前橋版生涯活躍のまち(CCRC)について
前橋市では、人口減少問題の解決を目指し策定した県都まえばし創生プランにおいて、健康医療都市の強みを活かしたシンボル事業の一つとして、前橋版生涯活躍のまち(CCRC)構想を位置づけ、全市域を対象に、「市民誰もが、住み慣れた場所で、生きがいを持って、生涯活躍できるまち」の実現を目指すこととしています。
前橋版生涯活躍のまち(CCRC)構想について(平成28年12月)
本市で実施した基礎調査結果など踏まえ、前橋版CCRC庁内検討委員会及び前橋版CCRC構想推進協議会において検討し、前橋版生涯活躍のまち(CCRC)構想を策定しました。
前橋版生涯活躍のまち(CCRC)構想 (PDFファイル: 1.5MB)
基本方針
前橋版生涯活躍のまち(CCRC)は、東京圏からの移住者と地域住民が、共に生きがいを持って、生涯にわたり活躍できる新たな地域づくりを目指すものです。
医療・介護支援を中心とする現行の地域包括ケアシステムを軸に、地域の特性に応じた更なる生きがいづくり(就労・ボランティア活動、生涯学習、多世代交流等)の充実を図るとともに、移住促進という新たな付加価値も加えた、言わば「次世代型地域包括ケアシステム」を市全域に構築します。
東京圏からの移住者と地域住民が共に活躍することで、安心・健康・快適な生活環境を実現し、医療・介護負担の抑制を図ります。
機能イメージ
前橋版CCRC構想に係る基礎調査業務の実施結果(平成28年3月)
本調査は、前橋版CCRC構想の実現に向け、市全体を対象としたCCRCのイメージとともに、前橋赤十字病院移転後の跡地をその拠点としていくための基礎調査を行ったものです。
CCRC(シーシーアールシー)とは
CCRCとは、「Continuing Care Retirement Community(コンティニュアリング ケア リタイアメント コミュニティ)」の頭文字を取った略称です。もともとは、仕事をリタイアした人が第二の人生を健康的に楽しむまちとして、アメリカで生まれました。病院や介護施設に加え、スポーツやガーデニング、ボランティアなどさまざまな体験や活動に参加できる施設があります。居住者は必要なときに医療と介護を受けることができ、健康時から介護時、終末期まで、引越しなしで安心して住み続けることができます。
このCCRCを日本で実現しようというのが「生涯活躍のまち(日本版CCRC構想)」です。「東京圏等の元気な高齢者や中高年層(アクティブシニア)が、地方に移り住み、地域住民や多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができるような地域」づくりを目指すものです。ですから、
- 地方に移住者を呼び込む
- 元気な中高年層、高齢者(アクティブシニア)の健康寿命を延ばす
などの効果が期待されています。
関連書類
前橋版生涯活躍のまち(CCRC)構想 (PDFファイル: 1.5MB)
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更新日:2019年02月01日