の収益的収支の収入における一般会計からの繰入金は、赤字補填のようなものか。

(事務局)

総務省が定める一般会計が負担すべき繰出基準に基づくものである。

(岩上委員)

一般会計の繰入金を単純に増やせばいいと思うがいかがか。

(事務局)

事業は、独立採算が原則である。

(齋藤委員)

事前に水道ビジョンを確認させてもらった。前橋市の水道事業の自慢できるような強みは何だと考えているか。

(稲垣公営企業管理者)

前橋市の水道水は、地下からの井戸水と利根川を利用した県央水の半々となっているが、特に井戸水は水質が良い。また、全国の事業体の中で前橋市は料金が低い事業体の15%以内に位置し、低廉で良い水を市民に提供していることが強みである。先ほど事務局から話があったが、人口減少の対策として、前橋市全体の施策も重要であると考えている。

(清水委員)

料金が安いということであるが、ネットで調べた安さのランキングでは、群馬県は47都道府県の中でも安さが6位、前橋市は群馬県内12市の中で8位である。資料作成の際は、他市の状況の比較があると理解がしやすく、審議会の議論が深まる。

(齋藤委員)

料金改定に際しては、自助努力をしていることが前提だと思う。水道ビジョンにおいて水道料金の収納率が98%とあったが、残り2%というのはどのくらいの金額か。

(事務局)

6,700万円程度である。

(齋藤委員)

大きな金額であり、もったいないと思う。収納率を上げる施策などあるか。

(事務局)

この金額は、ある時点での未収金という意味であり、全てが未収になることはない。

(稲垣公営企業管理者)

未収金というのは、その年度に収納されなかった金額であり、翌年度以降継続して徴収する。転居や死亡により収納されないことを除けば、ほぼ100%を回収している。

(2) 下水道使用料の概要

(高山委員)

経費を節減する経営のほか、他市町村でうまくいっている施策などを取り入れながら対応してほしい。

(田中会長)

県内の他市町村の料金改定の状況はどうか。

(事務局)

太田市が数年前に実施したほか、伊勢崎市が現在改定を検討中である。

(岩上委員)

汚水処理原価が上昇していくとのことで、いずれ県内で高い方になってしまうが、仕方がないことなのか。

(事務局)

県全体で施設等の更新のタイミングとなっているので、県全体で汚水処理原価は上昇していくと思われる。

(稲垣公営企業管理者)

電気や燃料などが値上がりしている。

今回は、下水道事業の現状を説明している。今後、料金等の細部を個々に議論していただくので、前橋市の現状を理解いただければと思う。

(3) 経営戦略について

(高山委員)

パブリックコメントについて、公表の仕方や期間などあると思うが、問題解決の参考に実施してはいかがか。

(紺委員)

水道料金改定の際は、実施したか。

(事務局)

実施していない。今回は、経営戦略についてパブリックコメントを実施するかどうかである。

(田中会長)

事務局案のとおり経営戦略について、パブリックコメントを実施しない方針で進めることとしたい。

<委員から異議なし>

(4) その他

事務局から次回の審議会の開催予定が4月であることが伝えられた。

 

8 閉会

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更新日:2024年02月28日